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ガチョウを食べる日 [食べ物・飲み物]

これは11月11日の金曜日のマルクト市場。花屋スタンドではシクラメンや切り花のアマリリスが売られ始め、クリスマスが近いのだなあと思わされた。
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今年もジビエの季節がやってきた。大きなガチョウが売られているのを撮ったつもりが、ピントが合ってなかったわ…スマホ撮影。
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11月11日はドイツでは聖マルティンの日で、ガチョウを食べる習慣がある。なんでも聖マルティンが雪の中で半裸で凍えていた物乞いに自分のマントを半分裂いて与えた、その後司教に任命されたのだが辞退したくてガチョウ小屋に隠れ、ガチョウが騒いだために見つかってしまった、という伝説があって、それでガチョウを食べるようになったのだという。ドイツではこの時期、その伝説の野外劇があちこちで行われ、子どもたちが行灯行列をしてその劇を見に行く。
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子どもたちはその後行灯を持って聖マルティンの歌を歌いながらお店や住宅を訪ね、お菓子をもらう。つまり、仮装はしないがハロウィーンに似た習慣である。寒い時期なので、その後ヴェックマンという人型のブドウパンをココアとともにいただくそうだ。だからこの時期、パン屋さんではヴェックマンが売られる。
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めぎ家では11月11日…
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夕食にガチョウの胸肉のローストを。
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極めてオーソドックスに、赤キャベツをリンゴと甘酸っぱく煮たものと、ジャガイモ団子と。
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ああ、いよいよ冬だなあと思う瞬間。
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