ゆったりとしたそれぞれの時間：ドイツ再発見：SSブログ

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ゆったりとしたそれぞれの時間　[北ドイツの風景] [編集]

現在イースター休みの北ドイツ旅行記を連載中。

まずはD600と24-70mmレンズでの写真から。これは庭の端っこから見た義妹の家。

カエルさんはめぎが見えたと思う。

この日はとってもいい天気になり、気温は低いが日の当たるところは外に座っていられるくらいの暖かさ。と言っても、しっかりセーターとフリースなど着込んでのことだけど。お日様の光を全身で感じながら外ですっかり話し込んでいるうちのドイツ人と義妹の同居人のカレシさん。彼らは同世代でハンブルクのほぼ同じ地域で育ち、共通の話題が多く、とっても馬が合う。

あんな風に窓を開けっ放しにして換気できるのって、ここではとっても久しぶりのこと。だって、前日には雪が降っていたんだもの。

明るいところでおくつろぎですわねえ・・・こちらのぬいぐるみって、みんな鼻が高いなあ。

ね、みんな、なんとなく鼻が高い作りでしょ・・・もーきちさんも負けてないけど。

既に昨夜の灰を掃き出された薪ストーブ。

使っている薪はこういう廃材。めぎ家の前にあったポプラも、こんなふうにどこかの家の暖になってくれればいいな。

この日の朝食はブランチとなった。義妹の家では決して豪華なものは出てこない。なにしろ田舎で、珍しいものは何も売られていないのだ。素朴でシンプル。飾らないつきあいだからこそ、こうして何度も遊びに行けるのだろうな。それでも本当はイースターのブランチだからゆで卵を用意するつもりだったそうなのだが・・・

卵は姪が全て飾りに変身させてしまっていた。中身は数日前にオムレツになったらしい。

この日、基本的に外で猫ちゃんと戯れていたか外で写真を撮っていたか昼寝していたかのめぎなのだが、ちょこっとだけ家の中も撮影。この階段を上るとカレシさんの部屋。以前、まだカレシさんがここに引っ越してきていなかった頃、一度だけめぎ家は上の屋根裏部屋に泊まったことがある。天窓から月明かりが入って、幻想的だったよなあ。

一階にはリビングと・・・

向こうにキッチンとバスルーム、そしてこの写真の左側に義妹の寝室がある。めぎたちはその寝室に泊まらせてもらい、義妹はソファーベッドで寝てくれた。

うちの中も居心地いいのだけど、こう天気がいいと、うちに閉じこもってはいられないのがドイツ人。

義妹はずっと外で草刈りしていたし、うちのドイツ人と義妹のカレシさんはずっと外で話し込んでいた。（ここからD50と70-300mmズームレンズでの撮影。）
b16 D50.jpg

3時のおやつも外で。ケーキはうちのドイツ人が焼いて持ってきた林檎のタルト。

それからまためぎは色々カメラとレンズを試しまくり・・・

そこへどこかへ泊まりがけで出かけていた姪が戻ってきて伯父と楽しく料理の話などでもりあがり・・・（ドイツ人って、こんな恰好をしてまで外に座り続けるのよねえ・・・）

カレシさんも含め3人でさらに話は盛り上がり、義妹は草刈りを続けていた。（ここからまたD600と24-70mmレンズでの撮影。）

ここでめぎはどうにも眠くなってお昼寝に。起きたらストーブに火が入っていた。

この日の夕飯は姪が作ってくれた。下準備に忙しい彼女。

猫ちゃんがご飯を待っている♪

もう少し絞ればよかったわねえ。これじゃボケ過ぎて何が何だか分からないわね。

1時間ほどかけて、できあがり♪

これ、サラダの上にさつまいものベイクドポテトのようなものが乗っている。そう書くとものすごく簡単だが、まずサラダは、ルッコラやキュウリ、トマト、コーンなどは既にオリーブオイルとバルサミコのドレッシングで味をつけてあり、そこにフライパンで少し焼き色をつけてとろりとさせた羊のチーズと、フライパンで炒ったヒマワリの種と、オーブンで焼いた茶色いタイプのマッシュルームと、ちぎったイタリアの生ハムがトッピングされている。その上のさつまいもは、オーブンでベイクドポテト風に焼いた後、上だけ切って中身をフォークで潰し、それにバターと塩・胡椒を混ぜ、ミントとヨーグルトのドレッシングをかけてある。その一つ一つの手間のかけ方と斬新な取り合わせに感動。