想い出の島へ [2022-23年年末年始 ボルネオ]
今日は2022~23年の年末年始のボルネオのお話を。
ボルネオ島のコタキナバルに着いたのは12月24日の夜で、25日は近くにビールやおつまみなどの買い物に出かけただけであとはスーツケースの到着を待って部屋でのんびりし、部屋や外の庭の写真を撮ったぐらいで特に何もしなかった。26日は嵐で、プールにでも行こうと思っていたけどそれもできず一日部屋でのんびり。向こうの島が見えなくなっていた。
暇なのでめぎはホテルのマッサージに出かけた。1時間寛いで、凄くリフレッシュ。
夜は買ってきたビールとルームサービスで。実はこれ、25日の夜の撮影なのだが、全く同じルームサービスを26日もリピート。
めぎたち、ビジネスクラスで優雅に行った割にはなんだか疲れてて、最初の2日間はほぼ部屋に籠っていたのだった。せっかくはるばるボルネオまで来て時間が勿体ないと言えばそうなのだが、めぎたちにとって3回目の場所だから、どんなところか探検に行こうという気分でもなく、最初時差で疲れて何もできずにのんびりするのも含めて休暇なのだというか、歳を取ったというか、まあその両方である。以前だったら市価の10倍もするルームサービスなんてありえなかったのだが、まあいっか、と思うようになったというのも歳をとったと感じる。高いクラブカテゴリーに泊まってクラブラウンジで食べていたことを思えば、お安いものとも言えるけど。
27日もまだどんよりと曇っていたが、その日にはドイツから離島へのダイビングを申し込んであったので、予定通り出かけた。これは待ち合わせ場所。
その島へはめぎたちの泊まったホテルのハーバーから直接行ける。実はドイツから申し込まなくてもそこから直接島々へ行けるのだが、めぎたちが行きたい島へは申込制。しかも、そこはダイビング以外の申込みは受け付けていないところ。島へ渡る船には既にダイビングの機材が用意されてあった。
さあて、行ってきますわよ~
そんなわけで、いかにもダイバーって感じの人たちが乗っている。もう老人の域に達したうちのドイツ人とそれに限りなく近づいている運動音痴のめぎはハッキリ言って場違いでかなり馴染まないが、申し込んでお金を振り込んである以上はウエルカムである。
海からキナバル山が見えたのでパチリ。
上はスマホでの撮影で、下はAW130というニコンの水中カメラにて。揺れる~ということで斜め。
やっと水平に撮れた!
こうしてやってきたのは、めぎがかつてダイビングのライセンスを取ったところ。その思い出がとても懐かしく、その後どうなっているのか、かつての人たちは、かつてのダイビングの先生はどうしているのか、確かめたかったのだ。
ここの話は長々続く。
ボルネオ島のコタキナバルに着いたのは12月24日の夜で、25日は近くにビールやおつまみなどの買い物に出かけただけであとはスーツケースの到着を待って部屋でのんびりし、部屋や外の庭の写真を撮ったぐらいで特に何もしなかった。26日は嵐で、プールにでも行こうと思っていたけどそれもできず一日部屋でのんびり。向こうの島が見えなくなっていた。
暇なのでめぎはホテルのマッサージに出かけた。1時間寛いで、凄くリフレッシュ。
夜は買ってきたビールとルームサービスで。実はこれ、25日の夜の撮影なのだが、全く同じルームサービスを26日もリピート。
めぎたち、ビジネスクラスで優雅に行った割にはなんだか疲れてて、最初の2日間はほぼ部屋に籠っていたのだった。せっかくはるばるボルネオまで来て時間が勿体ないと言えばそうなのだが、めぎたちにとって3回目の場所だから、どんなところか探検に行こうという気分でもなく、最初時差で疲れて何もできずにのんびりするのも含めて休暇なのだというか、歳を取ったというか、まあその両方である。以前だったら市価の10倍もするルームサービスなんてありえなかったのだが、まあいっか、と思うようになったというのも歳をとったと感じる。高いクラブカテゴリーに泊まってクラブラウンジで食べていたことを思えば、お安いものとも言えるけど。
27日もまだどんよりと曇っていたが、その日にはドイツから離島へのダイビングを申し込んであったので、予定通り出かけた。これは待ち合わせ場所。
その島へはめぎたちの泊まったホテルのハーバーから直接行ける。実はドイツから申し込まなくてもそこから直接島々へ行けるのだが、めぎたちが行きたい島へは申込制。しかも、そこはダイビング以外の申込みは受け付けていないところ。島へ渡る船には既にダイビングの機材が用意されてあった。
さあて、行ってきますわよ~
そんなわけで、いかにもダイバーって感じの人たちが乗っている。もう老人の域に達したうちのドイツ人とそれに限りなく近づいている運動音痴のめぎはハッキリ言って場違いでかなり馴染まないが、申し込んでお金を振り込んである以上はウエルカムである。
海からキナバル山が見えたのでパチリ。
上はスマホでの撮影で、下はAW130というニコンの水中カメラにて。揺れる~ということで斜め。
やっと水平に撮れた!
こうしてやってきたのは、めぎがかつてダイビングのライセンスを取ったところ。その思い出がとても懐かしく、その後どうなっているのか、かつての人たちは、かつてのダイビングの先生はどうしているのか、確かめたかったのだ。
ここの話は長々続く。
聖ペーター&聖パウル修道院教会 [2022年秋 ヴィサンブール]
今日は2022年秋のフランスのヴィサンブールのお話を。
散歩してきて辿り着いた教会。
大きな建物で、見上げる場所によって全く形が異なる。
日時計があった。肉眼では全く確認できなかったが、影は15時半頃を指している。実際、撮ったのは15時38分だった。
教会の名前も分からず入っているのだが、とても重厚で美しい。
教会ってこういう明るいところと暗いところの差が大きく、現在のカメラの進化の恩恵をいっぱい感じる。
高いところにあるステンドグラス、綺麗なんだけどなかなか撮りにくいなぁ。
ここは聖ペーター~聖パウル修道院教会という名前で、もともとは7世紀ごろに建てられたが、今残る建物の最も古い部分は11世紀の物らしい。聖ペーター(日本語では聖ペトロと言った方がいいかも?)と聖パウロの二人の聖人を祀っているが、それも昔は別々だったらしい。場所はこちら。
12世紀ごろに歴史の改竄が行われ(中世にはそれまでの歴史が新しい支配者との間で不都合になると別の歴史を書き換えることがよくあったのだとか)、ここを7世紀に作ったのはメロヴィング王国のダゴベルト1世だという系図が作られた。それで、教会の中には彼の彫像がある。
↑と言っても、その時そのことを知っていたわけではなく、写してきたものをこれは何なのかな~と調べてみて(と言ってもせいぜいWikipediaをドイツ語とフランス語で読んだ程度だが…しかもフランス語は翻訳ソフトを利用したし)、たまたまこの銅像が見つかったので名前がわかっただけ。しかし、歴史の改竄の話はちょっと興味深い。
何が見所なのかもわからずに入っているため、アルザスで最も古いものの一つだというバラ窓は写していない。それはこちら。めぎが写してきたステンドグラスはこの写真。ぶれてる…
こちらの聖母像もちょっとぶれちゃった…
天井の造りが美しく…
床に映る影も素敵だった。
床自体は結構新しいかも。
つづく。
散歩してきて辿り着いた教会。
大きな建物で、見上げる場所によって全く形が異なる。
日時計があった。肉眼では全く確認できなかったが、影は15時半頃を指している。実際、撮ったのは15時38分だった。
教会の名前も分からず入っているのだが、とても重厚で美しい。
教会ってこういう明るいところと暗いところの差が大きく、現在のカメラの進化の恩恵をいっぱい感じる。
高いところにあるステンドグラス、綺麗なんだけどなかなか撮りにくいなぁ。
ここは聖ペーター~聖パウル修道院教会という名前で、もともとは7世紀ごろに建てられたが、今残る建物の最も古い部分は11世紀の物らしい。聖ペーター(日本語では聖ペトロと言った方がいいかも?)と聖パウロの二人の聖人を祀っているが、それも昔は別々だったらしい。場所はこちら。
12世紀ごろに歴史の改竄が行われ(中世にはそれまでの歴史が新しい支配者との間で不都合になると別の歴史を書き換えることがよくあったのだとか)、ここを7世紀に作ったのはメロヴィング王国のダゴベルト1世だという系図が作られた。それで、教会の中には彼の彫像がある。
↑と言っても、その時そのことを知っていたわけではなく、写してきたものをこれは何なのかな~と調べてみて(と言ってもせいぜいWikipediaをドイツ語とフランス語で読んだ程度だが…しかもフランス語は翻訳ソフトを利用したし)、たまたまこの銅像が見つかったので名前がわかっただけ。しかし、歴史の改竄の話はちょっと興味深い。
何が見所なのかもわからずに入っているため、アルザスで最も古いものの一つだというバラ窓は写していない。それはこちら。めぎが写してきたステンドグラスはこの写真。ぶれてる…
こちらの聖母像もちょっとぶれちゃった…
天井の造りが美しく…
床に映る影も素敵だった。
床自体は結構新しいかも。
つづく。
2月中旬のあれこれ [文化の違い]
今日はめぎの最近のお話を。
明るくなってきたドイツ。天気が良いと、光の強さを感じるようになった。
日の出はもう7時半近くにまで早くなり、朝8時50分の光も強くなったし。
日没はまだ18時前だけど、18時過ぎでもまだ明るいし。
明るいって、本当に人を幸せにする。
19時になるともうすっかり暗いけど、この日はエジプトガンたちがこんなところにいた。ああ、春だなぁ。
さて、2月と言えばバレンタイン。と言ってもめぎ家は特に何もしないし、ドイツではそんなに大々的に扱われてもいないのだが、まあバレンタインに何をするかと言えば、ドイツでは男の子が女の子に花を贈る。実はめぎ、生徒にバラを一輪もらっちゃった♪
くれたのは女の子だし、先生たちみんなにあげるみたいで花瓶にいっぱいバラを用意してたけどね~でも、職員室で見たところみんながみんなもらっているわけでもないようなので、ちょっと嬉しい♪
学校と言えば、先日エネルギービジョン2050という催しが行われた。
2日間もかけて全学年を対象に学年ごと順々に行われるディスカッション形式のイベントだったのだが、かいつまんで言えば、今からエネルギー改革をして温室効果ガスを何とか削減して問題の少ない2050年を迎えようというお話。そのためにデータを並べて提示し、すべきことは自分で考えて決めろというのが趣旨なのだが(つまり押し付けではない)、データが具体的で身につまされる。2050年までに今の温室効果ガスを95%削減しても現状維持には間に合わないとか、肉も野菜も乳製品も食べると一人一年当たり車の走行距離に換算して4500㎞ぐらい(牛肉の有無や有機かなどによって多少異なる)エネルギーを使うのに対し、肉を食べなければその約半分となり、今流行りのヴィーガンだったら629㎞、それも有機野菜だったら281㎞になるのだとか(魚の例は出てこなかったが)、温室効果に最もよくないのは飛行機なので飛行機で休暇に行くのはやめようとか、そういうことが活発に議論されていた。こういうときに、皆どんどん手を挙げて意見を言うのが流石ドイツだなあと思ったし、休暇に行くのはよくないと言われてもやっぱり行くんだろうけど、今後は遠くへ飛ぶのってだんだんと躊躇われる時代になるんだろうなという気がした。2050年と言えばめぎはまだ多分生きているのだが、ここにいる生徒たちはその頃、今のめぎよりもずっと若いのだ。彼らが飛行機で日本へも行けなくなるような時代にはしてはいけないよなあ…と、ちょっとボルネオまで飛んで行った自分を反省して色々考えてしまった…この図はこちらから。
さて、話はバーンと飛ぶが、先週木曜日から今週水曜日にかけてはカーニバル期間。小雨の降るあいにくの天気なのだが…
土曜日にパンを買いに出かけたら、なにやら小さなパレードをやっていた。見に来ている人も仮装している。パラパラでどうぞ。
ドイツ人が大真面目で羽目を外すカーニバル。大きなパレードは月曜日で、学校もお休み。めぎは見に行かずにうちでのんびりする予定。
明るくなってきたドイツ。天気が良いと、光の強さを感じるようになった。
日の出はもう7時半近くにまで早くなり、朝8時50分の光も強くなったし。
日没はまだ18時前だけど、18時過ぎでもまだ明るいし。
明るいって、本当に人を幸せにする。
19時になるともうすっかり暗いけど、この日はエジプトガンたちがこんなところにいた。ああ、春だなぁ。
さて、2月と言えばバレンタイン。と言ってもめぎ家は特に何もしないし、ドイツではそんなに大々的に扱われてもいないのだが、まあバレンタインに何をするかと言えば、ドイツでは男の子が女の子に花を贈る。実はめぎ、生徒にバラを一輪もらっちゃった♪
くれたのは女の子だし、先生たちみんなにあげるみたいで花瓶にいっぱいバラを用意してたけどね~でも、職員室で見たところみんながみんなもらっているわけでもないようなので、ちょっと嬉しい♪
学校と言えば、先日エネルギービジョン2050という催しが行われた。
2日間もかけて全学年を対象に学年ごと順々に行われるディスカッション形式のイベントだったのだが、かいつまんで言えば、今からエネルギー改革をして温室効果ガスを何とか削減して問題の少ない2050年を迎えようというお話。そのためにデータを並べて提示し、すべきことは自分で考えて決めろというのが趣旨なのだが(つまり押し付けではない)、データが具体的で身につまされる。2050年までに今の温室効果ガスを95%削減しても現状維持には間に合わないとか、肉も野菜も乳製品も食べると一人一年当たり車の走行距離に換算して4500㎞ぐらい(牛肉の有無や有機かなどによって多少異なる)エネルギーを使うのに対し、肉を食べなければその約半分となり、今流行りのヴィーガンだったら629㎞、それも有機野菜だったら281㎞になるのだとか(魚の例は出てこなかったが)、温室効果に最もよくないのは飛行機なので飛行機で休暇に行くのはやめようとか、そういうことが活発に議論されていた。こういうときに、皆どんどん手を挙げて意見を言うのが流石ドイツだなあと思ったし、休暇に行くのはよくないと言われてもやっぱり行くんだろうけど、今後は遠くへ飛ぶのってだんだんと躊躇われる時代になるんだろうなという気がした。2050年と言えばめぎはまだ多分生きているのだが、ここにいる生徒たちはその頃、今のめぎよりもずっと若いのだ。彼らが飛行機で日本へも行けなくなるような時代にはしてはいけないよなあ…と、ちょっとボルネオまで飛んで行った自分を反省して色々考えてしまった…この図はこちらから。
さて、話はバーンと飛ぶが、先週木曜日から今週水曜日にかけてはカーニバル期間。小雨の降るあいにくの天気なのだが…
土曜日にパンを買いに出かけたら、なにやら小さなパレードをやっていた。見に来ている人も仮装している。パラパラでどうぞ。
ドイツ人が大真面目で羽目を外すカーニバル。大きなパレードは月曜日で、学校もお休み。めぎは見に行かずにうちでのんびりする予定。