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夕方の街を歩きながら [2021年秋 ドイツ南西部とフランス北東部]

現在、2021年秋のフランス北東部の旅の話を連載中。

先日もちょっと書いたが、この左の教会は、モーゼル川の小島に建てることが許されたという歴史を持つプロテスタントの教会。
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出来上がったのは20世紀初頭で、ヨーロッパの教会建築としては非常に新しい。それに対し、右側の街の奥に尖塔だけ見えているのがこの街の大聖堂で、先日長々とご紹介したとおり、カトリックの由緒ある荘厳たる建築。この街は元々カトリックで、そこにやってきたプロテスタントの人たちの信仰の場所が小島に追いやられた、計画の途中では大聖堂に匹敵するような尖塔を建てることも禁じられたりしていた、と書けば、宗教のいざこざね、そんな狭いところに追いやられたプロテスタントって可哀想、となるが、そのプロテスタントの人たちが普仏戦争に勝ったプロイセンのドイツ人で、もともといた人たちはフランス人で、と書くと、また全く違って見える。とにもかくにも、15年ぐらいの間どこに建てるかもめてやっとここに落ち着いたこの左側の教会はTempel Neufといい、ネオロマネスク様式で、つまりとっても新しくてヨーロッパ的にはあまり価値がなく、さらにフランスのカトリックに対し当時の帝国ドイツがプロテスタントの威光を見せつけ、メッスをドイツ化しようという意図で建設したもので、2013年頃フランス人作家に不格好で醜いと形容されたのだとか。この情報、Wikipediaのこちらからだが、ドイツ語のサイトは説明が非常に長いのに対し、フランス語はものすごく短く素っ気ない。そんなことからも、歴史のあれこれをちょっと感じるところ。

さて、そろそろモーゼル川とお別れしてメッスの旧市街側に戻る。よく見ると、ちょっと寂れているのが分かる。
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ちゃんと機能するかな…
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光の当たっているところは綺麗に見えるが、結構薄汚れている町のようだ。
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煙突がいっぱい。
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ドイツと比べて黒人が多い。国境が近い場所だけど、国が違うんだなあと感じる。
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レストランやカフェなどのオープン率は五分五分という感じ。定休日のところもあったのかもしれないが、コロナで閉まったところが結構あったのかもしれない。
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あ、また日本が…これ、並び方、違うわね~
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