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2月も終わる [小さな出来事]

あれよあれよという間にもう今年も2か月が終わろうとしている。
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↑これ、意図したところにピントがあってはいるのだが、意図すべきところを間違ったような気がする…

この週末は結構気温が下がったのだが、でも見た感じは春めいてきている。
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雁の数も増えだしたし。
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ワンちゃんにピントを合わせればよかったな…
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色々撮ってはいるのだが、後で反省するものばかり。
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ロシアが木曜日にウクライナに侵攻した時から危惧していたことが、やっぱり土曜日から日曜日にかけて起こった。EU各国はロシアからの旅客機着陸を拒否し、ロシアへの旅客機も飛ばさない決定をし、さらにロシア上空も飛ばないことにするという。めぎ的にはまず、日本へ行くときにロシア上空を飛ばないので時間がかかるようになる。昔懐かしアンカレッジ経由か、南回りか、ということか。しかし今はどっちみち日本に行く予定はないのでその辺は暫し様子見でいいが、大いに気がかりなのが、この春にコンサート、夏にザルツブルク音楽祭で聞くつもりだったロシアのムジカエテルナが果たして予定通りヨーロッパに来られるのか、かなり微妙になってきたということである。その他、サッカーのチャンピオンズリーグの決勝戦がロシアだったのがパリに変更になったとか、スキーの世界選手権の残りの試合がロシアで開けなくなったとか、そういうことはめぎには関係ないけど早々に決まっている。

ドイツにいるめぎたちの日常生活としては、まずはもちろんガスのパイプラインがどうなるのって感じだけど、ガスはロシアがダメならアメリカから買えばいいわけで、アメリカもそれを狙っていたはずだし、高くはなるだろうが無くて大変ってっことも当座はないのではと思う。そんなことより、ドイツも数日遅れでウクライナに武器を送ることにしたというし、なんだか泥沼化しそうな感じ。ロシアがNATOに手を出したらアメリカも乗り出すわけで、そうなると核戦争にならないとも限らない。そんなことも危惧しなきゃいけないなんて、突然なんなのこの事態…ここ16年メルケルさんがふんばってきたことが、いなくなれば元の木阿弥と言うか、今やこれをなんとか収められる人も見当たらず、プーチンはどこまでやりたいのか、どこまでやったら西側も引っ込みがつかなくなることを知っててそこまでやるつもりなのか、どうなのまったく。

秋の赤い実の残る枝と、春を感じる新芽。
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赤い実の枝と新芽の枝は別の植物だと思う。毎年見ているのに、どれが何だったか思い出せない。アルツかしら私…ちょっと遠くだったので、トリミング。
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本格的な春まではまだちょっと間があるが、3月、頑張ろう…春を楽しめる状況になることを祈りつつ。
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パッとしない気分 [小さな出来事]

昨日もちらりと書いたが、今はカーニバル期間。めぎの学校では月曜日がお休みで3連休中。学校によっては先週木曜日から火曜日まで休みというところもある。しかし、その木曜日にロシアがウクライナに侵攻したので、もともとコロナでカーニバル気分でもなくパレードなども延期になっていたところに滝のように水が差し、暗雲立ち込めて重苦しい感じ。
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これは木曜日の朝の撮影なのだが、ちょうど雨が降り出すか否かといったところ。
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先日の嵐で倒れた木が片付けられていた。
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ここでも結構大きな木が倒れたのね。
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気の早い水仙が傷んでいた。
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他のは綺麗に咲けるかな。
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ドイツはロシアと勢力争いをした歴史が非常に長い。ドイツからもロシアに侵攻したことがあるが、ロシアからドイツへの第2次世界大戦末の侵攻は記憶にまだ生々しく、うちのドイツ人の父親はロシアの戦車が自分の町に進軍してきたのを体験しているし、母親も目の前で祖父が撃ち殺され、恐らくはその時に母親などが性的虐待も受けている(彼女はその辺りが記憶喪失状態で、まだ幼かった彼女自身に何が起こったのかよく分からない)。つまりドイツはロシアの進軍に非常に敏感というかトラウマ状態で、今の雰囲気は非常に重苦しい。そうでなくてもコロナで圧迫を受けてきているのに、近くで簡単に引き金を引かれては、それを目にした若者たちへの影響は計り知れない…将来、どうなるかな。

金曜日は晴れと雨を目まぐるしく繰り返す天気でフォトジェニックだったようなのだが仕事だったし、土曜日は霧で、その後晴れ間もあったけど出かける気にもならず、ここから3連休だけどどこに行く気にもならず、パッとしない気分。
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2月のめぎ家の食事 [食べ物・飲み物]

木曜日から月曜日までこちらはカーニバルなのだが、ウクライナのことでカーニバル気分も吹っ飛んで、コロナさえも吹っ飛んで、重々しい雰囲気のドイツ。すぐ横で戦争が始まったという感じなので食事を楽しむ気分でもないが、ちょっと写真が溜まったので今日は2月の食事のお話を。

2月は茶色い食事が続く季節。ま、美味しいのだけどね。これは仔牛のレバーのソテー。一緒に炒めてあるのは玉ねぎとリンゴ。
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これは骨付きトンカツとリゾット。リゾットの出汁は1月に食べたときにとっておいたムール貝の出汁。トンカツは大きいので半分は次の日のお弁当に。
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これはブレザオラという牛肉の生ハムのようなものをノヂシャ(ラプンツェル)の上にのせたサラダ。
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ノヂシャをお見せしたくて、別の日にこんな風にも撮ってみた。ドイツでは本来この時期、緑の野菜はこれしかない。ラプンツェルという童話で、身籠った女性が冬になって隣の魔女の庭に生えているこの緑のノヂシャ(ラプンツェル)を見てどうしても食べたくなって、生まれてきた赤ん坊を引き換えに食べたという、その野菜である。マルクト市場で売られているサラダ用の野菜は今、これのみ。トマトは今はマルクト市場では売られていないので、トルコ系のお店で買ったもの。
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これは、さっぱりと簡単に食べる日常食ザワークラウト。材料はこの時期にごろごろたくさん売られている白キャベツだが、うちのドイツ人は瓶詰の発酵キャベツを買ってきて手を入れている。ざるにあけてちょっと味見して酸っぱさによって量を加減しつつサッと水をかけて、それからベーコンなどと炒め煮る。今回一緒に煮ているのは、燻製豚の皮。つまり、生ハムなどが売られるときに切り落とされる皮の部分をもらってきて、それとともに煮ている。すっかり柔らかくなったコラーゲンがとても美味しい。ジャガイモは茹でてから皮を剥いたもの。
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豚の皮をもらってくると書いたが、それはいつも行っているマルクト市場の肉屋さんで、めぎ家はかなりのお得意さんなので、うちが欲しがるものをもうよく知っていて、そういうものを取っておいてくれて分けてくれるのだ。なにしろ仔牛のこんな塊を買ってこんなのを作ったりするわけだから。仔牛はいつもあるわけではなく、来週は仔牛の日だけど何か予約する?などと聞いてもくれる。
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これも酸っぱい味付けで、スライスした肉はとっても柔らかく、エリンギの歯ごたえもよく、根セロリとかパセリの根とかの味わいもよく、絶品。写真は茹でたジャガイモと盛り付けられているが、これは4日分ぐらいあって、別の日にはドイツのシュペッツレという麺と一緒に食べた。
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冬は紫キャベツもよく食べるが、これも瓶詰めを使って、うちでラードで炒めてリンゴと一緒に煮ている。ローストした鴨と、ジャガイモ団子と。
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…と書いてくると凄い肉の量だが、どれも一度作って数回に分けて食べている。肉を食べない日も実は結構ある。例えばこんな風に。これはまるごとオーブンで焼いて切り分けたカリフラワーと、ホイル包み焼きにした甘芋というサツマイモよりべちゃっとした感じの甘い芋。かかっている白いのはサワークリーム。
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これはうちのドイツ人がちょっと大きなスーパーに出向いてお総菜コーナーで買ってきてくれたもの。エビとアンチョビと山羊のチーズ入りのパプリカ。
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これはめぎの両親が送ってくれたさつま揚げと昆布巻きとすじこを食べた日。緑の野菜はトルコ系の店で買ったRapaという野菜の炒め物。小さなタコは1月にちょっと遠くの大きな魚市場に行ったときに買ってきて冷凍してあったもので、うちのドイツ人が揚げてくれた。ご飯はスペインで生産された日本米にアジア食料品店で買った雑穀を混ぜて炊いたもの。最近は雑穀の他、玄米を入れてみたり、日本から友人が送ってくれたもち麦を入れてみたりしている。
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別の日にはさつま揚げの残りをおでん風に煮てみた。小鉢は、ずっと以前に買って冷凍してあった刺身用のタイだったかを解凍して、漬け風に味付けしたもの。この日のご飯は真っ白に見えるが、玄米を混ぜて炊いたもの。
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スパゲティーなどのイタリアの麺も一週間に一度ぐらい食べる。この日はちょっと平たいのを。
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↑みなさま、今日の3枚目の写真との違い、お気づきかしら。ちょっと暗くて見えにくいが、めぎ家は椅子を新調したのだ。以前の椅子は形が気に入っていたものの、クッションが無く、適当な座布団を買って時折洗濯していたのだが、洗うと形は崩れるし、あまり気に入っていなかった。で、遠出のできないコロナの時代に皮張りの椅子を新調することに。と言っても、前に使っていた椅子もとってあるけどね。

ミートソースの挽肉は牛2豚1の割合でいつものマルクト市場で買ったもの。ルッコラはトルコ系の店で買ったもの。
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ああ、早く蝋燭の冬が終わらないかなあ…
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