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3月最後のマルクト市場と… [新型コロナウィルスのこと 2021年]

日曜日からヨーロッパは夏時間。日本との時差は7時間になる。
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ここ、桜が植えられたのね。嬉しいな。
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マルクト市場の木々はまだ裸ん坊だけど…
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人々の格好もまだ真冬だけど…
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まだ冬野菜がメインだけど…
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リーキとリーキの間に根セロリ。奥に見える赤い春の色はルバーブ。その向こうに水菜。
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そして、今年初のパプリカ。その向こうに見えるキュウリは先週から登場していたけど、パプリカはこの日が初めて。右手前には二十日大根も。
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そして、めぎの最も楽しみにしているクマネギも登場。
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ああ、やっと春になったのね。
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日本でももう報道されているように、イースターの5日間を厳しいロックダウンにするという話は国内のあちこちから法律的に間に合わない(祝日ではないので休みではなく、従って給料をだれが払うのかなど)という批判が相次いで、メルケルさんは一日でその方針を撤回し、その後ドイツは方針がめちゃくちゃだ。その間にもドイツの新規感染者数はすっかり2万人台に定着し、七日間指数も127にもなったし、今までなら再び厳しいロックダウンになったところなのだが、イースター期間中は2世帯5人までしか会ってはいけないというような厳しい決まりはあるものの、そんなのプライベートで誰が守るんだろうと思うような雰囲気だし、その他の点でも12月や1月の厳しいロックダウンには戻っていない。具体的には、食料品店や薬局以外の3月から緩和された店や美術館なども引き続き開いている…事前に予約しないと入れないし、人数制限もある仕組みだけど。レストランやカフェが閉店なのは11月から今まで全く変わっていないが。
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今までのようにサクッとロックダウンにならない訳は、自分でできる簡易コロナ検査(感染しているか否かを自分で15分で確認できる簡易検査キット)がやっと流通し、24時間以内に自分で行った検査結果がネガティブなら入場OKという決まりを作ってロックダウンにしない、という方向になっているから。その簡易コロナ検査キットはたしか1週間に1回分は無料と読んだ覚えがあるのだが、未だめぎは手に入っていないし、それ以外は買わなきゃいけないわけで、凄いビジネスだよなあ…イースター休暇が終わったら、学校では教師にも生徒にもその簡易検査を1週間に2回支給してくれるそうで、それで学校を開け続けるという予定。
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ワクチン接種の方は、1回目を終わった人がまだ10%、2回目を終わったのもまだ5%程度。12月末から始めたのに、なんというのろのろさ。明日3月29日から数が大幅に増え、明日からかイースター後からか普通の医者のところでも摂取できるようになるという触れ込みだが、本当にそれが軌道に乗るかどうかは全く不透明。かかりつけの医者に問い合わせても、まだアポイントは取れないとの返事。めぎの州で小学校以外の教師に接種するという計画もまだ無いし、いったいいつになることか。うちのドイツ人が摂取したワクチンはあのアストラゼネカだが、針を刺した部分がちょっと痛い程度で特に他に何の症状もない。2回目の予定は6月。めぎはその6月までに1回目を摂取できるのだろうか、という気がちょっとしている。
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そして最後にフィギュアスケート…羽生君のあの姿はとても悲しかった。ただただ、やるせなかった。
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イースター休みの始まり [小さな出来事]

今日は、ここ2週間に学校の行き帰りに撮りためたスマホ写真からご紹介。
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今日からめぎはイースター休み。
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どこも行けないけど、採点やら休み明けの試験や授業の準備やらがあるけれど、とにかく2週間は学校休み。人と会わないで済む。これは、自転車もライトをつけて走ろうね、というキャンペーン。
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このところ帰りがけももう真っ暗ではなくて、ずい分日が長くなったのを実感していた。これは19時15分頃の撮影。ずっと向こうに、月。
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スマホだけど、この色、綺麗だな~と。
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もう水仙も咲いたし、桜も咲き出した。
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水仙は、イースターのラッパのはずなんだけど、ちょっとお早目ね。
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この桜は早咲きの方なので、他の桜はもう少し後。
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ここ数日の日々の新規感染者数はまた2万人を超したし、七日間指数は約120になった。イースターを前に、クリスマス前と同じ状況になっている感じだが、しかも今度は変異種なのでもっと切迫しているのかもしれないようだが、ドイツはイースター中のコロナ対策をどうするかで未だあっちに決めたりこっちに戻したり誰の所為だ云々ともめている。めぎ家としてはうちのドイツ人の一回目のワクチン接種も無事終わり、とりあえず一段落という感じ。
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もうこれで、めぎが学校で感染してもうちのドイツ人にさらに移す心配が減る。完全ではないが、気休めにはなる。めぎの接種の方はいつになるかまだ全然わからないが、とりあえず2週間お休み。どこに行けるわけでもないが、ここ数週間で心身疲れ果てたので、まずはフィギュアスケートでも見てゆっくりしようと思う。その後のことは、この2週間に決まるだろう…
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<つけたし>
日々新しい結果が積み重なっていくからあっという間にこのニュースも埋没されて行ってしまうのだが、嬉しい記録として載せておこうと思う。ドイツのスポーツニュースのサイトで羽生選手が大きく取り上げられることは今までほとんどなかった。載っていても、オリンピックで金メダルを取ったから報道しているという程度の扱いでしかなかった。しかし、今回のは、わざわざ彼だけ、ドイツの選手をさておき映像まで載せている。「フィギュアスケート史上最高のショートプログラム」というタイトルで。彼のプログラムは今までも素晴らしかったけど、やっとやっとそのことが、特に曲のリズムと演技がすべて合っているという点において、フィギュアに関心のない国でも評価されたと感じで嬉しい。たぶん日本からは見られないと思うけど、リンクはこちら
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ああ、ストックホルム、行きたかったな~こんなに近いのにな…今や、外国という外国が本当に遠くなってしまったわ。
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祭壇をズームアップ [2020年夏 ザルツブルク]

今日の話は、2020年夏のザルツブルクのノンベルク修道院。

50セントでライトアップして撮影。望遠で。この子、重いわ、抱くの緊張するわ、というような顔。子どもの方も、ちょっと座り心地が…って感じかな。周りの小さい人たちも気になる。
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この祭壇、彫り物に結構表情があって興味津々。1515年のゴシック様式。
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どんなことを思いながらこれを作ったのかな。
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以下、お話を知っている人にはあああのシーンって感じだろうけど、知らないとフーンという感じなのだが…
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こういうのの…
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例えばこういう細かいところがなかなか面白くて、たくさん撮ってしまった。これは上のトリミング。
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ここまで写真を載せてきた祭壇の裏の上に、十字架。こちらは、もうくたくた…というような表情。両脇の二人は陶酔してる。
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これはその上の影。ライトアップすることでできた影。これ、もっと面白く撮ってみたかったなあ…
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ついでに後ろのステンドグラスも。1473年の作品。
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表情が祭壇と全然違うわねえ。
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ここはそんなに大きくない教会なのに、撮るものはいっぱい。でも、全然うまく撮れないところ。
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