2月後半のめぎ家の食事

今日は夕食のお話を。

これは2月中旬すぎ、まだこの鉢植えの小さな水仙を飾っていた頃。



金曜日のマルクト市場で買ったローストビーフがメイン。



ドイツで冬のサラダと言えばこれしかないラプンツェル（ノヂシャ）。トマトはトルコ系の店で買った。まあ今どきはスーパーに行けば他のサラダ菜も売っているのだが、近郊農家がやっているマルクト市場にはノヂシャぐらいしかないのだ。



でも、2月中旬にレタスに似た別のサラダ菜が売っていたので購入。トルコ系のお店で手作りを売っているトルコピザを買ってきて、オーブンでちょっと温めて…



10％の濃いヨーグルトも載せてぐるぐる。美味しかった～♪



それから、うちのドイツ人が、去年の夏の終わりにめぎ家を訪ねてきてくれた卒業生の一人（エジプト系の生徒）からレシピを教わった料理を作ってみた。潰した形で売られている乾燥ソラマメを2日間水につけ…



ミキサーで粉々にし、コリアンダーなどとこねてハンバーグ風にし…



揚げる。これ、なかなかいけた。



めぎからは、サラダか野菜の一品。これはラパという菜の花みたいな味の大きな野菜をごま油で炒めたもの。トルコ系のお店で買ったプチトマトを添えて。Inatimyさんの教えてくれた通り、プチトマトの方が味が濃くて美味しい。早くまた美味しいトマトが食べられる季節にならないかな～



それから2月最終週のある日、所用で旧市街の方へ行ったので、その近くの大きなマルクト市場で魚介料理を購入。このときの食卓には3色のヒヤシンス。今日の一枚目の写真の窓際にちらりと写っているもので、綺麗に咲いたところで終わりかけの水仙とチェンジしたのだった。



メインはマティエス（塩漬けニシン）で、その他にタコのマリネ、エビなどの魚介のサラダ、そして…



オーブン焼きしたジャガイモにサワークリームと北海エビを載せて。これが美味しいのよ～♪



最後に、肉狼さんの登場。2月最後の金曜日のマルクト市場で購入した新鮮な牛レバーを久々にFleischworf（訳すと肉狼）でぐるぐるとミンチにし…



レバー団子スープに。出汁は2月前半に作ったターフェルシュピッツという牛の煮込みのときにとったものを利用したそうだが、牛の骨と根セロリなどでじっくりととったもの。スープの深い味わいに手作りのレバー団子のふんわり感がたまらなく美味しい。



2～3月は日に日に日差しが強くなって、日の長さも長くなってきて春が近いなあって思うのに、気温はまだまだ低いし、市場にはまだ野菜の種類が少なくて根菜ばかりで、根菜は確かに美味しくていっぱい食べているのだが、写真に撮ろうとも思わないほど色合いがいつも茶色で、色鮮やかな野菜にとても飢える。3月も後半となれば春先の野菜が並ぶようになるはず…それまであともう少し。