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雨のザルツブルクを歩く [2020年夏 ザルツブルク]

現在、2020年夏のザルツブルクの話を連載中。

滞在最終日の午後1時過ぎ、再び外へ。雨が止むのを待っていたのだけど、やまないし、出発までの時間が勿体ないしということで。これ、赤いブーツぴかぴか~と思って撮ったのだが、よく見ると、傘はホテル・ザッハーのだし、柄にはザルツブルク音楽祭の紙袋を下げてるし、きっと音楽祭を見に来たお金持ちね。(ホテル・ザッハーの1泊の宿泊料はめぎのアパルトメントの4~5泊分ぐらい、部屋によっては10泊分以上。)
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何か演奏していた。この一年はこういう商売もかなり上がったりだったんだろうな。
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それでも8月は休暇の人が訪れて、多少は潤ったのだろう。
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前日に通ったあのチェスの場所を横切って…(この金の玉の上に乗っている男の人はイェーダーマンだと言われていて、このアートはStephan Balkenholの作だとのこと。)
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大きな広場に出る。ここでは毎夏、ザルツブルク音楽祭が映像で無料で公開される。
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場所はこちら。



例年は昼間はだれでも一休みがてら座っていいし、公開される夜も早い者勝ちで座っていいようになっているのだが、今年はコロナ対策がなされて中に入れないように柵でぐるりと囲われてて…
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特別な入り口もできてたし、ソーシャルディスタンスの黄色い線も引かれていた。
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上演されているのは、8月1日と2日はめぎが生でプルミエを見たオペラがここでも同時にライブ公開。それはお得感たっぷり。
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多くは昔の再演で、めぎが見て特に印象深く感銘を受けた2017年の「皇帝ティトスの慈悲」や2018年の「サロメ」、うちのドイツ人と一緒に見た2019年のバレンボイムとアルゲリッチのコンサート、めぎが妹と2018年に見た「アルジェのイタリア女」の初演の2017年のなどがラインアップされていた。
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そのプログラムを写しながら、ああ私はもう今日帰っちゃうんだな…としみじみした…
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