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滞在4日目のこと [2018-19年 ペナン島]

現在、年末年始のペナン島の話を連載中。

ペナン島滞在4日目の朝。朝7時の撮影。この夜は結構な嵐だったのだが、この日の天気はどうかな・・・
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7時15分頃もまだ薄暗かった。この日は麺の具にお豆腐があった。
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食べ終わってしばらくすると、青空が覗いてきた。これは9時頃。
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この日は10時半に例の中国系夫婦の奥さんの方にマッサージを予約していた。サンタが空から降りてきたのはこのとき。思えばこの日は12月25日。クリスマスはこの日だったのよね。
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足のマッサージのあとはホテルでゆっくりと寛いだ。どこにも行かず、昼寝と読書。うちのドイツ人はあのホーカーの猿のことなどネットで調べていた。これはめぎのお古のスマホで、彼は初めてのスマホで辞書アプリを使ったり(彼がこの旅の間に読んでいたのは英語の本で、たまに単語を調べていた)、ドイツのニュースを読んだり、旅先で行った場所や目にした動物や植物などをWikipediaなどで調べたりするのを楽しんでいた。
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彼は、こうしてWi-Fiが繋がるような旅をしていては、結局旅をする意味もないな、自分ももう終わってるよね、と自虐的に言っていた。現地でSimカードを買ったわけではなくホテルで無料Wi-Fiを繋いだだけなのだが、繋がるとどうしてもドイツのニュースを見てしまうし、送られてきたメールを読んでしまう。こうしてドイツと繋がってドイツの動向を知り、クリスマスや誕生日のお祝いをやり取りしたり仕事のメールへの返事を書いたりするのでは、結局旅に出ている意味がないと言うのだ。それならやめれば良いのだが、スマホを持っていればメッセージを見たりそれに返事をしたりするのを避けられないということを実感したのだろう。なにしろスマホはPCよりずっと手軽で、画面を見ればメールが届いているのだから。遠くの故郷の人へ思いを馳せながらハガキを送るしかなかった頃の方が、不便極まりなかったけど本当にその地にいる旅ができたように思う。
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しかし同時に、こうして滞在型のんびり休暇を過ごすには、スマホはとても便利なアイテムだった。百科事典の代わりにいつでもネットで調べ物できるし、1リンギットがユーロでいくらかとかチェックできるし(事前に見る暇がなかった)、天気予報も見られるし、地図や開店時間などもチェックできるし、めぎなどいつもよりブログをのんびり見ることができたりした。普段は飛ばし読みしているのをゆっくり読んだりして、スマホ片手に休暇の時間を楽しんだ。音楽祭に出かけたり街歩きをしたりしているいつものヨーロッパの旅とは全く違うのんびりとした時間だった。
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さて、この日は今回の旅の最初の4泊5日ペナン島滞在の最終日で、次の日から3泊4日でタイのリペ島へ行き、その後また戻ってくる予定だったので、午後はホテルに残していくスーツケースと、リペ島に持っていくリュックとに荷物を詰め直したりして過ごした。そしてまた今日も19時近くになった・・・
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あ、そろそろ夕食のお時間ね。なんだか食べて寝てスマホ見て食べて寝てばかりの繰り返しだけど、こんな何もしない時間というか時間の無駄遣いが最高のクリスマスプレゼントだったなあ。こうしてひたすらゆっくりしたおかげで秋から暮れまでの仕事の疲れもドイツからマレーシアまでの長旅の疲れも癒え、次の日からアクティブに行動し始めたのだった。
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