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2月のめぎ家の夕食 [食べ物・飲み物]

今日は月末恒例の夕食のお話を。

2月初めはボンゴレスパゲティ大人食い。
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その週末はマルクト市場で買ってきた新鮮なレバーをミンチにし・・・
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卵やパン粉やハーブや炒めた玉ねぎとベーコンなどとコネコネし・・・
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牛の髄で取った出汁とともにレバー団子スープになった。何回分あったかなあ・・・中旬まで食べたような記憶。
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これは仔牛の頬肉とデミグラスソース。大きいので半分でやめて別の日に残りを食べた。
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これは例のケールをベーコンの塊とソーセージと似た料理。ベーコンもソーセージも大きいので半分はまた別の日に。
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これは豚バラ肉の塊と例の大きなカブのスープ。白い大きめの塊はジャガイモで、カブは写真では見えにくい透き通った黄色っぽいもの。人参も入っている。
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肉ばかりで食傷気味で、これはエビをガーリック炒めにした日。一緒に食べたのはトルコピラフ。
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これはラム肉のグーラシュ。
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これは仔牛のカツレツ。お肉を叩いてもっと平たくのばすとウィーン風シュニッツェルになるのだけど、うちのドイツ人は買ったままパン粉を付けて揚げているので小さめ。と言ってもかなり大きくて、やっぱり2日に分けた。付け合せはポテトサラダ。これはウィーン風にはせず北ドイツ風。
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これは仔牛のフィレ肉のステーキ。付け合せはほうれん草のごま油炒め。白いつぶつぶは松の実。
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これはうちのドイツ人の初挑戦のパテ。
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中は鶏レバーと七面鳥のハートと豚のタン。凄い取り合わせね~ちょっとボロボロになりやすかったので次回はああしようこうしようといろいろ反省点があった模様だが、味はとても美味しかった。挟まっているオレンジが良かったな~付け合せは切ったピクルス。
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これはいつもおなじみの卵を産まなくなった雌鶏さんの鶏ガラスープ。この直前に例の漬け丼をしたので、余ったご飯にかけて食べた。白っぽいのはパセリの根。
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それからこれはミートソース。取り忘れたロリエがうまく綺麗に盛られたのでそのままパチリ。
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野菜無いなあと思われそうだが、いつもサラダも食べている。サラダは基本的に前菜として先に食べるのだが、いつもお腹空いていて写すゆとりなく撮影省略。

そしてこれは週末にめぎも一緒に作ったケーキ。
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下には洋ナシとシュペートレーゼという甘めのワインのプディング、上はちょっとキルシュヴァッサーというチェリーの蒸留酒を入れた大人の味の生クリームで、その上にココアパウダー。
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ケーキを作ったのはうちのドイツ人に来客があったから。その客はアジアには行ったことがないのでまずマレーシアから持ち帰ったタイガービールの最後の一本で乾杯。日本料理も寿司くらいしか知らないので、ちょっと白菜の漬物とあの水菜のような野菜でおひたしを作り・・・
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うちのドイツ人が角煮を作り、めぎが炊いたご飯と丼にして出した。新しい味、堪能してくれてよかった~
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こうして見ると、ホント肉ばっかりだわね。
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従妹の家で [食べ物・飲み物]

今日のお話は、2月中旬の週末にうちのドイツ人の従妹の家を訪ねたときのこと。

その家はデュッセルドルフ東部の閑静な住宅街にある。
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その週末は窓を開けられるほど暖かかった。
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17時頃到着し、アペリティフにプロセコで乾杯して、まずは料理から。この日は従妹とうちのドイツ人が一緒に料理するという集い。用意されていたのは2.8kgもの大きなラム骨付きもも肉。ちょっと大きすぎない・・・?
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こんなふうに玉ねぎを置くのって、ちょっとお洒落ね~
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いつも思うけどヨーロッパ人の野菜の切り方って日本人と全く違う。と言うか、包丁の使い方、いや、包丁の形も全く違う。ジャックナイフのようなもので切っているんだもの・・・まな板も要らないしね。
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それからラム肉の表面をオリーブオイルで焼き・・・
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薬味(ローズマリーとにんにくだったかな)をのせて・・・
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オーブンで3時間近く蒸し焼きに。オーブンに入れたのは18時くらいで、2時間くらいでできるかなとこのときは思っていたのだけど、肉が大きすぎて3時間かかった。
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オーブンに入れてから一休み。綺麗な夕焼けが見えた。
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日が沈むとスーッと寒くなったけど。
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19時頃従妹の息子がやってきて、みんなで食事開始。前菜はうちのドイツ人が作ってきた豆のサラダ。
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ひとしきり豆のサラダとワインだけでおしゃべりし(あ、息子さんはビールね)、20時20分頃サラダを食べ・・・
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ラムが焼き上がったのは21時近く。お肉、全然縮まなかったわね~こんなにどうする?
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23歳くらいの若者がいるとは言え、大人4人では半分くらいしか食べられなかったわ。
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最後はうちのドイツ人が作ってきたラズベリーのゼリーパフェ。ゼリーの上のクリームはマスカルポーネとヨーグルトのミックス。その上の黄色っぽいのはカラメル化したクルミ。クルミは去年の秋にプファルツ地方で拾ってきたもの。ああ、おなかいっぱい~~~
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仕事のこととか家族のこととかいっぱいおしゃべりして、23時頃お暇した。こういう集いが気兼ねなくできる住まいの広さ、いいわねえ。
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友人の赤ちゃん [小さな出来事]

2月前半のある日、めぎたちは友人の家を訪ねた。昨年初夏に赤ちゃんが生まれた友人のところである。
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その友人とはかつてめぎ家のホームステイをした「元学生さん」。彼女はデュッセルドルフ近くの別の町の大学の先生となり、今はその町に移り住んでいる。ドイツで修士をとってそのままドイツに住み着いた日本人のパートナーさんとの間に昨年子供が生まれた。なかなか都合が合わず、やっとこの2月になって訪問を実現したのだ。

お土産の古本を開いてあ~もじゃもじゃペーターだ~と見入る二人に対し、子供の方は紙をビリビリ楽しみピンクのリボンに心奪われ・・・
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こよなく愛してくれた。
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ね、まだ愛してる。あ、この椅子はドイツの子供の大多数が持っているというもので、成長に合わせて大人になるまで何段階にも調節できる椅子なのだそう(トリップトラップという名前だったかな・・・ドイツ人の子供ならみんな使ったことのあるものらしい)。これはデュッセルドルフ大学のかつての同僚(めぎにとっては今も同僚)が子供のお古をプレゼントしたもの。
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この日のお昼はパートナーさんがスペイン人の知り合いに教わって作ったというトマトペーストとバゲット(ちゃんと写してないけど美味しかった♪)。さらにスペイン風オムレツに生ハムも。黄色い飲み物は大量購入して持て余しているというもの。写してないけど手作りクッキーも焼き立てで美味しかったし、コーヒーを入れてくれた二人の手作りの焼き物も素敵だったな。
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日本人カップルだけどドイツに住み着きドイツで子育てすることにした彼ら。子供は1歳から保育園に入れて友人(元学生さん)は(まず1年目は半日勤務で)仕事復帰するのだそう。と言っても、保育園に早くから入れるのは、仕事に復帰するからというよりは(仕事は子供が3歳になるまでずっと育児休暇を取ることが可能なのでどうしても復帰する必要はない)、日本語で育つこの子供がちゃんとドイツで教育を受けられるよう早いうちからドイツ語を聞かせたいからなのだとか。パートナーさんの方は修士号取得後デュッセルドルフの日系企業に就職していたのだけど子供の誕生前に退職し、今は起業を目指して失業中。さらに、彼らは籍を入れていないし、今後も入れる予定はない。父親としては正式に認知し、ドイツの法律で父親も母親と同様に養育権を持つ。このように、日本から見ると異例づくしの若い彼ら。その子供は安心感満載でとっても落ち着いていて、この客訪問の時間をゆったり一緒に楽しんでいて、お父さんとお母さんが日頃リラックスしているのが伺えた。こう生きる、という二人の明確な意志が部屋中に安心感をもたらしているという気がした。

子供は手始めにうちのドイツ人にドイツ探索中。興味津々に引っ掻いていた。あ、まだあのリボン持ってるわね。
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ちょうど意思を持って物をきっちり掴むことができるようになったところだという。
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そして、口をあれこれ動かしてブシュブシュ言わせて一瞬一瞬異なる表情をしてあれこれ試しているところみたい。赤ちゃんってこんなに表情豊かなのかと面白くていっぱい写した。どれもどことなくピンぼけになっちゃったけど。
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こういうのはお決まりの比較だけど、うちのドイツ人の手と子供の足。
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いやあ、楽しかった~すっかりジジババの心境のめぎたち。この子が成人する頃、うちのドイツ人は82歳、めぎは70歳。生きてるかしら。元気でいられるかしら。自分たちの祖父母のその年齢の頃をあれこれ振り返って、生きているなら健康でいたいねぇと思う。そんなことを思う歳になったのねえ我々。
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