2週間滞在したアパルトメント [2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク]
現在数日おきに、2022年夏のザルツブルクの話を連載中。
滞在2日目、定宿に到着。

↑1408年はこの建物が建てられた年で、1958年は今の所有者(厳密に言うとその父親)がこの建物を手に入れ(恐らく改装し)、ここで商いを始めた年。
そしてめぎの部屋に到着~♪

ここには1~2階が店舗や事務所で、3~5階がアパルトメントやダブルルームとなっている。めぎがいつも借りている部屋は5階にある。その上はオーナーの住まい。予約は2泊以上からで、こちらから。

古い建物だとよく分かるのは、部屋の中にこういう段差があることだ。恐らく斜めになっているのをこうして水平に直したのだろう。

キッチン。冷蔵庫は右端に写っている化粧扉のところで、冷凍庫もある。オーブンもある本格的キッチンなのだが、ここでオーブン料理はまだしたことがない…うちのドイツ人も休暇中にそんなにしっかり料理をしようとは思わないみたいだし。でも、ちょっとスープを作ったり朝にベーコンエッグを作ったりするには、十二分のキッチンだ。

炊飯器も用意してくれている。めぎは使ったことが無いが電子レンジもあって、スーパーなどで買ってきたものを温めて食べることもできる。カプセル式のエスプレッソメーカーもあって、これはエコにどうなのという問題はさておき、カプセルを補充してくれるので、気軽にちょっとコーヒーを飲むこともできる。

ベッドルームはダブルベッドだが、最初に一週間はめぎ一人で来ると伝えてあったので、掛け布団は1枚のみ用意されてあった。うちのドイツ人が来る日から掛け布団が2枚になる。リビングにあるソファもベッドになるので(今回一緒に2日過ごした従妹によるとクッションはかなりいいらしい)、最高3人まで泊まれる。

収納はあちこちに十分にある。スーツケースを開け、荷物を全て出し、引き出しや戸棚に入れる。2週間あるので、スーツケースを空にして、暮らすように整える。そういう作業をうちのドイツ人はAnkommen(日本語で「到着」)と呼ぶが、ただ着いたのではなく本当にそこに落ち着くための儀式のような効果を成し、だんだんとこの借りているアパルトメントがめぎの部屋になる。

あ、そうそう、荷物だけど、7月に既にちらっと書いたが、ザルツブルクに到着してまずこの宿によって大きなスーツケースを預けてあり、山の上には身軽にカメラとレンズと着替えを入れたリュック一つで泊まりに行った。だから山の上から降りるときも身軽で、そのリュックも次の日まずここによってさらに預け、入室できるまであと一時間ほどだとのことだったので、カフェで過ごし、スーパーに行ってワインなどを買い込んでここに到着した。
このアパルトメントは完璧ではない。例えば、タンスは部屋のドアを閉めないと開けない。タンスの奥行きもちょっと足りなくて、ハンガーを斜めに下げないと戸が閉まらない。そんなちょっとした不便なことも含め、めぎはここがとても気に入っている。

ベッドルームから見たリビングダイニング。テレビもあるが、ほとんど使ったことはない。今年は一度だけ、女子サッカーのオーストリア対ドイツの試合を見たときだけ。

ここのいいところの一つは、玄関を入るともう一つドアがあって、この廊下が玄関から独立できること。玄関が結構広いので、そこにスーツケースを置いておくことも可能(つまり部屋の邪魔にならない)。さらに閉めようと思えばこの廊下からリビングに入るところにもドアがある。この廊下の向こうにはバスルーム。

バスルームは極めてシンプルで、シャワーのみ。しかしこのシャワーがとても快適。

そう言えばこの宿で一番高い部屋に泊まったことがあるが(コロナ一年目のこと)、そこにはバスタブがあったのに、全く使用しなかったなぁ。ホントにめぎはバスタブが要らないのだ。もともとめぎはシャワーの方が早く済むので好きなのだけど、それとは別に、ヨーロッパの水質はカルキが多くて(山のザルツブルクはそうでもないが大陸ヨーロッパの一般論として)長くお湯を浴びると肌荒れの原因になるので(だからお湯につかる場合はバスソルトを入れるのだ)、さっさと早く済ませようともしている。足の裏は日本で買った軽石を持ち歩いていて、それでシャワーの最後にごしごしすればOK。めぎはいつもまず髪から洗い、洗っている最中に反対を向いて首にシャワーのお湯がかかるようにして温まっている。すすぎもリンスも身体を洗うのも腋毛の処理も全て入れて7~8分。それでもめぎはずいぶん長くシャワーを使う人間だとドイツでは思われている…あ、日本で温泉にゆっくり浸かるのは大好きだけどね。
タオルはもちろん、シャンプー、ドライヤー、ティッシュもあるし…

トイレットペーパーとティッシュの替えもある。こうして引き出しもいっぱいあるし、棚もあって、洗面用具のみならず下着などをここに入れておくことも可能である。

こちらは人通りの多いゲトライデガッセとは反対側なので、夜中~朝は静かなのもいい。

で、スーツケースから色々出して整理している間に買っておいたワインとミネラルウォーターが(冷凍庫に入れておいたので)十分に冷え、自分で用意したウェルカムドリンクを楽しんだというわけである。
滞在2日目、定宿に到着。
↑1408年はこの建物が建てられた年で、1958年は今の所有者(厳密に言うとその父親)がこの建物を手に入れ(恐らく改装し)、ここで商いを始めた年。
そしてめぎの部屋に到着~♪
ここには1~2階が店舗や事務所で、3~5階がアパルトメントやダブルルームとなっている。めぎがいつも借りている部屋は5階にある。その上はオーナーの住まい。予約は2泊以上からで、こちらから。
古い建物だとよく分かるのは、部屋の中にこういう段差があることだ。恐らく斜めになっているのをこうして水平に直したのだろう。
キッチン。冷蔵庫は右端に写っている化粧扉のところで、冷凍庫もある。オーブンもある本格的キッチンなのだが、ここでオーブン料理はまだしたことがない…うちのドイツ人も休暇中にそんなにしっかり料理をしようとは思わないみたいだし。でも、ちょっとスープを作ったり朝にベーコンエッグを作ったりするには、十二分のキッチンだ。
炊飯器も用意してくれている。めぎは使ったことが無いが電子レンジもあって、スーパーなどで買ってきたものを温めて食べることもできる。カプセル式のエスプレッソメーカーもあって、これはエコにどうなのという問題はさておき、カプセルを補充してくれるので、気軽にちょっとコーヒーを飲むこともできる。
ベッドルームはダブルベッドだが、最初に一週間はめぎ一人で来ると伝えてあったので、掛け布団は1枚のみ用意されてあった。うちのドイツ人が来る日から掛け布団が2枚になる。リビングにあるソファもベッドになるので(今回一緒に2日過ごした従妹によるとクッションはかなりいいらしい)、最高3人まで泊まれる。
収納はあちこちに十分にある。スーツケースを開け、荷物を全て出し、引き出しや戸棚に入れる。2週間あるので、スーツケースを空にして、暮らすように整える。そういう作業をうちのドイツ人はAnkommen(日本語で「到着」)と呼ぶが、ただ着いたのではなく本当にそこに落ち着くための儀式のような効果を成し、だんだんとこの借りているアパルトメントがめぎの部屋になる。
あ、そうそう、荷物だけど、7月に既にちらっと書いたが、ザルツブルクに到着してまずこの宿によって大きなスーツケースを預けてあり、山の上には身軽にカメラとレンズと着替えを入れたリュック一つで泊まりに行った。だから山の上から降りるときも身軽で、そのリュックも次の日まずここによってさらに預け、入室できるまであと一時間ほどだとのことだったので、カフェで過ごし、スーパーに行ってワインなどを買い込んでここに到着した。
このアパルトメントは完璧ではない。例えば、タンスは部屋のドアを閉めないと開けない。タンスの奥行きもちょっと足りなくて、ハンガーを斜めに下げないと戸が閉まらない。そんなちょっとした不便なことも含め、めぎはここがとても気に入っている。
ベッドルームから見たリビングダイニング。テレビもあるが、ほとんど使ったことはない。今年は一度だけ、女子サッカーのオーストリア対ドイツの試合を見たときだけ。
ここのいいところの一つは、玄関を入るともう一つドアがあって、この廊下が玄関から独立できること。玄関が結構広いので、そこにスーツケースを置いておくことも可能(つまり部屋の邪魔にならない)。さらに閉めようと思えばこの廊下からリビングに入るところにもドアがある。この廊下の向こうにはバスルーム。
バスルームは極めてシンプルで、シャワーのみ。しかしこのシャワーがとても快適。
そう言えばこの宿で一番高い部屋に泊まったことがあるが(コロナ一年目のこと)、そこにはバスタブがあったのに、全く使用しなかったなぁ。ホントにめぎはバスタブが要らないのだ。もともとめぎはシャワーの方が早く済むので好きなのだけど、それとは別に、ヨーロッパの水質はカルキが多くて(山のザルツブルクはそうでもないが大陸ヨーロッパの一般論として)長くお湯を浴びると肌荒れの原因になるので(だからお湯につかる場合はバスソルトを入れるのだ)、さっさと早く済ませようともしている。足の裏は日本で買った軽石を持ち歩いていて、それでシャワーの最後にごしごしすればOK。めぎはいつもまず髪から洗い、洗っている最中に反対を向いて首にシャワーのお湯がかかるようにして温まっている。すすぎもリンスも身体を洗うのも腋毛の処理も全て入れて7~8分。それでもめぎはずいぶん長くシャワーを使う人間だとドイツでは思われている…あ、日本で温泉にゆっくり浸かるのは大好きだけどね。
タオルはもちろん、シャンプー、ドライヤー、ティッシュもあるし…
トイレットペーパーとティッシュの替えもある。こうして引き出しもいっぱいあるし、棚もあって、洗面用具のみならず下着などをここに入れておくことも可能である。
こちらは人通りの多いゲトライデガッセとは反対側なので、夜中~朝は静かなのもいい。
で、スーツケースから色々出して整理している間に買っておいたワインとミネラルウォーターが(冷凍庫に入れておいたので)十分に冷え、自分で用意したウェルカムドリンクを楽しんだというわけである。
2022-08-17 02:00
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コメント(8)
素敵なアパルトメントですね!
by Baldhead1010 (2022-08-17 03:21)
優雅な生活ですねぇ~ ただお風呂がシャワーだけはわたくし向きじゃないけれど^^ 夫は夏の間シャワーのみ。でもわたくしは絶対湯船につからないと駄目な人。
by mm (2022-08-17 06:28)
山の上のホテルから下のホテルに移るときの荷物とか、シャワー時の足の裏のお手入れとか、私がこれまでに質問していたことが書かれていて、ありがとうございます。
2週間滞在するのにスーツケースを空にするというのは、これは私も長期出張ではやってみようと思いました。
私なんて、2か月同じホテルに滞在したときでも、ホテルの人が掃除に入る日はスーツケースの方に毎回荷物を積めてましたよ。(もちろんキッチリとではないですが)
部屋の収納部分を使って、暮らすように自分仕様にしていけばいいんですよね。
by YAP (2022-08-17 08:34)
炊飯器が置いてあるなんて、至れり尽くせりでやすね!
by ぼんぼちぼちぼち (2022-08-17 13:25)
すごく広くて、ゆったりとしたスペースで2週間心地よく過ごせそうな。
以前我が家がオランダで住んでいた集合住宅よりもはるかに広いな^^;。
by Inatimy (2022-08-17 15:48)
とても過ごしやすそうな所ですね~!広くていいなぁ。第二の家という感じですね。私も、2泊くらいの時でもスーツケースから出して収納するのが好きです。大概は狭いので全部は無理ですが。そうすることで、そこが自分のスペースに変化する気がして落ち着きます♪
by おと (2022-08-17 19:28)
え〜 1408年に建てたんですかぁ
凄いなぁ 日本も五重塔とか歴史あるんでしょうけど
今 こうしてみても 手を入れてるにしても普通に見えますよねぇ
by (。・_・。)2k (2022-08-17 21:19)
同じ場所に2週間滞在、いいですね。色々楽しめますね。1408年に建てた建物ですか、すごいですね。
by テリー (2022-08-19 07:30)