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2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク ブログトップ
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ザルツブルク4日目 [2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク]

現在リアルタイムで2022年夏のザルツブルクの話を連載中。

4日目は暑かった。
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朝のいくらか涼しいうちに散歩&買い物がてら一か所だけ撮影。今日は聖ペーター教会を。
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白くて内装がゴージャスなここは昨日のフランツィスカーナー教会と並んでめぎが毎年何度も写しに来るところだが、今日はここで朝のお掃除をする人たちをご紹介。
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お掃除と公開が同時進行というのがヨーロッパらしさかな。
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それからお買い物。ここはお肉屋さん。
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で、例えばこんなのを買ってきて食べている。
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スーパーでカットフルーツも数種類買ってきて、こんな風に。これはスイカとメロンとマンゴー。
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さて、4日目はその後またその日の演目の予習をして過ごした。この日の会場はこの左の白い教会。これは朝のうちに撮影したもの。
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20時半からのコンサートで、始まるときにはまだ夕方みたいな光だったが、これは休憩中、21時半ごろに写したもの。
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この白い教会はコレーギエン教会といい、音楽祭のコンサート会場になっているので日中は見学できない。中はこういうゴージャスな絵があったりするが…
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基本的にシンプルで白い面積の多い教会。
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演目は17世紀の音楽で、3曲あったのだがその一つがこちら。このYouTubeのと同じ指揮者で同じ演奏者たちのコンサートだった。



指揮も演奏も別の人たちだけど、他の演目はこちらと…



こちら。コンサートではこの曲が最初の演奏だったのだが、そのソロを担当した合唱団の人のレベルが高くて、すっごーい!と感動した…ソロは、戦争に勝つために娘を犠牲にしなければならない父親と、娘。その娘役の人、とても美しかったし、天は二物を与えるんだなあとも。



指揮者の John Eliot Gardinerは80年代から古楽器を使用してきた人で、もうすっかりお年を召していたけれど、これが私の人生の集大成の一部なんですよ、というような堂々たる風格だった。60年もかけてこの合唱団を育ててきたのだという。いつも思うのだが、教会でこういうバロック音楽を聴くと、これが日本のクラシック界に決定的に欠けているんだよな…と思う。
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上のトリミング。スマホでもまあまあかな。
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ザルツブルク5日目 [2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク]

現在リアルタイムで2022年夏のザルツブルクの話を連載中。

5日目の朝。この日は6時半に目が覚め、7時過ぎに散歩へ。
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今日も暑くなるのかな。
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散歩しながら多少用足ししつつ写真撮って宿に戻り…
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9時から10時半過ぎまで宿で日本の妹とZoomをし、11時近くなってから再び外へ。今度は川を渡って新市街の方へ、今年の川は水が足りないくらい。去年?一昨年?は直前に近くで洪水があったのよね。
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向かったのは、木曜日にミラベル庭園近くで開かれている市場。
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場所はここ。



にぎわってますわ~ホント、コロナはどこ状態。日本と同じ程度には流行っているのだが、もう誰も気にしていないという感じ。メディアもコロナのことより今はガスのことばかりだし。
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こうやって簡単に切れるんだよ~みたいなの、ここにもある…というか、こういうのって日本で今もやっているのかな。
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食料品を買って戻る途中、こちらへ。
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みんなが記念撮影している超有名な場所。
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めぎはここ、それほど興味ないので素通り。
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あ、お掃除の人。
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カラヤンの生家の前には誰もいなかった。数年前までは人だかりだったのにな。
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そしてまた旧市街の方へ戻る。
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うん、記念撮影したくなる景色だわよね。でも、曇ってきたわねぇ~
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この日は気温はそれほど上がらなかったがむしむしとした一日で、夜には雷の予報。
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あ、雨降ってきた。
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めぎは昼寝したり来週のオペラの予習をしたりして午後を過ごした。この日音楽祭に行く予定はなく、宿で女子サッカー(ドイツ対オーストリア)をテレビ観戦。ドイツが勝った。オーストリアのテレビで実況の人たちが嘆くのを聞きながら見て、心が痛かった…
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ザルツブルク6日目 [2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク]

現在リアルタイムで2022年夏のザルツブルクの話を連載中。6日目というのは7月22日のこと。

滞在6日目の朝。
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夜中に雷雨があるという予報だったが、ザルツブルクでは特に何もなかった。そして、雨上がり後の清々しい空気と素晴らしい快晴に恵まれた。

この日はここへやってきた。
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ここはサウンドオブミュージックのお墓の後ろに身を隠すシーンで有名なところだが…
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めぎはお参りする場所が決まっている。
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まず、ここ。
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もちろん全然知らない人だけど、2019年にあるシーンを目撃してから、必ずここに来ている。
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その経緯はこちらをどうぞ。

そして、同様にこちらも。
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当たり前のことだけど、めぎにも必ず終わりが来る。ここに最後の最後まで通い続けられたらいいな。そして、ザルツブルクの変わらないようでいて刻々と変わっていく歴史のほんの一瞬を、めぎの一瞬の歴史の一部にしたい。
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この後は食料品を買って宿に戻り、またのんびりと過ごした。オペラの予習をしていたら途中で停電になっちゃって、1時間ぐらいあららどうしましょだったけど、それじゃ本でも読みましょと切り替えていたら復活したし。

そして、18時半ごろ。ここからはスマホで。ここは大聖堂の中で、これからコンサートが始まるところ。
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やっぱりドームってすごくゴージャスね。
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この日のコンサートは音楽祭の祝祭プログラムの一つで、入場料は無料。教会音楽の夕べという名前がついていて、100人のザルツブルクの人たちによる合唱団と大聖堂オーケストラの人たちとプロのオルガニストと4人の声楽家によるコンサートで、演目は16世紀のものからハイドンやモーツァルト、さらに現代(と言っても1940~60年代)の曲。普通の音楽祭のコンサートとは全く異なるレベルだが、非常に心のこもった演奏。
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聞きに来ているのはめぎが一番若いぐらいの年齢の人たちばかり。
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オルガニストの演奏が他の曲と比べて長かったな…プログラムによると、ウィーンの聖シュテファン大聖堂のオルガニストのようだから、腕前を張り切って披露してくれたのかもしれない…
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大聖堂の外の広場では軍隊&警察の音楽隊の野外パレードコンサートをやっていた。実はこの音が大聖堂の中まで聞こえてきて、曲と曲の切れ目でその音がこだましてちょっとむむむだった。
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帰りがけの別の広場では、民族衣装を着た人たちがダンスを披露していた。
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その他にもあちこちから音が聞こえて来てて、様々な広場を会場としていろんな催しをやっていたようだ。めぎは行かなかったけど、大聖堂の隣の広場ではその後松明の踊りとやらをやったりグロッケンシュピールを特別にやったりしていたようだ。このように、現在ザルツブルクは音楽祭の祝祭モードかつ観光客の休暇モードに溢れている。まるでコロナの2年間を一気に取り戻そうとしているかのように。
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