メンヒスベルクからザルツブルクを眺める [2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク]
現在数日おきに、2022年夏のザルツブルクの話を連載中。
従妹と3人の時間の2日目、朝一でメンヒスベルクに昇り、朝8時にこの景色を見た。

今いるところはこの辺。
朝8時にここに昇るエレベーターが動き始めるので、それを使用。有料で、片道2.8ユーロ。めぎはいつも自分の足で登ってくるのだけど、うちのドイツ人と従妹はエレベーターがいいというし、この日は11時にコンサートの予定が入っていたので、無理せずエレベーターにした。

この絶景に従妹は大満足。

それからちょっと森を抜けて…

こんな塔のあるところまでやってきた。向こうの山も見える。

こっちの山も見える。

場所はこちら。最初の地図から少し下へスクロールしたところ。
そこから城壁沿いに歩いて反対側の市街地を見下ろすところへ移動。場所はここ。すぐ上の地図からほんのちょこっと上へスクロールしたところ。
景色はこちら。これはめぎたちの宿のある通り。

さっきの場所と見える景色が同じようでいて角度が若干違うのが楽しい。

今いるところは、めぎが今回のザルツブルク滞在の初日に泊まったユースの宿のあるところ。右のこの石壁の中に泊まったのだった。

つづく。
従妹と3人の時間の2日目、朝一でメンヒスベルクに昇り、朝8時にこの景色を見た。
今いるところはこの辺。
朝8時にここに昇るエレベーターが動き始めるので、それを使用。有料で、片道2.8ユーロ。めぎはいつも自分の足で登ってくるのだけど、うちのドイツ人と従妹はエレベーターがいいというし、この日は11時にコンサートの予定が入っていたので、無理せずエレベーターにした。
この絶景に従妹は大満足。
それからちょっと森を抜けて…
こんな塔のあるところまでやってきた。向こうの山も見える。
こっちの山も見える。
場所はこちら。最初の地図から少し下へスクロールしたところ。
そこから城壁沿いに歩いて反対側の市街地を見下ろすところへ移動。場所はここ。すぐ上の地図からほんのちょこっと上へスクロールしたところ。
景色はこちら。これはめぎたちの宿のある通り。
さっきの場所と見える景色が同じようでいて角度が若干違うのが楽しい。
今いるところは、めぎが今回のザルツブルク滞在の初日に泊まったユースの宿のあるところ。右のこの石壁の中に泊まったのだった。
つづく。
ザルツブルクを眺める~その2~ [2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク]
現在数日おきに、2022年夏のザルツブルクの話を連載中。
今日の話は先日の続きで、うちのドイツ人と従妹と3人で朝早起きして岩山の上からザルツブルクを眺めているところ。

ここからの景色に別れを告げて…

城壁の反対側へ。

そこはめぎが今回のザルツブルク滞在で最初に1泊だけしたユースのような宿。泊まったのは一番右の古い塔の中。それ以外の部屋は大きな建物の中。

その宿の前からも景色が見えるのだが、緑も茂っているので真下は見えない。

可愛い花が咲いていた。

場所はこちら。もしここまで来たのなら、この宿の反対側へ抜けて地図上ちょっと上に行ったところから見た方がいい。
めぎたちはその宿のところを後にして、次のビューポイントまで移動。そこから見下ろすと、祝祭劇場の手前のカラヤン広場の前の交差点が見える。

ここからホーエンザルツブルク城塞を見るのは難しい。

場所はこちら。さっきの場所の少し下。
今日の話は先日の続きで、うちのドイツ人と従妹と3人で朝早起きして岩山の上からザルツブルクを眺めているところ。
ここからの景色に別れを告げて…
城壁の反対側へ。
そこはめぎが今回のザルツブルク滞在で最初に1泊だけしたユースのような宿。泊まったのは一番右の古い塔の中。それ以外の部屋は大きな建物の中。
その宿の前からも景色が見えるのだが、緑も茂っているので真下は見えない。
可愛い花が咲いていた。
場所はこちら。もしここまで来たのなら、この宿の反対側へ抜けて地図上ちょっと上に行ったところから見た方がいい。
めぎたちはその宿のところを後にして、次のビューポイントまで移動。そこから見下ろすと、祝祭劇場の手前のカラヤン広場の前の交差点が見える。
ここからホーエンザルツブルク城塞を見るのは難しい。
場所はこちら。さっきの場所の少し下。
カフェで朝食 [2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク]
現在数日おきに、2022年夏のザルツブルクの話を連載中。
ザルツブルクの綺麗な景色を見ながら降りてきて…

市が立つ前の朝のお掃除の広場を横切って…

めぎたちはカフェで朝食を頂いた。

かなりボリュームのあるところ。たっぷりのスクランブルエッグからアプリコットジャムまで、美味しく堪能。

場所はこちら。
座っていた席から見えた景色。

こんな場所にある。ここを入って上っていく人はここの住民かここに仕事に来た人。住んでみたいなぁ。

従妹と3人の休日はこの日この後宿に戻って一息ついて着替えてコンサートに行き、戻ってお昼は抜いて早めに夕食に出かけ、最後にちょっと散歩した。従妹はその次の日の夜明け前に宿を出て、朝一の飛行機ででデュッセルドルフへ戻っていった。その話は既にライブブログで書いたので割愛。次回からはめぎとうちのドイツ人の二人きりのザルツブルクでのお話を。
ザルツブルクの綺麗な景色を見ながら降りてきて…
市が立つ前の朝のお掃除の広場を横切って…
めぎたちはカフェで朝食を頂いた。
かなりボリュームのあるところ。たっぷりのスクランブルエッグからアプリコットジャムまで、美味しく堪能。
場所はこちら。
座っていた席から見えた景色。
こんな場所にある。ここを入って上っていく人はここの住民かここに仕事に来た人。住んでみたいなぁ。
従妹と3人の休日はこの日この後宿に戻って一息ついて着替えてコンサートに行き、戻ってお昼は抜いて早めに夕食に出かけ、最後にちょっと散歩した。従妹はその次の日の夜明け前に宿を出て、朝一の飛行機ででデュッセルドルフへ戻っていった。その話は既にライブブログで書いたので割愛。次回からはめぎとうちのドイツ人の二人きりのザルツブルクでのお話を。
ザルツブルクでうちのドイツ人と [2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク]
現在数日おきに、2022年夏のザルツブルクの話を連載中。
ザルツブルクにはめぎは全部で2週間ほど滞在。その中間あたりでうちのドイツ人が彼の従妹を連れてやってきて週末を一緒に過ごしたのだが、従妹は2泊しただけで3日目の未明にデュッセルドルフへ戻っていった。その後の1週間、2人で過ごしたときの話は既にライブブログで書いたので、もうほとんど書くことがない。オペラやコンサートの話も書いたし、たまに外へ食べに行った時の話も全て書いてしまったし。
これは従妹が帰った日の朝の撮影。彼女がいた間は曇りがちだったのだが、帰ってからこんなに綺麗な光が差すなんて。

二人での夕食。この日の夜のコンサートに備えて18時ごろ。買ってあったお惣菜は、揚げた魚(多分ニジマス)のマリネとエビのサラダと生ハム。うちのドイツ人が自宅で作って持ってきてくれたガスパッチョの残りと一緒に。ワインは炭酸水で割ったもの。夏にはこれが口当たり良くていい。

二人でいた間もほとんど買ってきたパンとお惣菜で朝昼晩を過ごした。特にオペラやコンサートに行く日は夜に食べに行く暇がないし、昼は暑くて出かけたくないし、朝は外に食べに行くと量が多いのでうちで軽く済ませることの方が多かったのだ。これはうちのドイツ人が好んで買いに行ったマルクト市場のパン屋で…

ここはマルクト市場のお惣菜屋さん。


この豚のバラ肉のニンニク風味ローストがものすごく美味しかった。

さて、いつもザルツブルクで絵葉書を買ってドイツや日本に送るのだが、この絵葉書の写真が気に入って…

どうやったら撮れるのかと見に行った。このときはフルサイズに40㎜単焦点しか持ってなかったのでこう写したのだが…

あとでトリミングして明るく仕上げてみた。そうか、この辺りからちょっと持ち上げて望遠を使えば撮れるってことね。

晴れた日の夕方(光がこの方向に差し込む時間帯)に写しに行きたいなと思っていたが、その時間はオペラやコンサートの前で出歩く時間がなく、時間があるときは晴れていなかったりして、結局今年は撮れなかった。来年以降の宿題である。
この通りのこっち側に光が当たるのは朝。朝には時間があるんだけどねぇ…
ザルツブルクにはめぎは全部で2週間ほど滞在。その中間あたりでうちのドイツ人が彼の従妹を連れてやってきて週末を一緒に過ごしたのだが、従妹は2泊しただけで3日目の未明にデュッセルドルフへ戻っていった。その後の1週間、2人で過ごしたときの話は既にライブブログで書いたので、もうほとんど書くことがない。オペラやコンサートの話も書いたし、たまに外へ食べに行った時の話も全て書いてしまったし。
これは従妹が帰った日の朝の撮影。彼女がいた間は曇りがちだったのだが、帰ってからこんなに綺麗な光が差すなんて。
二人での夕食。この日の夜のコンサートに備えて18時ごろ。買ってあったお惣菜は、揚げた魚(多分ニジマス)のマリネとエビのサラダと生ハム。うちのドイツ人が自宅で作って持ってきてくれたガスパッチョの残りと一緒に。ワインは炭酸水で割ったもの。夏にはこれが口当たり良くていい。
二人でいた間もほとんど買ってきたパンとお惣菜で朝昼晩を過ごした。特にオペラやコンサートに行く日は夜に食べに行く暇がないし、昼は暑くて出かけたくないし、朝は外に食べに行くと量が多いのでうちで軽く済ませることの方が多かったのだ。これはうちのドイツ人が好んで買いに行ったマルクト市場のパン屋で…
ここはマルクト市場のお惣菜屋さん。
この豚のバラ肉のニンニク風味ローストがものすごく美味しかった。
さて、いつもザルツブルクで絵葉書を買ってドイツや日本に送るのだが、この絵葉書の写真が気に入って…
どうやったら撮れるのかと見に行った。このときはフルサイズに40㎜単焦点しか持ってなかったのでこう写したのだが…
あとでトリミングして明るく仕上げてみた。そうか、この辺りからちょっと持ち上げて望遠を使えば撮れるってことね。
晴れた日の夕方(光がこの方向に差し込む時間帯)に写しに行きたいなと思っていたが、その時間はオペラやコンサートの前で出歩く時間がなく、時間があるときは晴れていなかったりして、結局今年は撮れなかった。来年以降の宿題である。
この通りのこっち側に光が当たるのは朝。朝には時間があるんだけどねぇ…
サウンドオブミュージックの世界~ノンベルク修道院教会 [2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク]
現在数日おきに、2022年夏のザルツブルクの話を連載中。
曇りのある日、ここにやってきた。

赤い尖り屋根のノンベルク修道院教会である。あのサウンドオブミュージックのマリアがいた修道院ね。

場所はこちら。
外に並んでいるお墓の一つを撮ってみた。ずいぶん新しく見えたし、ここにあるお墓はここの修道女とか修道院長のなのかなと思っていたけど…

亡くなったのは1959年で、ベネディクト修道会神学院の学長(男性)のだった。

この絵がその教えとどう関係しているのかまでは分からなかったけど。

さて、中に入るとまずこんな空間。かなり暗くて肉眼ではこの絵が見えないのだが、今時のカメラはここまではっきり明るく写る。

こちらも。

いつも撮っているこの聖像にこんにちは。

後ろを振り向いて上の方を。

そして、いつものように50セントを入れて(ここは50セントを入れればしばらく点灯するようになっている)ライトアップして祭壇を。
曇りのある日、ここにやってきた。
赤い尖り屋根のノンベルク修道院教会である。あのサウンドオブミュージックのマリアがいた修道院ね。
場所はこちら。
外に並んでいるお墓の一つを撮ってみた。ずいぶん新しく見えたし、ここにあるお墓はここの修道女とか修道院長のなのかなと思っていたけど…
亡くなったのは1959年で、ベネディクト修道会神学院の学長(男性)のだった。
この絵がその教えとどう関係しているのかまでは分からなかったけど。
さて、中に入るとまずこんな空間。かなり暗くて肉眼ではこの絵が見えないのだが、今時のカメラはここまではっきり明るく写る。
こちらも。
いつも撮っているこの聖像にこんにちは。
後ろを振り向いて上の方を。
そして、いつものように50セントを入れて(ここは50セントを入れればしばらく点灯するようになっている)ライトアップして祭壇を。
ノンベルク修道院教会~その2~ [2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク]
現在数日おきに、2022年夏のザルツブルクの話を連載中。
ここはサウンドオブミュージックのマリアのいたノンベルク修道院の教会。

祭壇を50セントでライトアップして写しているところ。

細かいところをクローズアップして色々撮ったが、きりが無いので…

これだけにしておく。

それほど立派ではないのだが、一つ一つの像の表情が妙に物悲しくて気になる祭壇。

ここで礼拝などをしているのは見たことがない。いつやっているのかな。

後ろ側の壁画も50セントでライトアップできる。

これで教会を後にして、そこからの眺めをパチリ。

いつもは門のところ(サウンドオブミュージックで子どもたちがマリアに会いに来るシーンの鉄門)の影など撮ったりもしているが、この日は日が射していなかったので何も撮らず、あの緊迫した車で逃亡のシーンの場所のみ撮影。

そして、そこからザルツブルクの町に戻る途中、マリアが見下ろしていた場所でもパチリ。
ここはサウンドオブミュージックのマリアのいたノンベルク修道院の教会。
祭壇を50セントでライトアップして写しているところ。
細かいところをクローズアップして色々撮ったが、きりが無いので…
これだけにしておく。
それほど立派ではないのだが、一つ一つの像の表情が妙に物悲しくて気になる祭壇。
ここで礼拝などをしているのは見たことがない。いつやっているのかな。
後ろ側の壁画も50セントでライトアップできる。
これで教会を後にして、そこからの眺めをパチリ。
いつもは門のところ(サウンドオブミュージックで子どもたちがマリアに会いに来るシーンの鉄門)の影など撮ったりもしているが、この日は日が射していなかったので何も撮らず、あの緊迫した車で逃亡のシーンの場所のみ撮影。
そして、そこからザルツブルクの町に戻る途中、マリアが見下ろしていた場所でもパチリ。
ザルツブルク音楽祭詣での総括 [2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク]
2022年夏のザルツブルクの話は本日最終回。

2週間ほど滞在して今年も目一杯楽しんだザルツブルク。

いや、楽しんだというよりは、いつも通りほぼ何もせず音楽中心の生活を送ったという感じかな。ここは元祖モーツァルトクーゲルのお店なのだけど、夏にチューリップ、ちょっと不思議。

音楽祭の話はライブブログでほとんど書いてしまった。だから、繰り返しになる部分もあるが、あれから3か月以上経って今振り返って思いつくことをオペラのことのみしたためて、今年のザルツブルクの話の終わりとしようと思う。
まずはめぎの大好きな指揮者クルレンツィスと大好きな演出家カステルッチのオペラから。バルトークの「青髭公の城」というオペラと、カール・オルフの「時の終わりの劇」。これに関しては、収録されなかったので映像はない。青髭の方は舞台がほぼ真っ暗で燃える火の光とエロチックで孤独な雰囲気が非常に印象的な演出で、あの演出がもう二度と見られないというのはとっても残念。これはその青髭のカーテンコール。スマホ撮影でホント暗くてブレブレだけど。青髭のあらすじや概要はこちら。

時の終わりの方も、1973年のザルツブルク音楽祭での初演以来ほぼ上演される事の無い作品だというし、当時のカラヤン指揮の映像もないし、今回のも映像が残されなかったのは本当に残念。あらすじや概要はこちら。

特に、マーラー・ユーゲント管弦楽団の若者たちの迫真の演奏は残してあげたかったなと思うし、特別に大規模な編成のオーケストラが必要な劇だから今後もまたなかなか上演されないだろうと思うので、ホント勿体ない…めぎはゲネプロと初演の2回見たのだが、それでも全てを見つくせたとは言い難く、もう一度見て確認したいことがいっぱい残っている。でも、2回も見られたってことに感謝しなくちゃね。

オーストリアのラジオではライブ放送があって、それが7日間オンデマンドになっていたのでめぎは音源をダウンロードできたのだが、それがあるだけでも幸せで、皆様にはそれすらない。あとは抜粋だがザルツブルク音楽祭がアップしてくれているこの映像のみ。最初に話をするのが演出家カステルッチで、その後話をするのが指揮者クルレンツィス。字幕を日本語にも英語にも代えられるし、ぜひ雰囲気を見ていただきたいが、再生すると最初に凄い音が鳴るのでどうぞご注意を。
次に、プッチーニの3部作。これは最初のジャンニ・スキッキのカーテンコール。

普通の3部作の順番とは異なる順で上演されたのだが、2つ目の「外套」は写していない。3つめの「修道女アンジェリカ」がびっくりの感動作で、グリゴリアンというソプラノ歌手の素晴らしさを堪能した。文句なく今回の音楽祭のハイライトだった。

この映像は多々ある。テレビ放映されたからだ。まずは音楽祭の公式の抜粋から。話しているのは演出家のクリストフ・ロイ。彼のシンプルで簡潔な演出はめぎ好み。2020年と21年に上演されたモーツァルトのコジ・ファン・トゥッテも彼の演出でとても良かったし。映像には出てこないけどウェルザー=メストの指揮もよかった。当時の批評では、(ここ数年リヒャルト・シュトラウスのオペラの指揮で脚光を浴びていた)ウェルザー=メストはプッチーニもシュトラウス風に指揮していたなどと書かれていたが、めぎ的にはそんな風には感じなかった。
しかし、なんと言ってもグリゴリアン。この歌手のためにこういう順番でこういう演出にしたのだろうなと思う納得の素晴らしさだった。日本では12月11日深夜にNHKプレミアムシアターで放映されるそうなので、よかったらぜひ。これは最後のシーン。あらすじや概要はこちら)。
最後に見たのは、モーツァルトの魔笛。これに関しては、まずヨアナ・マルヴィッツの暖かでそつのない指揮が印象的。あらすじや概要はこちら。

音楽祭の公式の抜粋。
もともと2018年にも同じ演出家のをめぎは見ているのだが、今回は劇場を変えて演出も練り直したとあって、前回よりずっと良かった。特に夜の女王の演出や衣装が非常によくなっていた。
めぎは6週間の音楽祭の最初の2週間しかいなかったので、その後に上演されたオペラやコンサートは見ておらず、あとで批評を読んで見てみたかったなあと思うものもあったけど、まあそれは仕方がない。
2022年は音楽祭102年目で、めぎはそのうちの7年行っただけだ。しかしもう7年になった。毎年行けていることに感謝して、また来年行けるように頑張って働こう。
以上で今年のザルツブルクの話はおしまい。
2週間ほど滞在して今年も目一杯楽しんだザルツブルク。
いや、楽しんだというよりは、いつも通りほぼ何もせず音楽中心の生活を送ったという感じかな。ここは元祖モーツァルトクーゲルのお店なのだけど、夏にチューリップ、ちょっと不思議。
音楽祭の話はライブブログでほとんど書いてしまった。だから、繰り返しになる部分もあるが、あれから3か月以上経って今振り返って思いつくことをオペラのことのみしたためて、今年のザルツブルクの話の終わりとしようと思う。
まずはめぎの大好きな指揮者クルレンツィスと大好きな演出家カステルッチのオペラから。バルトークの「青髭公の城」というオペラと、カール・オルフの「時の終わりの劇」。これに関しては、収録されなかったので映像はない。青髭の方は舞台がほぼ真っ暗で燃える火の光とエロチックで孤独な雰囲気が非常に印象的な演出で、あの演出がもう二度と見られないというのはとっても残念。これはその青髭のカーテンコール。スマホ撮影でホント暗くてブレブレだけど。青髭のあらすじや概要はこちら。
時の終わりの方も、1973年のザルツブルク音楽祭での初演以来ほぼ上演される事の無い作品だというし、当時のカラヤン指揮の映像もないし、今回のも映像が残されなかったのは本当に残念。あらすじや概要はこちら。
特に、マーラー・ユーゲント管弦楽団の若者たちの迫真の演奏は残してあげたかったなと思うし、特別に大規模な編成のオーケストラが必要な劇だから今後もまたなかなか上演されないだろうと思うので、ホント勿体ない…めぎはゲネプロと初演の2回見たのだが、それでも全てを見つくせたとは言い難く、もう一度見て確認したいことがいっぱい残っている。でも、2回も見られたってことに感謝しなくちゃね。
オーストリアのラジオではライブ放送があって、それが7日間オンデマンドになっていたのでめぎは音源をダウンロードできたのだが、それがあるだけでも幸せで、皆様にはそれすらない。あとは抜粋だがザルツブルク音楽祭がアップしてくれているこの映像のみ。最初に話をするのが演出家カステルッチで、その後話をするのが指揮者クルレンツィス。字幕を日本語にも英語にも代えられるし、ぜひ雰囲気を見ていただきたいが、再生すると最初に凄い音が鳴るのでどうぞご注意を。
次に、プッチーニの3部作。これは最初のジャンニ・スキッキのカーテンコール。
普通の3部作の順番とは異なる順で上演されたのだが、2つ目の「外套」は写していない。3つめの「修道女アンジェリカ」がびっくりの感動作で、グリゴリアンというソプラノ歌手の素晴らしさを堪能した。文句なく今回の音楽祭のハイライトだった。
この映像は多々ある。テレビ放映されたからだ。まずは音楽祭の公式の抜粋から。話しているのは演出家のクリストフ・ロイ。彼のシンプルで簡潔な演出はめぎ好み。2020年と21年に上演されたモーツァルトのコジ・ファン・トゥッテも彼の演出でとても良かったし。映像には出てこないけどウェルザー=メストの指揮もよかった。当時の批評では、(ここ数年リヒャルト・シュトラウスのオペラの指揮で脚光を浴びていた)ウェルザー=メストはプッチーニもシュトラウス風に指揮していたなどと書かれていたが、めぎ的にはそんな風には感じなかった。
しかし、なんと言ってもグリゴリアン。この歌手のためにこういう順番でこういう演出にしたのだろうなと思う納得の素晴らしさだった。日本では12月11日深夜にNHKプレミアムシアターで放映されるそうなので、よかったらぜひ。これは最後のシーン。あらすじや概要はこちら)。
最後に見たのは、モーツァルトの魔笛。これに関しては、まずヨアナ・マルヴィッツの暖かでそつのない指揮が印象的。あらすじや概要はこちら。
音楽祭の公式の抜粋。
もともと2018年にも同じ演出家のをめぎは見ているのだが、今回は劇場を変えて演出も練り直したとあって、前回よりずっと良かった。特に夜の女王の演出や衣装が非常によくなっていた。
めぎは6週間の音楽祭の最初の2週間しかいなかったので、その後に上演されたオペラやコンサートは見ておらず、あとで批評を読んで見てみたかったなあと思うものもあったけど、まあそれは仕方がない。
2022年は音楽祭102年目で、めぎはそのうちの7年行っただけだ。しかしもう7年になった。毎年行けていることに感謝して、また来年行けるように頑張って働こう。
以上で今年のザルツブルクの話はおしまい。