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シャンパンを作る工程のステンドグラス [2021年秋 ドイツ南西部とフランス北東部]

現在、2021年秋のフランス北東部の旅の話を連載中。

ランス大聖堂のたくさんのステンドグラスの中でも特に有名なのは、昨日ご紹介したシャガールもあるが、今日ご紹介するのもそれに引けをとらず有名である。それは、この祭壇に向かって右側にあるのだが…
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まず上にはきれいな大きなバラ窓と小さな丸い窓3つが並んでいる。
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上のバラ窓の中心部だけを見ても、その細工は本当に細かくて素晴らしい。こんな一部だけでもこんなにいろいろ描かれているので、一つ一つ撮っていたら凄いことになる。
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さて、その下に細長いのが3つあって…
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それにワイン(シャンパン)を作っている様子が描かれているのだ。ワインならキリストの血と見立ててるから結構あちこちの教会に描かれているものではあるけど、これが本当にシャンパンの製法を描いたものなのなら(めぎにはよく分からないが)、まさにシャンパーニュ地方ならではのモチーフ。いずれにしてもかなり精巧で凄く面白い。真ん中の実上から順番に撮影。一部ちょっと重なって写っているけど、まあご愛敬ということで。
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今思えば、左右のも同じように撮ってくるべきだったわね。今日の4枚目のオリジナル写真をPCで拡大すればすべて見えるので、3枚ほどトリミングしてみた。パラパラでどうぞ。(あの小さく写っているのがここまでトリミング耐性あるっていうのも凄いわね…)
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(。・_・。)2k

本当 きめ細かく細工されてますね
見事だなぁ 生で見たら感動ものなんだろうなぁ

by (。・_・。)2k (2022-02-13 02:06) 

Baldhead1010

建物と人との位置関係からすると、細部ではなくて全体像を楽しむのでしょうね。
by Baldhead1010 (2022-02-13 03:11) 

mm

そう言えばどこかのステンドグラスにも「キリスト生誕」の過程だったかな、描かれているのがありました。こういうステンドグラスにそう言う物語が秘められていると言うのが面白いですね。
by mm (2022-02-13 06:20) 

Inatimy

工程、細やかですね。色使いも丁寧だし、
両側にある道具の並びも、見てるのが楽しく^^。
その地ならではのもの、特徴的でいいな。
by Inatimy (2022-02-13 06:40) 

YAP

ここまでじっくり観察していると、たしかに時間はいくらあっても足りません。
シャンパンの作り方が描かれているとは、私なら事前知識がなかったら気づかないと思います。
聖書の内容が描かれているものは多いですので、そういうのはなんとなく気づきやすかったりしますが、それも先入観のせいかな。
by YAP (2022-02-13 06:44) 

テリー

シャンパンの作り方のステンドグラスは、珍しいですね。
by テリー (2022-02-13 07:53) 

ナツパパ

ランスって読めない(笑)...どうしてあのスペルで。
歴代のフラン王はここで戴冠式やるんでしたっけね。
素晴らしい雰囲気のところですねえ。
by ナツパパ (2022-02-13 09:50) 

miffy

ワインとシャンパンは瓶内二次発酵以外は同じだとシャトーで説明されました。
by miffy (2022-02-13 21:44) 

おと

行程をステンドグラスで表すなんて、細かくって大変な作業ですね。これを作った職人さんたち、すごいなぁ。完成したときには、やっぱりシャンパンで乾杯したのかな、なんて想像してしまいます。
by おと (2022-02-15 00:03)