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クリスマスの終わり [文化の違い]

これは1月5日の撮影。通りにはまだクリスマスツリーが飾られていた。
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ほぼ毎年書いていることだけど、クリスマスというのは12月24日ではなく(24日はイヴ)、12月25日(だけ)でもなく、12月25日から1月6日までの期間。25日未明にキリストが生まれて、その知らせを彗星で知った三賢者がお祝いの貢物を持って厩へ駆けつけたのが1月6日なのだ。だから、イタリアとかハンガリーとかコテコテのカトリック圏では1月6日になってからプレゼントをもらうと言う。アメリカやイギリスは12月25日の朝に靴下の中からプレゼントを見つけるようだし、日本でも25日の朝枕元にプレゼントというのが多いと思うけど、ドイツでは12月24日の18時頃にツリーの下に飾ったプレゼントを開ける。つまりドイツは世界中で最も早くプレゼントをもらう国。

そして、ドイツではだからこそツリーが非常に重要で、本物の木がツリー用に栽培されているというのももう何度も何度も書いたし、そのツリーが1月6日を過ぎるとこうしてゴミに出されるというのももう10年以上書き続けていることだから、多くのみなさまにとってはハイハイまたその話ね~という感じなんだろうなと思う・・・
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ツリー収集日は地域ごとに決まっていて、普通のゴミではなくツリーゴミとして収集され、堆肥になる。ここには別の植物の枯れ枝も紛れていた。他の植物も月に一度だったか植物ゴミの収集日があって、やはり堆肥になるらしい。
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クリスマス期間が終わるとともに学校が始まる。これは日曜日の撮影。パパと遊べる日々も最終日ね。
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雪も降らず例年より暖かいが、連日冷たい雨ばかりでジメジメと寒いドイツ。春までまだまだだわねえ。
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コメント 7

Baldhead1010

こういう小さな枝を細かくするシュレッダー、持っていました^^

でかい幹をチップにする、林業用のチッパーもありますね。
by Baldhead1010 (2019-01-08 04:28) 

stellaria

ツリーゴミという分別の仕方があることが面白いですよね。それだけ量が多いということでもあるのでしょうね。日本でも植物ゴミを集めて堆肥にすればいいのになぁ。
by stellaria (2019-01-08 06:30) 

Inatimy

クリスマス期間が終わって、飾りも片付けました^^。ツリーの回収もあるけど、
オランダでは根っこがついてるのは特定の場所に皆が持ってきて再び植えつけたり、
伐採されたものは動物園の動物たちに与えられたりしたようです。
by Inatimy (2019-01-08 07:09) 

テリー

植物ゴミ収集と特別な日が設定されているとは、さすがですね。
日本の都市部に住んでいる人は、植物ゴミを特別に設定するほどゴミは、出ないですね。
以前、落ち葉を集めて、マンションの庭の一角で、対比を作ろうとした人がいて、マンションの住人から臭いのクレームが出て、中止になりました。
by テリー (2019-01-08 10:34) 

mimimomo

こんにちは^^
やっと我が地域も「植物ゴミ」の収集日が昨年から始まりました。おかげで、随分生ごみが減って助かっています。
一言で「クリスマス」と言ってもお国柄がありますね。
by mimimomo (2019-01-08 12:22) 

(。・_・。)2k

全家庭が出す訳だから
とんでもない量なんでしょうね
日本じゃ門松なんて ほとんど見なくなったけど

by (。・_・。)2k (2019-01-08 12:43) 

engrid

此方も、家庭ごみの収集が始まり、街がさっぱり片付いて来ました、うちの中も同じかな、、心機一転、今年は、7日の月曜日から仕事始め、残ったお餅はお善哉と安倍川で、いただくことになります、
by engrid (2019-01-08 17:40)