伐採終了 [ポプラの伐採]
今日の話は昨日の続き。ポプラ伐採もいよいよ大詰め。こういう大木の伐採はいくらかかるのかネットで調べてみたけれど、どこにも正確な値段は書かれていない・・・立ち方や切り方にもよるが、15メートルで500~1000ユーロ程度、というのが分かるくらい。今回のポプラは30メートルくらいはあったし、ネットに書かれている体験談から想像すると、安くて3000ユーロ、高くて6000ユーロってところかしら。1ユーロ120円程度で換算すると、36万~72万円程度。
昨日の最後、間違って下に落としちゃった大きな切り株は、こんな風に小さく切り刻まれた。
それでも結構大きいわねえ・・・あ、♡マーク♪
彼は結構軽々と放り投げているけど。
下っ端の彼は片付け始めていた。
それからちょっとめぎが目を離しているうちに日が射してきて、ポプラの幹がもう一段切られていた。3時過ぎだったかしら。今日はどうやらそれでお仕舞いのよう。どんどん片付け始めた。
誰もがきびきびと作業していて、あっという間。
この落ち葉は去年の秋のもので、彼らが落とした訳じゃないのだけど、一緒に綺麗にしていった。この落ち葉を見ることも、もう無いのね。
それから荷物を下に下ろし・・・
彼が受け取って・・・
それから車に積んでいった。
と思ったら、ここでも積み作業をしていたり・・・
これを取ってきたり。
まだ見習いなんだろうな。これからの人生、たくさん修行して、頑張ってね。
親方級の二人も掃除中。
誰もがそれぞれの持ち場を綺麗にし・・・
去っていった。あの彼が最後に帽子を取ってめぎに手を振ってくれた。
荷台に幌をかけ・・・
みんな車に乗り込んで、さようなら。
そして残された切り株。塀の高さが残ってて、たぶん1.5メートルくらいはあるだろう。2メートルあるかも知れない。これを一階のうちの人はどうするつもりなのかしらね。根こそぎ掘るとなると庭を一から作り直しになるし、隣の敷地にも作業は及ぶからそう簡単にはできないだろう。しかし、このままだとそれこそ醜い幹がでーんと立ったままだし、だからといって根元まで切っても、そこに切り株は残る訳でテーブルにでもするしかないわよね。
そしてめぎたちには殺風景な向かいの建物の駐車場の屋根部分が残された。ここに何か植えられることはない訳で、ここに何か建つこともない訳で、ここが公園になることもない訳で、ここに何か美しい物が置かれるわけもない訳で、本当にやるせない気分。
ラインタワーはよく見えるようになったけど・・・
あ!あそこに、ハトさんが!!
ハトさんは、何を思って去っていたのだろう。
♪ おまけ ♪
ドルトムント、やりました!(写真はARDから)
カガワもドルトムントにいれば8強に入れたのにね。
2013-03-06 02:00
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コメント(12)
これでまた酸素発生器と鳥たちの憩いの場が一つ消えてしまいました。
by Baldhead1010 (2013-03-06 04:25)
ハトさんさみしそう。
また新しい木を探しに出かけるのかな。
by ちばおハム (2013-03-06 05:30)
切り株は、このままほっておくと森の中では、数年で朽ち果てていきます。
お庭ではどうかな・・・残すのであれば、何か手を打たないとどんどん腐っていきますよ〜
by 駅員3 (2013-03-06 07:37)
日本なら魂を抜いてから生木を伐採というところでしょうか、危険大木でもなんかさみしいですね。作業は面白かったですが、ハトさん~~
by マリエ (2013-03-06 10:54)
皆さん働き者ですね。お疲れ様でした。
by luces (2013-03-06 10:59)
窓からの風景も変わり、ちょっと寂しいですよね。
by たいちさん (2013-03-06 12:44)
駐車場の屋根、太陽に照りつけられて夏は熱くなるのかな。
遮る大きな木がなくなったから、暑さも変わるのかもしれませんねぇ。
秋には地上階の人は落ち葉掃除から解放されてホッとできるかな。
一本の木をめぐる人々の思いは様々ですよね。
by Inatimy (2013-03-06 16:48)
めぎさんが、ずっと見て、写真を撮っていたから、作業している人、手を抜くことができなかったでしょう。
切り株が、1.5m位残したというのも、中途半端ですね。地面の高さまで、切ればいいのに。
by テリー (2013-03-06 18:08)
育つには時間が掛かっても、伐られるときはあっという間ですねえ。
なんか寂しい気がするなあ。
せめて新しい木を植えていただけたらなあ。
by ナツパパ (2013-03-06 19:26)
作業をする人たちは、ひたすら一生懸命掃除をしているというイメージが。
さすがはドイツ、と思いました。作業も丁寧ですね。アクシデントがあったのも、また一興。
ところで、中吊りになっていた人は、一連の作業がずっとブログでレポートされていることを知っているのかな?
by HIROMI (2013-03-06 23:05)
さすが、ドイツの人たちは手際がいいですね。
景色がすっかり変わりましたね。
やはり写真からでも少し寂しさを感じます。
by YAP (2013-03-07 08:24)
>ハトさんは、何を思って去っていたのだろう
「あ、あそこでカメラを構えてるご婦人んとこのベランダはなんか良さそうだぞ・・」
うちもテナントさんがいない夜や土日祭日は廊下に椅子出して日本橋方面に広がる夕焼け眺めつつウィスキーというささやかな時間が、毎年少しずつ空の隙間が消えていき、ついに眼前に高層オフィスビルがどどんと建ち、お楽しみサヨナラネになりました。自分のいるマンションだって昔からの住人の日照権や景観を奪ったもの。致し方なし。
でもポプラの記憶と記録はここに残るわね。
by もんとれ (2013-03-07 21:34)