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2017年春 ヘルシンキ ブログトップ
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めぎのフィギュアスケート観戦記 戦いのあと [2017年春 ヘルシンキ]

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現在、4月はじめのヘルシンキでのフィギュアスケート世界選手権観戦記を連載中。今日は写真が多いので、画質は落ちるが基本パラパラで。

男子フリーの次の日はエキシビション。その前に、スモールメダルセレモニーというのがあった。それはファンの前で前日のフリーの1位から3位までの選手に小さなメダルを授与し、公開インタビューなど行うもので、競技直後の総合順位へのメダル授与とは別のもの。それがあることは分かっていたのだが、めぎは競技そのものを見るのが好きでインタビューなどにはあまり興味ないので、場所取りなどせず遠巻きに撮影。これもまた面白いわよね~
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退場時に少し近くから。でもピント外しちゃった。
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さて、この日はエキシビション。まずは可愛い子どもたちの演技から。
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いきなり飛ぶが、これは前半最後のシンクログループ。優雅に見えるフィギュアスケートだが、選手たちが如何に筋肉むきむきかがよく分かる。
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プログラムの最初はミーシャ君。なかなか凝ったプログラム。タトゥー凄いわね。
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2位はやっぱりつまんないな~という感じだったウノ君。虚ろな瞳でちょっとおなか出したりしてるけど、まだ全然セクシーには見えなくて、可愛いわね。
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それからマイちゃん。女子の写真ってものすごく難しい・・・というのは、この2枚ともそうだけど、スカートがめくれてしまうシーンが多いのだ。演技中はそれが全然気にならないのだけど、こうして静止画になると、うーん、なんかちょっと気になる・・・なので、遠目の2枚だけ。
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それからアクロバチックな方々を。まあまあうまく撮れたけど人の影が入ってしまったりピントが微妙だったり。
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ああ、これ、ピントさえ合っていれば・・・と思う残念写真を数枚。
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そして、以下はまあまあうまく撮れたかなと思うものを一枚ずつ。

まず、ロシアのアイスダンスのお二人。そんなに好きでもないのだけど、迫力満点だった。彼女も筋肉むきむきで、それがものすごくいっぱい見える衣装で、衣装だけ見れば相当にセクシーなのだが全くそうは見えないのが面白い。それにしてもこの技はホント迫力ね。
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この写真に関しては男性の脚まできちんと入っていればそこそこの出来だったんだけどなあ・・・スポーツ写真はホント凄く難しい。
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筋肉むきむきで格好良かったのはハビさん。出だしのところで観客席のところに来てくれて、それがめぎの席のすぐそばだったのだけど、如何せん前から6席目だったので人の頭越しの写真しか撮れず・・・むむむ。でも、間近で見るハビさんは瞳がとっても可愛くて、バンビちゃんみたいだった。ミキさんは彼をいつも間近で見ているのね~なんて思ったり。あ、ハーニュ君もだわね。
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ものすごく温かい拍手で迎えられたカロリーナさん。イタリアの選手だけどチロルの人なのでドイツ語を話せて、ドイツの放送ではいつもドイツ人選手並みの扱いで注目している。彼女はカレシのドーピング隠しに寄与したということでここ数年競技参加禁止になっていた。その間に女子シングルもずいぶん代替わりしたけれど、その中でベテランの彼女が6位に入れたというのはとっても素敵なことだった。エキシビションも美しく、感動。
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ジェイソンさんはホント柔らかいわね~躍動感もあって盛り上がる。
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カナダのアイスダンスのこの男性、カッコよかったな~♡ 女性の背中、やっぱりむきむきね。
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メドベちゃんも美しかったけど、写真はやっぱりこうやってスカートめくれちゃってね・・・
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そうこうしているうちにあっという間に時間が過ぎていき、最後を飾るハーニュ君が舞台袖に現れた!
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いつもテレビでは映らないのでエキシビションの時はコーチはいないのかな、なんて勝手に思っていたけど、ちゃんと舞台袖に控えていた。YouTubeに出ている下の映像を見ると、出て行く前に試合と同様にコーチを握手し、しかもプーさんをなでている!いつも同じようにしてるのね~



長くなったので、明日に続く。

撮影: D600 + 70-300mm(F4.5-5.6)
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めぎのフィギュアスケート観戦記 心に秘めるもの [2017年春 ヘルシンキ]

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現在、4月2日のヘルシンキでのフィギュアスケート世界選手権エキシビションの話を連載中。繰り返しになるが、この大会では写真撮影OK、フラッシュ・一脚・三脚禁止、人の迷惑になるような大きな望遠レンズ禁止とのこと。でも、人の迷惑になるような大きさの望遠レンズって、いったいどのくらい?70-300mmはOKかしら・・・?(それ以上は大きすぎと思う。)1インチに30-110mm(換算70-300mm)で我慢すべき?それとも1インチ用の70-300mmを買って換算800mmで臨むべき?それとも少し小型のいいAPS-C(DX)カメラを買うべき?・・・とあれこれずいぶん考えたのだが、先立つものもなく、持っているもので望遠でピント合わせが素早く最も良い写りになる組み合わせ(フルサイズに70-300mm)を持ち込んだめぎ。これでダメと言われたら58mm単焦点一本で撮影しようと決心していたのだが、意外に座席がゆったりしていて70-300mmでなんとかなったのだけど、一応気を使って連写を遠慮したし(デジイチは音が消せないからね)、最望遠にするのも躊躇した(人にぶつかったら大変)。そんなわけで、今日の写真はいくつかトリミングしたものも。でも、フルサイズなのでそこそこの画質を維持できてよかった。

エキシビションは、とうとう最後のハーニュ君の登場。
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リンク上にはまだ前のアイスダンスの二人がいるのだけど、この方もずっとハーニュ君ばかり撮っていた・・・
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当のハーニュ君は出番待ちなので・・・
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ネックレス直したり。
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さて、はじまりますよ~♪ 一気に彼は彼の世界の中へ。
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これはイナバウアーの最後の部分。
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凄く近くを通り過ぎていったのだけど、スーッといっちゃってピント合わせが大変!
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こうして見ると、まだまだランビエールなどの大人の魅力にはやっぱり追いついていないけど、彼には透明感があるわねえ。
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そして、何か訴えたいものを込めている動きは、ふりのポーズが綺麗に決まっているのとは明らかに違う。
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伝えたい、表現したいと思っているものが彼の中に明確にある。それが人の心に迫るのだろうと思う。
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彼は極めて饒舌で、非常に分析力があり且つそれを言葉に表現できる能力を持った人だけど、スケートでは言葉を使わずに表現しなければならない。もしかしたらそこに葛藤か何かがあるのではないかしら、というような気がちょっとした。言葉を尽くして伝えたいことがあるけれど、実は彼をもってしても言葉にはならなくて、それでスケートで顕わにしようと試みているとか、本当はスケートだけで語りたいけどまだその域には達せなくて言葉を用いているのであって、感情全てを表現できるようなスケートを目指しているからあそこまでになったとか、そんなことはないかしら・・・

こうして見ると、アイスショーも素敵なんだろうな、と思った。
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ハーニュ君の写真の中では、自分ではこれが一番よく撮れたと思う。でも、後ろの文字がハッキリ入ってしまってて、こういうときはもっと文字が見えなくなるほど流し撮りしなければいけないみたい。でもそれは、観客席からだと無理ね・・・これはほんの少しの隙間から前の人の頭が入らないようにして写しているのだもの。しかも、トリミングしたしね。
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まわりに気を使いつつだけど、エキシビションの演技は撮りやすかった。なにしろ競技と違ってドキドキしないから。ホントとても素敵だったけど、めぎはやっぱりあの張り詰めた競技の演技の方が好きかな~あの緊張感のおかげであの凄まじい神々しさが生まれるのではという気がする。エキシビションは美しかったけど、神々しさはなかったな・・・
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このときの演技はこちらをどうぞ。



ああ、やっぱり全部は終わらなかった・・・エキシビションはもう一回つづく。

撮影: D600 + 70-300mm(F4.5-5.6)
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めぎのフィギュアスケート観戦記 魅せたい飛びたい [2017年春 ヘルシンキ]

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現在、4月2日のフィギュアスケート世界選手権観戦記エキシビション編を連載中。

とうとう終わりの時が来た。
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以前は世界選手権のエキシビションって一人2曲踊っていたと思うのだけど、それはなくなっちゃったのね・・・

みんなが次々とリンクに出てきて、最後に金メダルの人たちが登場。ハーニュ君はまたスピードにのって・・・
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真ん中でこのポーズ。
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そして、飛んだ!
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落ちたーーー!!
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あはは♪
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この日はエキシビションのナンバーのときもそのあとも全然ジャンプの決まらないハーニュ君。苦笑いしながら顔を覆ったり。
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そして〆があって・・・
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金メダルの人たちだけの撮影があったり・・・
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出演者みんなでの自撮りがあったり・・・
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みんなでジャンプして撮ったり。
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こういうところはやっぱりフィギュアの選手たちも若者なのよね。

みんなはこの後ぼちぼち引き上げていったのだけど、ハーニュ君はまだジャンプが諦められない様子・・・メドベちゃんもさくっとジャンプして魅せてくれたし、彼もミーシャ君に行け行け~と促され・・・
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また加速をつけに行くハーニュ君。
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そして・・・飛んだ~!おおお~4回転!迫力~~~おおおお降りた~~!凄い!!
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ひゃ~~そこからすぐにループ、そしてそのままさらに飛んだ~~・・・え、もしかして、4回転!??あああああーーー!!
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という訳で幻の4回転+1ループ+4回転。あともうちょっとだったわね。来季はジャンプの種類を増やすのか4回転を5回飛ぶのか、それとももしかして4回転+4回転の連続ジャンプをプログラムに入れてくるのかも。

その後日本勢だけで写真撮影。
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・・・と、突然もう一度!おお~アクセルだ~~凄い顔~あちゃああああ~~~~!あははははは!!!
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きっとホントに全く加速無しでトリプルアクセル飛べるはずなのね。でも、この日は残念ながら見事に(!?)一度もジャンプ決められなかったハーニュ君。しかも、実は・・・めぎは見つけてしまった・・・穴?・・・穴というか、擦れて薄くなったか、生地が破れたか♪
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ハーニュ君は手を振って戻っていった。
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いいのよ~~
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ここまでの様子は、エキシビションで番前の様子も含めこちらに出ている。かなりブレブレの映像だけど。最後直前のトリプルアクセルのところ、ホント加速無しに飛んでいるのが分かる。

舞台袖ではやはりコーチが迎えていた。
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これで終わりだね、とみんなが席を立った瞬間、一度幕の向こう側に姿を消したハーニュ君がもう一度ひょこっと顔を出した。別れのあいさつをする彼に、観客の日本人たちが「ありがとーーー!」と叫んでいた。そうね、ホント、ありがとう。素敵な、本当に感動的な時間を。
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これでフィギュアスケート観戦記はめでたく終了。

撮影: D600 + 70-300mm(F4.5-5.6)
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