ポツンとツリー

今日の写真は、土曜日に買い物に行く途中で撮ったもの。金曜日にマルクト市場に行く時間が無かったので、土曜日に買い物に出かけたのだ。いつも市場が開かれている広場は、普段はこんな感じ。夏なら子供を遊ばせている人たちなどがいるのだが、今のだれもいない広場にツリーがポツンと淋しい。



↑このツリーは市民ならだれでも勝手に何かかけられるというものではなく、近くの小学校と保育園とキリスト教団体が設営している。数年前、電球泥棒が多発して、ぜひもう一度ここに戻して明かりをつけてください、というような主催者側の張り紙を見かけたが、今はそういうのは無いようだ。

飛ぶように日々が過ぎていくので、もう一週間も前のことになったが、12月6日に、来年夏のザルツブルク音楽祭のプログラムが発表された。プログラムのドイツ語はこちら、英語はこちら。1月22日がチケット申し込みの締め切りで、そこから抽選なのでまだチケットが取れるかどうかも分からないのだが、ああ～これ見たい～、この人が出るんだ～あれれあの人出ないんだ…うーむこの人がこの役やるのね…ああこの日はもう学校が始まっちゃうから見られない～などと一喜一憂、夏の日々を夢見るのが楽しい。これを見るために働いているのだ、大変でも辛くても頑張らねば、と思う…いや、この夏の日を目指して頑張れる、と遠くにポツンと、小さくキラリと美しく輝く光が見えてきたというか、一歩ずつそこまで乗り切ろうという意欲が湧いた。