男のロマン・フィヨルド白夜海釣りツアー [旅行]
今日はうちのドイツ人が撮ってきた写真から。
6月末の一週間、うちのドイツ人は古いハンブルクの友人とその奥さんの甥とその甥の友人たちと7人でノルウェーの北極圏へ海釣りへ出かけた。
安い飛行機を2回も乗り継いで着いたところはトロムセーという町で、そこからレンタカーで1時間ほど移動してやっと着くところ。ちなみに帰りは1回乗り換えで8時間くらいで帰ってきたが、行きは12時間もかかったとか。同じヨーロッパでも日本に行くのと同じくらい時間がかかる。
そこでこんな家を一週間1200ユーロで借り、ボート2台を一週間850ユーロで借り、自炊しながら釣り三昧を楽しむという旅。いや、旅というより休暇ね。7人で割るからずいぶん安い。
これを企画したのは友人の奥さんの甥で、もう数回目だと言う。最初はめぎも誘ってくれたのだけど、めぎは学期中で無理。彼らは学校の夏休み前の安い時期に旅をしたいので、残念ながらめぎは辞退。でもそのおかげで男7人だけの旅が実現した。
当初うちのドイツ人は自分の古いDXカメラD50を持っていこうかと考えていたようだが、釣り道具はかなり重く、その上寿司を作りたいと言って日本米や酢や醤油なども持っていくので諦めた。で、めぎの丈夫な水中コンデジ、ニコンのAW130を借りていった。かかった魚が水中にいるところが撮れるかな、などと言っていたが、そんな暇はなかった模様。
最初はこんな小さめの魚で喜んで写していたようだったが・・・(この人は友人の奥さんの甥の友人の一人)
そのうちにこんなのになり・・・
どんどんバージョンアップして・・・
オオカミウオやら・・・
オヒョウやら。この人も別の友人。
そして、釣りでへとへとになった後、夜は大量の解体作業が待っている。夜と言っても白夜なので昼間の明るさ。
お腹の中にはうなぎさんたち。
大量のアラ。うちのドイツ人はアラでスープを作ろうなどと言っていたけれど、連日の釣り疲れと大量すぎるこのアラに敢え無くギブアップした模様。それにしてもなんて勿体無いのかしら・・・
せめてこのお頭だけでも持ってきてくれればよかったのになあ・・・
残念ながら料理の写真は一枚も無いが(寿司を作ったのは一日だけで、あとは毎日ムニエルにしたとか)、彼らがノルウェイのビールを飲みながらサッカー観戦をしている様子が一枚、これは7人のうちの誰かの撮影。
魚は釣り放題で、獲ってはいけない保護の魚以外はどれだけ獲ってもお金がかからない。飛行機と宿とボートとレンタカーと食べ物・飲み物(全食自炊)で全部で一人あたり一週間1000ユーロ(13万円弱)もかからなかったという。ノルウェーは物価が高いのだけど、それでもヨーロッパ人の休暇がずいぶん安く上がることがおわかりいただけるだろう。最も高く感じたのはビール代で、うちのドイツ人はもともと缶ビールを好まないのであまり飲まなかったそうだが、7人のうちの1人がものすごくたくさん飲んで、それを7で割るのが割に合わない気がしたけれど、その人はうちのドイツ人より30歳も若く、そんな若者にビール代は自分で出せなどと言うのも大人気ないかと思って結局割り勘したのだとか。
6月も末だというのに連日5~6℃で、ほとんど毎日どんよりと曇っていたそうだが・・・
こんな日もあったようだ。
それにしても、こんなボートで一日海釣りって、凄いわねえ。ちょっと波があると揺れが凄そう・・・
お魚の口の中ってこんななのね。
めぎは釣りはしないけど、一日釣りをする男たちをただただ写真を撮っていられたら幸せだっただろうなあ・・・時折こんな光も指すわけで、一週間きっと撮影三昧を楽しめただろうなあ。
それにしても、コンデジでも、センサーの小さな小型水中カメラでも、こんなに綺麗に写るのね。
なんか自分のカメラやレンズへの執着を反省してしまうわ・・・
これがうちのドイツ人の釣り竿。30年くらい前のを持っていたのだが、今回新しいのを手に入れて行った。最新のってこんなにいいんだ、と大満足だった模様。
そしてスーツケースに詰めるだけの大量の冷凍した釣果を持って帰宅。持ち帰ったのはマダラとシロイトダラで、アカウオやオオカミウオやオヒョウは食べちゃったって。で、現在めぎ家の冷凍庫は、こんなに大量のタラをいったいどうしたらいいの状態に。うちのドイツ人は楽しい一週間で大満足であると同時に、友人のイビキとか今の時期でも毛糸の帽子と手袋とフリースが欠かせない気候とか散らかしっぱなしのリビングとか使おうと思うと常に誰かが使っているバスルームとかやわらかすぎるベッドとかにすっかり辟易して、一週間でもう十分と帰宅が嬉しそう。何はともあれ元気に楽しく終われてよかったわね。
撮影: Coolpix AW130
6月末の一週間、うちのドイツ人は古いハンブルクの友人とその奥さんの甥とその甥の友人たちと7人でノルウェーの北極圏へ海釣りへ出かけた。
安い飛行機を2回も乗り継いで着いたところはトロムセーという町で、そこからレンタカーで1時間ほど移動してやっと着くところ。ちなみに帰りは1回乗り換えで8時間くらいで帰ってきたが、行きは12時間もかかったとか。同じヨーロッパでも日本に行くのと同じくらい時間がかかる。
そこでこんな家を一週間1200ユーロで借り、ボート2台を一週間850ユーロで借り、自炊しながら釣り三昧を楽しむという旅。いや、旅というより休暇ね。7人で割るからずいぶん安い。
これを企画したのは友人の奥さんの甥で、もう数回目だと言う。最初はめぎも誘ってくれたのだけど、めぎは学期中で無理。彼らは学校の夏休み前の安い時期に旅をしたいので、残念ながらめぎは辞退。でもそのおかげで男7人だけの旅が実現した。
当初うちのドイツ人は自分の古いDXカメラD50を持っていこうかと考えていたようだが、釣り道具はかなり重く、その上寿司を作りたいと言って日本米や酢や醤油なども持っていくので諦めた。で、めぎの丈夫な水中コンデジ、ニコンのAW130を借りていった。かかった魚が水中にいるところが撮れるかな、などと言っていたが、そんな暇はなかった模様。
最初はこんな小さめの魚で喜んで写していたようだったが・・・(この人は友人の奥さんの甥の友人の一人)
そのうちにこんなのになり・・・
どんどんバージョンアップして・・・
オオカミウオやら・・・
オヒョウやら。この人も別の友人。
そして、釣りでへとへとになった後、夜は大量の解体作業が待っている。夜と言っても白夜なので昼間の明るさ。
お腹の中にはうなぎさんたち。
大量のアラ。うちのドイツ人はアラでスープを作ろうなどと言っていたけれど、連日の釣り疲れと大量すぎるこのアラに敢え無くギブアップした模様。それにしてもなんて勿体無いのかしら・・・
せめてこのお頭だけでも持ってきてくれればよかったのになあ・・・
残念ながら料理の写真は一枚も無いが(寿司を作ったのは一日だけで、あとは毎日ムニエルにしたとか)、彼らがノルウェイのビールを飲みながらサッカー観戦をしている様子が一枚、これは7人のうちの誰かの撮影。
魚は釣り放題で、獲ってはいけない保護の魚以外はどれだけ獲ってもお金がかからない。飛行機と宿とボートとレンタカーと食べ物・飲み物(全食自炊)で全部で一人あたり一週間1000ユーロ(13万円弱)もかからなかったという。ノルウェーは物価が高いのだけど、それでもヨーロッパ人の休暇がずいぶん安く上がることがおわかりいただけるだろう。最も高く感じたのはビール代で、うちのドイツ人はもともと缶ビールを好まないのであまり飲まなかったそうだが、7人のうちの1人がものすごくたくさん飲んで、それを7で割るのが割に合わない気がしたけれど、その人はうちのドイツ人より30歳も若く、そんな若者にビール代は自分で出せなどと言うのも大人気ないかと思って結局割り勘したのだとか。
6月も末だというのに連日5~6℃で、ほとんど毎日どんよりと曇っていたそうだが・・・
こんな日もあったようだ。
それにしても、こんなボートで一日海釣りって、凄いわねえ。ちょっと波があると揺れが凄そう・・・
お魚の口の中ってこんななのね。
めぎは釣りはしないけど、一日釣りをする男たちをただただ写真を撮っていられたら幸せだっただろうなあ・・・時折こんな光も指すわけで、一週間きっと撮影三昧を楽しめただろうなあ。
それにしても、コンデジでも、センサーの小さな小型水中カメラでも、こんなに綺麗に写るのね。
なんか自分のカメラやレンズへの執着を反省してしまうわ・・・
これがうちのドイツ人の釣り竿。30年くらい前のを持っていたのだが、今回新しいのを手に入れて行った。最新のってこんなにいいんだ、と大満足だった模様。
そしてスーツケースに詰めるだけの大量の冷凍した釣果を持って帰宅。持ち帰ったのはマダラとシロイトダラで、アカウオやオオカミウオやオヒョウは食べちゃったって。で、現在めぎ家の冷凍庫は、こんなに大量のタラをいったいどうしたらいいの状態に。うちのドイツ人は楽しい一週間で大満足であると同時に、友人のイビキとか今の時期でも毛糸の帽子と手袋とフリースが欠かせない気候とか散らかしっぱなしのリビングとか使おうと思うと常に誰かが使っているバスルームとかやわらかすぎるベッドとかにすっかり辟易して、一週間でもう十分と帰宅が嬉しそう。何はともあれ元気に楽しく終われてよかったわね。
撮影: Coolpix AW130
2018-07-02 02:00
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コメント(8)
釣りが好きでも一週間これだけ釣れて、その後解体作業があるのはちょっと引きますね。
撮影ならなんとかなりそうですが^^
by Baldhead1010 (2018-07-02 04:15)
1週間釣り三昧・・・やはりわたくしは飽きちゃうな^^
ハイキングで写真撮るなら1週間大丈夫!
でも新鮮なお魚が頂けて、良いですよね~
by mimimomo (2018-07-02 06:32)
すごい!
こんなのまで釣れちゃうんですか。
どう料理すればいいのかわからないものまで、さばくの大変だったことでしょう。
by YAP (2018-07-02 08:19)
そっか ウナギが捕れないのはヨーロッパで
お魚さんに食べられちゃうからなんだ
しかし 羨ましい休日ですね
by (。・_・。)2k (2018-07-02 12:39)
すごいですね。これだけ、釣れれば、大満足でしょうね。
by テリー (2018-07-02 13:01)
すごい釣果ですね。
これだけ捕ったらもう魚を見るのも嫌になるかも^^;
トロムセーはオーロラの時期にしか行ったことないですが、
初夏でも寒そうですね。
by miffy (2018-07-02 22:52)
いいですね〜、毎日釣りたての新鮮なお魚を食べ放題♪
それに、5〜6℃というのも羨ましい。 毎日暑すぎて・・・。
魚の口の中の写真、びっくりしました。こんな風に幾重にもなってるんですね。
by Inatimy (2018-07-02 22:53)
三昧な休暇。
どんどんバージョンアップしていくお魚、すごい
オオカミウオもすごい
お腹からうなぎも、、それどうしたのかな
まいにち、ムニエル、さばくのおお仕事、
アラでスープ、、残念よね、、
30歳も、年下のかたに大人の振る舞いとか
いろいろにお土産話しもいっぱいですね
by engrid (2018-07-03 01:28)