秋を楽しむ [小さな出来事]
秋と言えばカボチャの季節♪
ずいぶんいろんな形がありますねえ。
食べるカボチャで一番人気なのがこのオレンジ色のカボチャ。名はHokkaidoだが、発音は、ほか「い」ど、と「い」にアクセント。
日本の栗カボチャを思い出すと悲しいほどべちゃっとしてるけど、これが今のところドイツで最もほっこりしたカボチャ。うちのドイツ人は、バターで炒め、塩・胡椒・生姜で味付けして・・・
付け合わせに。この日のメインはルラーデという牛肉のロール巻き。ジャガイモは日本で言えばメークイン系の煮くずれしにくいタイプで、皮付きで茹でて食べる直前に皮を剥く。だからつやつやでごろんと丸ごとなの。
このカボチャは5分も煮たらもうべちゃっとしちゃうくらいあっという間に火が通る。煮付けなどを作るときは時間に要注意。
カボチャ一個は結構な量なので、次の日には余ったフランスパンをつなぎに利用してハンバーグを作って・・・
またまた付け合わせに。ジャガイモは、前の日の茹でジャガイモのあまりをルラーデのソースで煮たもの。ちなみに、ジャガイモは付け合わせではなく主食。
その他、とっておきの昆布と一緒に和出汁で煮てみたりも。煮すぎなければちょっとほこほこした感触を味わえる。でも、これはやっぱりパンプキンスープにするのが最も正しい食べ方のような気がするなあ・・・
さて、夏は海を見てぼんやり涼んでいためぎたちも、秋になるとちょっと文化的なことがしたくなって、久々にクラシックのコンサートに。9月24日、ベルリン・フィルがデュッセルドルフに来て、ベートーベンの第2番とショスターコーヴィチの第4番を。
どちらも、それぞれの作曲家が30歳くらいの時に書いた作品。時代も様式も全く異なるけれど、同じ年齢の作品として比べてみるのも面白い。ラトルさんの選曲にもそういう意図があったのかしら。うちのドイツ人は、ベートーベンの方は作品として完璧に完成しているけれど、ショスターコーヴィチの方はもうちょっと推敲できる余地があるんじゃないか、などと言っていたのだけど、めぎにはその初々しさが斬新でよかったわ。
なんでもベルリン・フィルがデュッセルに来るのは約20年ぶりらしい。次に聞きに行けるのはいつかしら。
これはショスターコーヴィチ前に音あわせしているベルリン・フィルの人たち。すごい人数ですねえ。打楽器だけでもざっと数えて9人もいましたわ。
ラトルさんの指揮は、演奏するのが楽しくて仕方がない、という感じ。オケの人たちもすっごく楽しそうで、後ろ側から見ると一緒に演奏しているような気分でめぎも楽しかった♪
2009-09-29 02:00
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コメント(34)
ラストすごい迫力ですね!
お料理も拝見してたら、かなりお腹がすいてまいりました。
by gyaro (2009-09-29 02:52)
かぼちゃの色って、見ているだけで気持ちがほっこりしてきますね。お料理もおいしそう…♡ うちの庭にごろごろできたかぼちゃも、めぎ家にお送りしたいです♪ 最近、『のだめカンタービレ』のドラマの録画を見て家族で楽しみ、オーケストラで楽器を弾くのも楽しそうだなあ…なんて思っていたところでした。指揮もオケも楽しそうな演奏なんて、素敵だったでしょうね!
by tanpopo (2009-09-29 03:41)
カボチャがついたリースがかわいいですね~。
オランダのHOKKAIDO は緑のカボチャ。
こんなところにも違いがあって、面白い♪
by Inatimy (2009-09-29 03:57)
いろいろな種類のかぼちゃがありますね。土も付いたまま、大きさもいろいろ、本来野菜はこのように売られるべきだと思います ^^。これを、意味無く大きさをそろえたり、かぼちゃを洗って出荷したり、下にプラスチックの枕を敷いて畑で栽培したりするとコストにも跳ね返り、農家も余計な作業を強いられので、ドイツの合理的な方法を見習いたいです。
by Krause (2009-09-29 04:31)
小さなかぼちゃも食用でしょうか? 最近ハロィウンの頃に観賞用として売っているんですよ(^^)
by 母ちゃん (2009-09-29 05:00)
カボチャを見るようになって、BIOのお店を
また覗くようになりました(^^)
日本のカボチャもどき、早く出てこないかな〜って。
今のところ、ピューレ用のカボチャばかりです。
by どらっち (2009-09-29 05:31)
カボチャを食べ過ぎると色が黄色くなって、黄疸かな?と思われます^^;
by Baldhead1010 (2009-09-29 05:54)
ちょうど昨日、かぼちゃを丸ごと一個いただきました^^
ハンバーグの付け合わせ、
色合いも良くておいしそうですね♪
by hatsu (2009-09-29 06:03)
生姜は生? それともパウダー?
ホクホクのかぼちゃやサツマイモが食べたいです。。。
こちらでは、音楽ホール内撮影OKなのかな?
とある国は、基本的に×です。
演奏中じゃなくても、監視員の目が光っています。
後ろ側から見るのは確かに楽しそうですね♪
by Tytto (2009-09-29 06:08)
カボチャ、こちらでも毎日食べています。
べちゃというのが好きです。
by manamana (2009-09-29 06:55)
かぼちゃ。。定番の煮物になっちゃいますが、
こうやって炒めるのもいいですね。φ(・ェ・o)メモメモ☆
by 夢空 (2009-09-29 08:15)
ドイツはもうすっかり秋でしょうか。
秋は寂しい気分になりますが、食べ物がおいしいのが救いです。
ドイツのかぼちゃもおいしそうですね。
by YAP (2009-09-29 08:16)
>演奏するのが楽しくて仕方がない
うんうん(笑)。いいなぁいいなぁいいなぁ・・もう羨ましくて羨ましくて身を捩っちゃう。好き好きあるだろうけれど、解き放たれたように浮上してゆく彼の指揮が大好き。
by もんとれ (2009-09-29 08:43)
いろいろなかぼちゃが並んでいますね。
かぼちゃの付け合せは作ったことがないです。
煮付けにするのが多いので こんど作ってみます。
by やよい (2009-09-29 08:54)
ドイツにはそれぞれの地方でいいオーケストラがありますものね。
ベルリンフィルも日本に来る方が頻繁なのか、ってちょっと微笑。
東京でも多く演奏会があるのですが、なにしろ終わってから電車で1時間は
やはりきついですねえ。
by ナツパパ (2009-09-29 09:15)
以前にお書きになられていたラトル指揮のベルリンフィルの演奏をお聴きになられたのですね。もちろん不可能な話ですが私も聴きたかったです。
by 塩 (2009-09-29 09:20)
色々な形のかぼちゃがあって見ているだけで楽しくなります。
それぞれ味も違うのかな。
by luces (2009-09-29 10:04)
秋の定番カボチャの出番ですね。これは本当にきれいな色ですよね、
パンプキンスープ、いいですよね~(*^-^)
迫力があって、元気いっぱいのベルリンフィルの方たちの様子が伝わってきます。そうですね。芸術の秋ですよね。音楽はいつもこころに響いてきますよね。
by マリエ (2009-09-29 10:28)
おお!おいしそぉ~!!
食べたいぃ~(^¬^)
ホントいろんなかぼちゃがあるんですねぇ~
by いとお (2009-09-29 12:16)
こんにちは^^
ドイツもそうでしょうが、イギリスでも巷の人々はよく政治を話題にしました。そう言う意味で日本人は暢気ですよね~
それだけ、つまつところ「政治は三流」と言うことでもあるのですが。
南瓜も大根も、西洋のものとは違いますね~
味付けが違うと言うことは、質の違いになるのでしょうかね。
パンプキンスープはやはりそちらの南瓜で作るほうが美味しいような気がします。
by mimimomo (2009-09-29 15:03)
かぼちゃをハンバーグに?!
美味しそう~~~
一般的なお料理なのでしょうか。。。
めぎさんのドイツ人さんは特別にお料理上手な方
なんじゃないのかしら♪
by ゆっきぃ (2009-09-29 15:10)
カボチャがカラフルで、いろーんな形で、見てるだけで楽しいですね♪
でも、このとろとろんな雰囲気、潰すかスープにするのが正解かも(^^;)
ベルリンフィルいいなぁ!!!
ラトルのショス4、聴いてみたいです(;_;)
by ひろころ (2009-09-29 20:06)
かぼちゃ、いろんな種類があって、見ているだけでも楽しいですね。リースにカボチャがつけられるなんてびっくり^^。
by nachic (2009-09-29 20:11)
円形の会場でのコンサートなんですね~
オーケストラの人たちを後ろから見るのって新鮮ですね。
by miffy (2009-09-29 20:12)
おぉ!Hokkaido^^北の大地な感じですね笑
オーケストラ一度行ってみたいです。
吹奏楽部に入っている友人の定期演奏会でも楽しいので、
プロの演奏は凄そう!
最後の写真、見てるだけで楽しそうです^^
by てんとら (2009-09-29 20:13)
かぼちゃが美味しそうですね。
私もかぼちゃを煮てみようと
思いました。
by のび太 (2009-09-29 21:05)
サイモン・ラトル指揮でベルリンフィル、、これは凄い。これが67
ユーロって安いです。これからオペラやコンサートのシーズンなんでしょうね。ヨーロッパのカボチャはどちらかというと水っぽいのが多い気がしました。「ほっこり」感が或るカボチャがやっぱり良いです。
by hideyuki2007y (2009-09-29 22:17)
>みなさま
カボチャとベルリン・フィルの話にコメントとniceをありがとうございました。
カボチャの美味しい季節になってくると、秋だなあと感じます。ちょっとショウガの味を利かせると、身体が温まりますね。ショウガはドイツではトルコ系の店で生のが手に入ります。有り難いことです。
確かにうちのドイツ人は、普通のドイツ人より料理がうまいと思います。彼は料理が好きですし、食べることも味わうことも好きですから。ドイツには、毎日お昼にジャガイモ料理を食べ、夜はハムとチーズで済ます人も少なくありませんし。それと比べると、彼は非常に料理の幅が広いですね。
ラトル指揮のベルリン・フィルを見て参りました!本当に、心から楽しかったです。67ユーロは安い席でした。数ヶ月前にチケットを買おうとしたらいい席は既にほとんど売り切れてて、二人で座れる席はこの後ろ側しかなかったんです。謂わばやむを得ず買った席だったんですが、これが大当たりでした。ラトルさんの表情もよく見えて、オケの人たちの身体の動きや緊張感やリラックス感や楽器の持ち替えや準備のあれこれなどが丸見えで非常に面白かったです。
音楽って、文字通り音を楽しむものなんですよね。クラシックのコンサートでも、真面目に素晴らしい演奏に身じろぎもせず聞き入るというよりは、聴衆も音を楽しんで聞いていいのです。つまり、作曲家が工夫を凝らしておどけたり笑ったり悲しんだりするメロディーやハーモニーなどを作り出したのを、演奏家がうまくプレゼンテーションしてくれて、それに引き込まれて聴衆はクスッと笑ったり身体を揺すったりほーっとため息をついたり時には息を呑んで身じろぎせず聞き入ったり・・・ということが許されるんですよね。それをめぎはヨーロッパに来て学びました。
だから、ベートーベンもショスターコーヴィチも本当に楽しく、その音の遊びを存分に味わってこられました。この偉大な作曲家たちは、両者ともこんなに音の遊びを楽しんで作曲したんだなあ、とつくづく感銘しました。ラトルさんの指揮は、そういう音の遊びを非常にうまくプレゼンテーションしてくれるタイプだと感じました。
by めぎ (2009-09-30 04:31)
かぼちゃとオーケストラの対比が楽しい(^^♪
かぼちゃも美味しい季節ですね。私は先日、栗の渋皮煮を買い損ねました・・・(-_-;)
by あかえび (2009-09-30 12:24)
日本でベルリン・フィルを聞こうと思えば、チケットはプラチナカードといわれる高額です。ドイツでは、どうなんでしょうね。
by たいちさん (2009-09-30 13:16)
おいしそぉ~。これもレストランめぎのメニューに入れといて下さい。(笑)ベルリンフィルですかぁ?音楽の本場でもありますね。最近クラッシックもよく聞くようになりましたよぉ。
by ぽりぽり (2009-09-30 20:03)
>みなさま
67ユーロはこのコンサートでは安いカテゴリーでしたが、ドイツ的にはかなりお高い部類です。うちでは普通、コンサートやオペラやバレエは20ユーロくらいを目安にしてますよ。もちろんそれは安いカテゴリーですが、70ユーロも出すと一番いい席になりますね。
by めぎ (2009-10-01 06:17)
かぼちゃおいしそう。
スープが一番合うのですね。
今日、かぼちゃかってこようっと・・・(^_^;)
by くりっぴ (2009-10-03 10:58)
>くりさん
日本のカボチャだったら煮物が一番美味しそうですね。
by めぎ (2009-10-04 04:03)