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ドイツの薬は強烈! [文化の違い]

汚い話だが、一週間ほど前、ひどい下痢で3日間も寝込んでしまった。
突然具合が悪くなり、起きているのも苦痛、寝ているのも苦痛、トイレに座っているのも苦痛。
トイレが肘付だったら良かったのになあ、などと思ったくらい、目がぐるぐる回って、血の気が引いていた。
一日何も食べられずほとんど飲むこともできず寝込んで悪いものを出し切って(汚い話で失礼!)、ふらふらながらもようやく水分くらいは取ろうという気になった二日目、相方に勧められた薬を服用。
それは、これ。
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Kohle?す、炭?
ドイツ語でKohleといえば、まずは「石炭」、次に「炭一般」、そして口語で「お金」の意味も。
消臭用の炭ボールじゃあるまいし、炭を飲むの?
まさかね、と思って辞書を引く。
すると、「デッサン用の木炭」と「活性炭」が。
そっかー活性炭!きっと、毒素を吸収してくれちゃうのね。

中身はこ~んなに真っ黒で、しかもデカイ。
なんだか不安になって、くらくらしつつも説明書を読む。
大人は一日に3~4回、一回2~4錠服用のこと。
薬の中身は、1錠あたり250mg Medizinische Kohleとしか書いてない。
つまり、医薬活性炭?

それ以上深く突っ込む気力も体力も無かった私は、とりあえず湯冷ましで2錠服用。
すると!!!!!
効果覿面、あれほどひどかった水のような下痢がすっきり治まった。

あとで相方にその話をしたら、書いてある服用量の半分から試すのが常識だ、と叱られてしまった。
しかし、同じ症状で病院にかかった友人は、医者に一回4錠飲むように言われたとか。

そんなわけでドイツ滞在5年目にして初めて活性炭のお世話になった私は、発病後3日目くらいまでほとんど食欲も無く寝て過ごし、きっと体がお休みを欲していたのかな、と思いながらゆっくりした。
しかし、ちょうどその頃ドイツは猛暑のど真ん中で、寝ていても暑くて汗びっしょり。そのためすっかり体内のミネラルを失い、次に私を襲ったのが・・・足がつる!
寝ていると突然足がつり、その痛いのなんのって。そこで相方が勧めたのが、これ。
06.08.03.-6.JPG

これはマグネシウム。ちなみに上の丸いのがふたで、右の丸いのが中身。この白い丸いのをコップいっぱいの水に溶かして飲む。例によってまた湯冷ましに溶かし、しゅわしゅわしゅわ~というのを楽しみ、甘い砂糖水みたいなマグネシウム水を飲んだ。

そして、これまたびっくり、足攣りもいっぺんに治ってしまったのであった。

ドイツの薬は凄くよく効く。服用は半分からにしよう。


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ほにゃこ

こんな直球(薬)を求めております。
by ほにゃこ (2006-08-14 20:54) 

zanki

薬というより物質?ってかんじですね。
日本でも売ってるのかな?
by zanki (2008-06-05 22:42) 

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