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やっとお昼ごはん [2022-23年年末年始 ボルネオ]

今日は2022年末のボルネオの離島ガヤ島でのお話を。

13時を過ぎたガヤ島のダイビングスクールの浜辺。
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お昼寝していた猫さんも起きてきた。
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そして14時ごろ、やっと昼食の用意ができた。
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セルフサービスで、ハラルの食事。お代わり自由。
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匂いにつられて出た来たのか、大トカゲさんが。
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上の写真のトリミング。ああ、やっぱりAPS-CのZ50を持って行くんだったな~
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その頃には、潮が満ちてきた。
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ダイビングの人たちは、この日最後のブリーフィング(ダイビング前のミーティングのこと)。
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↑この中にたまたまドイツ人の女性もいた(右奥に立っている人)。めぎたちがドイツ語でおしゃべりしているのを聞いて、どうしてドイツ語?と話しかけてきたのだ。めぎはどこから見てもアジア人だから、マレーシア辺りに行くと、オーストラリア人とのカップルだと想定されるらしい。こちらもいきなりドイツ語で話しかけられて、あららびっくり~
その人は19歳ぐらいで、2022年夏の高校卒業後、大学に行く前に見聞を広めようと半年ぐらいの予定でアジアにやってきて、あちこち転々とした後ボルネオでこのスクールを見つけて1か月ぐらいかけてダイビングインストラクターの修行をしているのだという。このスクールにはコタキナバル(ガヤ島ではなくボルネオ本土側の大きな町)に寮のような雰囲気の宿泊施設があって、窓のない小さな部屋だけど格安で借りられたのがポイントだったとのこと。この3日後ぐらいにとうとうドイツに帰国する予定だとかで、ここの時間の過ぎ方や生活の仕方とドイツとの違いにカルチャーショックを受けそうだ、ここでの経験で興味が出たので海洋生物学を専攻しようかなと思っている、などと話していたが、今はどこで何をしているのかな。ドイツでは、高校卒業資格を持つといつでもどこでも好きな時期に好きな大学に入れるので、つまり入学試験が無いので、何か月でも何年でも心置きなくギャップイヤーができる。だからこんな風に世界を見て回ってから自分の興味を見定める、なんてこともできるのよね。

ダイビングスクールらしい写真を一枚。
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鳥がいた。
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トリミング。鷺かな…?
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白アスパラパーティ [食べ物・飲み物]

今日は先日のめぎ家のお話を。

やっと明るい日差しを楽しめる季節になってきためぎ家バルコニー。
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とは言えあまり暖かくはないのだが、雨の降らなかった週末に、かねてより約束していたワインを飲む日がやってきて、うちのドイツ人の従妹が遊びに来た。で、叔母の地下室からもらってきたシャンパンで乾杯。
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ほろ酔い気分で3人分1.5kgの白アスパラの皮を剥く。いつものように下の方は後日のスープやサラダ用に切り落とし、一緒に籠(笊)に入れる。これは白アスパラ専用の茹でる鍋の、これまた専用の笊。
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皮を剥いた感触では、前回よりねとねとしてたので、甘みが増したのではないかなと思う。
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茹で上がって、バルコニーへ。昼間のように明るいけれど、このとき19時半。
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幸運なことに、このときは雨が降らず、しかもそこそこ暖かくなり、初のバルコニーライフ&今季2回目の白アスパラを堪能することができた。
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このときのワインも叔母の地下室から。白アスパラの味を損なわない程度の、でもしっかりとした味わいのワインだった。
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後ろの新しいラティス、先日も書いたように今回は既製品に自分でニスを塗って取り付けたものだが、70ユーロ(約1万円)で購入。自分で作っても材料費でそのぐらいにはなると思う。作れなかったのは残念だけど、必要十分で満足している。

食べながらひとしきり色々なおしゃべりをして…ホームへの引っ越しが迫ってきた叔母のことが中心だったけど、他にも家族の話題は色々とある…美味しく食べ終わり、片付けて今度はデザートのお時間に。従妹が作ってきてくれたパンナコッタは、肌寒くなってきたのでリビングで。デザートワインは撮ってないけどうちにあったマラガワイン。
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ああ、いい季節になったな~
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片付け開始=欲しい物探し [2023年春 ナーゴルト・ロットヴァイル]

今日は4月1日にうちのドイツ人の叔母の家を訪ねたときのお話を。

叔母を訪ねたのは、老人ホームに入ることを決めた叔母が、自分の持ち物を整理・処分するにあたり、まず最初に娘と孫と甥(うちのドイツ人)に好きなものを譲るため。この3人+めぎが選んだ後は、叔母の再婚相手の子どもたち家族(叔母とは血のつながりはないが、40年以上家族として付き合いのある人たち)や叔母の友人たちが選ぶことになっている。

で、大きな段ボールを広げ、頂いたものを詰める作業に取り掛かった。
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シンプルな食器を選んだのは孫で、26歳の彼は最近ルームシェアをやめて一人暮らしを始めたので、食器セットを有難くもらっていた。
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戸棚の中には色々な食器がいっぱい。中でも、娘がKonfirmation(プロテスタントの堅信礼、つまり、その信仰をするという確認の儀式で、13~15歳のときに放課後や日曜日などに教会のスクールに通った後に行われる。カトリックにも8~10歳の時に似たような儀礼がある。日本の成人式のようなもの重要な節目なのだが、ドイツではそのときには食器セットを新たに買い、フルコースで親戚一同を招いて盛大なお祝いをする習慣で、最近はレストランやカフェでお祝いをすることが多いようだ)のときに買いそろえたという食器セットが2段にわたってぎっしり置かれてて、もちろんそれは叔母が引き続き持って行く予定。
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整理していたら、戸棚の奥から一枚の紙が発見された。その昔、たぶん40年ぐらい前に、70年代の製品だったらしいこの戸棚を中古で144.38マルクで買ったらしい。そうかぁ、その当時、この戸棚がそんなもんで変えたのね…でも、40年前の144マルクって、結構な価値だったんだろうなあ…なんとも時代を感じるなぁ。
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それから絵を見に行った。
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部屋や廊下の壁という壁にぎっしり叔母の絵が飾られているのだが…
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実はその何十倍も屋根裏にあって、その屋根裏での作業は写さなかったが、こんなにたくさん書いたのがほとんどゴミ箱行きになるんだろうなと思うととても残念だった。
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時間があればすべてスキャンしてネットで地道に売るということも可能な世の中だけど、叔母はPCもスマートフォンも使えないし(未だタイピングマシーンを使い、携帯は白黒文字の古いガラケー)、カメラもアナログの古いコンデジだし、娘も孫もそんな時間はないのだ…
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少しでも捨てるものを減らすために、少しでも色々持って行って欲しいところらしいが、叔母もまだ自分で持ち続けたいものがいっぱいで、これは?と聞くといやそれはちょっと…となるのだった。また、ここは地下室なのだけど、そこにはガラクタがいっぱいで、叔母はこれはどう?と色々勧めてくれるのだが、それらは誰も欲しくないのだった。
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しかし、ここにあった叔母の手作りのジャムをいくつかいただき、さらにワインの中からうちのドイツ人が、これは今晩みんなで飲もう、これはデュッセルドルフに持ち帰って従妹(叔母の娘)と白アスパラを食べるときに飲もう、と数本選びだした。それに対しては叔母は異存なく、めぎたちは美味しいワインを楽しむことができた。その話は追々に。
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めぎがもらってきたのは、特にアンティークというわけではないようだがこの時計と…
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絵を数枚と…
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右下に写っている金属製の花を置く台と…
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この引き出し。
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うちのドイツ人がもらい受けて来たのは、やはり数枚の絵と、うちのドイツ人の母親(叔母の姉)が欲しいというこのパンチのための一式と…
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クリスマスの飾りのようなもの。何か思い出があるらしい。
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他にもたくさんたくさん作品や雑貨や家具があるのだが、とてももらいきれない。断捨離したばかりだし、うちだってもう置くところも無いし。
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つづく。
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