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めぎの部屋の改装 水回り床編~その5~ [めぎ家改装中]

今日はめぎの部屋の床の改装の話の続きをどうぞ。

石を張り終えた床。
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張り終えたのが4月9日で、11日、乾いてから掃除機をかける。
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いやはや、頑張りましたねぇ…
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4月11日には再びセメントのようなのを作り…
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張り終えた石の上にベチャッと乗せて隙間に練り込んでいく…
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ああ~ざらざら汚いよ~
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作業はどんどん進む。
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そして、割とすぐに、今度は水拭き。
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こうすると、石と石の間の隙間が埋まるのだ。
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こういう改装工事をうちのドイツ人が自分でやることの背景について…日本だったらDIYに拘る人以外は外注してやってもらうこういう工事、ドイツではかなりの人が自分でする。女性でも自分でする人がかなり多いし、自分でできなくても男友達にお願いして一緒にやるという場合も多い。それはなぜか。
1)ドイツ人というのは基本的に衣食住の「住」に最も拘る人たちで、拘りがあるのでなかなか人任せにはできないし、それを自分でやることに誇りを持っている。
2)ホームセンターがかなり充実していて、材料は何でも揃う。
3)外注すると高いし、しかも残念ながら技術がだんだんと落ちてきていて、自分でやった方が仕上がりが良い。下手でも自分でやればあきらめもつくが、高いお金を払ったのに仕上がりが悪いと、腹も立つ。
4)日本と比べて段違いに労働時間が短くプライベートの時間が長く、その長い余暇の時間に平日はすぐに家に帰って自宅でゆっくりと過ごし、週末もそれほど出かけず家で過ごすのが多いので、その場所を快適にすることが重要だし、工事を自分でやる時間もある。
5)家の改装は自分でやって節約し、長い休暇にお金をかける。
6)ドイツは賃貸でも部屋の改装が許されていて、というより、2年程度の短期滞在外国人向けではない一般的な賃貸住宅はキッチンも電気も壁紙もカーテンレールも無い真っ白な伽藍洞で、自分で壁紙を張ったりペンキを塗ったりキッチンや電気を取り付けたりすることが必要なので、床の張替えも元のが気に入らなければ自分でするのが当然な文化なのである。
7)うちのドイツ人の場合、上記+趣味。子どもの頃から何かを作ることが好きなようである。だから、うちは何から何まで手作りが多い。棚もテーブルもキッチンさえも。
…というわけで、ここはめぎの部屋なので資材は全てめぎが自分で購入したが、作業は全てうちのドイツ人が趣味として請け負った。無料なので、彼の時間があるときにしか作業が進まず、資材を購入したのが1月中旬で、4月中旬になってもまだ終わっていないという有様なのだが、そもそもめぎは料理をほとんどしないので、まあ生活に実害はない。ちなみに外注しても最近は人手不足で半年ぐらい待たされるみたいだから、かかる時間はあまり変わりないかも。

数回水拭きを繰り返し、この日の作業は終了。また乾くのを待つ。
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石を張っただけでは終わらないのよね~ここの作業、まだしばらく続く。
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