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9月のめぎ家のバルコニー [小さな出来事]

あれよあれよという間に9月になり、それも中旬となった。めぎ家の蔦はすっかり秋の色。
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学校の新年度が始まってからちょうど一か月。あっという間だったとも言えるし、でも一日一日にすることがあまりにもたくさんありすぎて、ほんの2~3日前でも遠い昔に感じるほどで、一か月前なんてもう一年前の話のよう…

それほどに忙しかったので、めぎはバルコニーの水遣りを一時期すっかり忘れていた。うちのドイツ人も床の張替えと仕事に追われてて、ホオズキはすっかり水枯れしてしまった…まだ青いのもあったのだけどそれはすっかり茶色くなってしまい、葉っぱは見る影もない。残った赤いのがとても綺麗なことにちょっと救われる。
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この2週間ほどの出来事の中で最も重要なことは…いや、最も重要なことはめぎもうちのドイツ人も元気でいることなので、見方を変えると特に重要でもないのだが、仕事上重要だったことと言えば…3回目のコロナ検査でもめぎの学校の教師は全員陰性だったことと、もしかしてくるかもしれないロックダウンに備えてリハーサルを行ったこと。コロナ検査は、その時元気でもやっぱりちょっとドキドキしちゃうし、ロックダウンリハーサルは、その日は教師も生徒も学校ではなく全員自宅にいて、自宅からオンラインで授業をしたのだが、サーバーがたくさんのアクセスとビデオでの授業が同時にある事態にはまだあまり耐えられないということが再び分かったという感じ。それに、生徒の(ひょっとすると教師も)自宅の通信回線状況にもかなり左右されているはずで、どこに問題があるのか、それは千差万別で、ホント難しい…

さて、水やりを忘れられても逞しく生き抜いた朝顔は、今頃になって蕾をつけてきたようだ。ひょっとして朝顔って、秋の花?
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ドイツ語で「女性のマント」という名の植物の花はすっかり茶色になっているのだが…
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その下にイチゴが!
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ああ、なんてかわいい…春が来たかのよう。
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ドイツの新規感染者数はずっと日々1300~1800人程度で、週末は千以下になるというのを繰り返しているのだが、お隣フランスは一日に1万人とかで、え!?どうして?という感じ。と言ってもそれはお隣の話なので、他人事と言えばそうだし、いつ自分たちのところもそうなるか分からないとも言えるし、コロナとはいったい何なのか、今後どうなるか、やっぱりよくわからないまま。うちのドイツ人は秋にオーストリアかフランスかへちょっとドライブにでも、と思っていたようだったが、ウィーンもちょっと数が多くなって第2波が来たと言ってわたわたしているようだし、その向こうのハンガリーはEU西側諸国をシャットダウンしてしまったし、フランスは外を歩くにもマスク義務になっているようで、結局行く気をなくしたようだ。そういう意味で、めぎは本当にいい時期にサクッとザルツブルクに行ってきて、よかったわ…

クレマチスも再び蕾をつけた。咲くところまでこぎつけるかな。
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モクレンは既に春の準備万端。
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めぎ家バルコニー、秋と春と夏が入り乱れてて、なんだかわけが分からない感じね。めぎの頭の中もあれやこれやでぐちゃぐちゃで、こなしているものの心がついていけていない。さてさて、9月後半はもう少し落ち着いていけたらいいな。
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