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アンダルシア紀行 ~地中海のヨットハーバー~ [アンダルシア]

夕日に染まるカサレスをあとにして、地中海の日没を見ようと一路海岸沿いへ。

大きなホテルのある大きな街を避けて小さなヨットハーバーで泊まるところを探そうと、ソトグランデというところで高速を降りた。

ようやくジブラルタルが目の前に。


海岸で日没を見るのはとてもいい気分。

左端に写っている赤い建物が私たちが泊まったホテル。たしか三ツ星で、二人で120ユーロ。めぎ家にはお高めだが、このあたりにはホテルがほとんど無く、どこも週単位で借りるリゾートマンション。期せずして一夜、バスローブ付の高級ホテルに泊まることとなった。

中身は非常に現代的かつ機能的なホテル。快適だった。

一夜明けて、早起きして日の出を見に海岸へ。


船が見えます?

朝日を浴びて真っ赤に輝くホテル。

逆光もまた美しく感じる私。

月も出ていた。

このような豪華な朝ご飯を食べてチェックアウトすると・・・

すっかり日が高くなっていた。



以下の写真はドイツ人撮影。

まず、夕方のジブラルタル。薄暗くなってくるとデジイチの威力は素晴らしい。

ズームもくっきり。

夕焼けの色も随分異なって見える。

朝日もこんなに違う。

ワイドな視野も羨ましい。

次回はいよいよジブラルタルへ。
でもその前に、ちょっとドイツ便りを入れるかも・・・


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アンダルシア紀行 ~ジブラルタルのヨーロッパ・ポイント~ [アンダルシア]

本日より数回にわたってジブラルタルをご紹介。

ジブラルタルは、イベリア半島の最南端に位置し、スペインの突端部分にありながらイギリス領である。地中海と大西洋を結ぶジブラルタル海峡は軍事的に重要で、18世紀初頭のスペイン継承戦争の折にイギリス領となり、第二次世界大戦中はイギリス軍の主要基地であった。

31年前にうちのドイツ人がこの地を訪れたときには、ジブラルタルはイギリス軍によって閉鎖されており、立ち入ることはできなかったそうだ。しかし今は、パスポート検査があるものの、誰でも中に入ることができる。

これがジブラルタルの全景。

EU域内にもかかわらず、イギリス領に入るにはパスポート検査がある。イギリスがEUとは本当は相容れない存在であることを証明する事実である。イギリスとアイルランドは、シェンゲン条約に入っていないのである。国境がなくなりつつあるヨーロッパであるが、海を隔てたイギリスとの間には深い溝がある。

ここはスペイン側。この先にイギリスの旗が立っており、いきなり標識は英語になる。

我々はまず突端部分、ヨーロッパ・ポイントへ。

そこから望んだアフリカ。

海の色!

振り返るとジブラルタルの切り立った崖。手前にイスラムのモスクが建っているところが面白い。

この辺りに咲いていた花。

我々はこの灯台を後にし、切り立った崖の上まで登ることにした。


以下の写真はドイツ人撮影のアフリカ。


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アンダルシア紀行 ~ジブラルタルの崖の上~ [アンダルシア]

ジブラルタルのヨーロッパ・ポイントを堪能した我々は、一路、崖の上へ。

この大きな岩山は、その名もThe Rock. 崖のUpper Pointは見たところ4箇所ある。頂上へは直通ロープウェイがあるが、我々は車で行けるところまで行って、そこから徒歩で向かうことにした。

車だからと言ってタダで登れるわけではないのがジブラルタルの崖。第一関門通過時に、二人で17.50ポンドを徴収された。ユーロでも払うことができたが(26.25ユーロ)、お釣りはポンドだった。

徒歩で登り始めの道。

海を見ながら登る。この辺りにはカモメがいっぱいいた。カモメについては数日内に特集を組むつもりだ。

振り返るとアフリカ大陸が見える。

一つ目のポイントへの道は封鎖されていた。

そこで、二つ目のポイントを目指して山道に入る。

二つ目のポイントが見えてきた。

ここを越えると・・・

こんな景色が前に広がり・・・

足元を見ると足がすくむ。

この石の小屋から後ろを振り向くと、またもやアフリカ大陸。

石の小屋を出て手すりも何もない岩の階段をそろそろとちょっと降りて後ろを振り向くと、こんな景色。

頂上に向けて、道は一度少し降りる形になっていた。その途中にあったもう一つの石造りの建物。

そこから見た目的地(二つポイントがあるうちの左側)。左端の真ん中くらいにマイクロバスが数台停まっているのが見える。これは、専用のタクシーである。我々はその車のいるところまで一度降りなければ、頂上には到達できない。

続きをどうぞお楽しみに。


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