SSブログ

1月のめぎ家の食事 [食べ物・飲み物]

今日はめぎ家の食事のお話を。

この1月は魚介を食べようと街中の市場に何度か出かけたので、めぎ家には珍しい感じの食事が続く。めぎ的に最もヒットしたのが、Heilbutt(ハイルブット)という魚の燻製。
DSC_4456_001.JPG


Heilbuttって日本語で何というのか分からないのだが、カレイの仲間でかなり大きめ。検索して写真を見たところ、人間の大人の3分の2ぐらいの長さ。英語で Atlantic halibut というようだ。中は白身魚で、とろけるように美味しい。366グラムで20ユーロぐらいした。
DSC_4459_001.JPG


あまりにも美味しいので、後日、小さめのがフィレで売っていた生も買ってみた。これまたとろけるように美味しい。
DSC_4481_001.JPG


さらに後日、同じぐらいのお値段の別の魚を買って比べてみた。Seeteufel(ゼートイフェル)という名で、アンコウの仲間。こちらは身がかなり締まっていて、食感が全く異なる。これも凄く美味しいが、めぎの好みとしては、と言うか味の深さについては、Heilbuttの方に軍配が上がった。
DSC_4532_001.JPG


ドイツで魚を買うと、生の場合はたいてい皮を剥いでフィレになっているか、ステーキ用に輪切りになっている。そして、そのままか小麦粉をはたくかなどしてフライパンで焼くか、オーブン焼きとなる。それ以外の売り方の主流は燻製。この燻製が非常に美味しく、鰻とかサメとかも燻製で売られてて、そっちの方が普通に生を買って食べるよりずっと美味しいことが多い。

さて、もちろん肉食の日も。まずは冷え込んだ時期に食べるドイツ食、グリューンコール。
DSC_5390_001.JPG


こんな風に細かくちぎったのをよく洗い…(いつも思うが、こうするとヨーダの沼を思い出す)
DSC_4524_001.JPG


3時間ぐらい煮込む。茹でてから皮を剥いたジャガイモと、焼いてからちょっと一緒に煮こんだベーコンの切り身などと一緒にいただく。燻製の粗挽きソーセージを入れる場合もあれば、塩漬け豚肉の場合もある。野菜のない時期、このグリューンコールだけは元気に緑で、厳冬の間それを保存食と一緒に食べたということなのだろう。
DSC_4525_001.JPG


それから、地物しか売らないマルクト市場では野菜の種類の少ない時期なので、トルコ系のお店でズッキーニやパプリカなどを買ってきて、マルクト市場で仕入れた新鮮な鶏のハツとレバーと一緒に炒めて丼にした。
DSC_4489_001.JPG


他にもザワークラウトの煮込みとか、卵を産まなくなった牝鶏ガラで撮ったスープとか、鶏の手羽先をオーブン焼きにしたりとかしてたのだけど、撮り忘れ。
nice!(35)  コメント(8)