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アルト・ハンブルク [ハンブルク]

昨日の聖ミヒャエル教会の塔から教会の足下に見える、この一角。
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ここは、旧商工組合の古い住宅が保存されているところ。
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こんなドアの中に入っていくと・・・
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こんなカゴがぶら下がっている空間があり・・
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狭い路地の両側に、昔の商工組合の未亡人のために作られたという福祉住宅が残っているのだ。
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と言っても、今は土産物屋やレストランになっている。
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めぎたちもここでちょっと一休み。
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中は、結構細い階段で上っていき、意外に奥行きがある。
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木枠が古い感じがするでしょ。
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一緒に写っているカメラは、うちのドイツ人ので、D50。めぎがいつも写しているのはD40X。二つ並べていると、夫婦(めおと)カメラって感じ。

ここで、めぎはアプフェルシュトゥルデルを、うちのドイツ人はチーズケーキを。とっても美味しかった♪ ぜひぜひお勧め。
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この一帯は、アルト・ハンブルク、すなわちオールド・ハンブルクと呼ばれている。ちょっとだけ見えている尖塔は、戦争で破壊されたまま保存されている、聖ニコライ教会の廃墟。
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♪ nice 20000!♪
昨日、niceが2万を越えました。いつもご訪問ありがとうございます。
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お宅訪問 [ハンブルク]

これは、ハンブルクで泊めてもらった友人の家での朝食。
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何を食べよう・・・と目移りしてしまう。
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ゆっくりたっぷり食べながら、2時間くらい朝からおしゃべり。
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こちらは、うちのドイツ人の父親の家。
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私たちにプレゼントまで用意して待っていてくれたのだが、中でもとっても気に入ったのがこのワイングラス♡
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嬉しくて、写真撮りまくり♪
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まずはウエルカム・アフタヌーン・ティーならぬコーヒーと手作りケーキ(レーズンとアーモンドのチーズケーキ)を食べながら、ゆっくりおしゃべり。
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イースターの飾りが可愛かった。
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外は雪だったのだが、ここだけ春のよう。
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ゆっくりコーヒーを楽しんだあと、今度はウエルカム・ドリンク♡
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ちなみに、畳と黒い花瓶はめぎたちからのお土産。
父親はスパークリングワインが好きじゃないので、お気に入りのお酒で。
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上からぶら下がっているのは、蝋燭。こんなの欲しいなあ・・・
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この日はワインを傾けながら夜中の2時までおしゃべり。めぎは12時でダウンしたけど。

以上、ハンブルクのお宅訪問でした♪
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フンメル・フンメル [ハンブルク]

ここがハンブルク中央駅。
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エルベ河の辺りを走る電車。
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交通網はとても発達しているけれど、渋滞で有名なハンブルク。駐車場を見つけるのも大変。路駐OKのところはいつも争奪戦。
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ところで、ハンブルクでは、時折こういうオブジェを見かける。
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この人は、実在していた人物で、水運び業をしていたハンス・フンメル。上水道網が無かった頃、ハンブルクには水運びという仕事があったのだ。この人の本名はヨハン・ヴィルヘルム・ベンツ(Johann Wilhelm Bentz)といい、ハンスはヨハンの愛称である。1797年生まれの生粋のハンブルク人で、Großen Drehbahnの36番地に住み、1854年に亡くなった。

その昔、水を運んでいるハンスに、子供達がからかって「フンメル・フンメル!」と声をかけていたのだそうだ。フンメル(Hummel)とは、彼の前任者の名前に由来するとかなんとか諸説あるようだが、とにかくハンスの名前であるかのようにからかわれていた。30キロもあるとかいう重い水桶を担いでいたハンスは、からかわれても仕返しなどできず、「モアス・モアス!」と罵った。モアスとは、ハンブルクの方言でお尻という意味だが、それはまた、低地ドイツ語(簡単に言えば北ドイツ方言)の"Klei mi am Mors!" を縮めた形。標準ドイツ語で言えば、"Leck mich am Arsch!" という罵り言葉で、訳しにくいが、俺の尻でも舐めてみろ!といった感じ・・・

という話を聞くと、なんとまあお下品な・・・と思うわけだが、そのやりとりが、今ではハンブルクの挨拶になっている。「フンメル・フンメル!」「モアス・モアス!」と挨拶し合うのだ。と言っても、それほど日常会話で使われるわけではなく、ハンブルクっ子でもふざけた時などにしか使わないようだが・・・なにしろ、「やーいやーい!」「くそったれ!」と挨拶しているようなものだから・・・でも、誰もがこの挨拶を知っているし、その由来も知っているのだ。
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「めぎはいまここ」でご紹介した、ハンブルクの車のナンバープレートの「HH」も、ハンザ都市ハンブルク(Hansestadt Hamburg)ではなく、「フンメル・フンメルのHH」だとふざけて説明する人までいる。ハンスさんにとっては相当な嫌がらせだったフンメル・フンメルだが、ハンス・フンメルは今や、ハンブルクの象徴的キャラクターとして愛されているようだ。
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