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仕上げ [うちのドイツ人のDIY]

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現在、うちのドイツ人の仕事部屋のクリーニングを連載中。壁紙張り替えとペンキ塗りは終わり、あともう少し。

昨日の壁紙だが、ドイツでは白い壁紙を貼ってから自分で好きな色に塗るのが主流。予め模様のついた壁紙はドイツでは時代遅れだし、予め色がついた壁紙は全く売られていない。例えばめぎ家の居間は薄い黄色を塗ったし、うちのドイツ人は自分の部屋を薄い水色に塗っている。めぎの部屋は塗るのが面倒で白いまま。ちなみによく写しているキッチンは、壁紙を貼らずに直接赤い色を塗っている。もちろん模様を描くことも可能で、お風呂とトイレのある洗面スペースは、青色に塗った上にめぎが白色で富士山を描いてある。塗料は各種様々売られていて、色を混ぜて自分で作ることも多い。その様子の例はこちらをどうぞ(←これももう2年も前のことなのね・・・月日の経つのはなんて早いんでしょ)。

日本とドイツで大きく違うのは、賃貸を自分でクリーニングしたり壁の貼り替えをしたりできることだろう。ドイツで部屋を借りると家賃1~2か月分くらいの敷金を払うのだが(礼金はない)、壊したものを元通りにしたり、壁を綺麗に白く塗り替えて綺麗に掃除して出れば、その敷金が全額戻ってくるのである。それはすなわち、引っ越しには常に壁紙張り替えやペンキ塗り直しが伴うということでもある。これを自分でやってクリーニング代を払わずに引っ越しするのがドイツ人・・・引っ越しする時は、もといた家の壁紙を白く塗り替えてから出て(長く住んで壁紙が傷んでいる場合には貼り替えてから出て)、新たに入る家の壁紙を自分で好きな色に塗り直してから入るのだ。だから引っ越しはものすごく大変なのだが、ドイツ人ならお年寄り以外誰もが、つまり女性一人暮らしでもその女性が自分で、その作業をこなす。ベンツを乗り回しているようなお金持ちのキャリアウーマンでも、壁の貼り替えとペンキ塗りは自分で行っている。もちろん、カレシや友達に手伝ってもらうことも多々ある。業者に頼むこともできるが、めぎの見たところ、業者に頼んでいるのはお年寄りと外国人駐在員ばかり・・・ドイツ人なら、教授でも会社員でも医者でも音楽家でも自分でやっている。ドイツ人はもともと相当なケチで、壁紙張り替えを業者に頼むよりは、自分でやって浮いたお金で休暇に行く方を選ぶだろう。

さて、壁紙を貼り替えてすっかり白く綺麗になった上に、タバコの臭いも消え、カーテンも洗って、すっかりリフレッシュ。今回、色は白のままにするらしい。
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ここで登場したのが、あのMopsという蒸気で汚れを落とす機械。
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絨毯を抜本的にクリーニング。
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ほら、こんなに汚いの。
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それから、キッチンのこのマットもMopsでお掃除。これがものすごく汚かった~Mopsのおかげで綺麗さっぱりスッキリ。Mopsの効果、恐るべし。
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ちなみにこの椅子も・・・
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よれっとした上にシミがいくつかあったので・・・
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Mopsしてみたけれど、これは残念ながら全然効果が無かった。
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化繊には効果がないのか、この汚れが相当特殊なものであるのか、どうにも分からないが、クリーニングにも出してみたし、最後はめぎ家で汚れ落としの洗剤を擦り込んだ上で普通の洗濯機で洗ってもみたが、どうしても取れなかったので、最終的に買い換えることにした。

このセット、IKEAので、枠組みはそのままでクッションのみ買い換えられるのだ。ちょっとお値段は張ったけど、黒い革張りに。
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ここは今後お客様をお泊めする部屋としても使うので、布団等を用意。
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タンスもあるし・・・
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机もある。
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シャワーもトイレもキッチンもあって、ここは本当に人が住める。でも、今後ここはお客様を泊める以外はうちのドイツ人が仕事部屋としてのみ使う予定。いい仕事ができるといいね。
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♪ おまけ ♪

部屋からの風景を最後に。この鳥さんが見ている向こうには・・・
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猫ちゃんがいた。
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猫がいたら、こんな風にネットをつけなきゃいけないのかしら・・・それは嫌だなあ。
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お天気ステーション [うちのドイツ人のDIY]

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しばらく前にハンブルクの友人の家で、これいいなあ、と思って眺めたもの。
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うちにもこんなのがあったのだけど・・・
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友人の家のようなのが欲しくなって、買っちゃった♪ (ちなみにお値段は95ユーロくらい=約一万円)
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しかし、色々取り付けが難しそう。
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うちのドイツ人はまずこんな長い棒を買ってきて・・・
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色々と細工し始めた。
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ここまではバルコニーで作業。この日は3月3日。上の写真のような2月7日のマイナス6.5℃の世界はすっかり過去のものとなり、2月18日のハンブルクのプラス6.1℃とも全く違うすっかり春の陽気で、この日の外の気温は12.8℃だった。
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その後、また屋根の上で作業。
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ドリルをセッティングし・・・
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煙突を支えている煉瓦に穴を空けて・・・
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あの長い棒を固定。
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あ、そうそう、棒の先には風向き・風力測定器を取り付け・・・
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方位磁針で北の方向を確認して・・・
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セッティング。
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あ、雁さんたちが北の方へ飛んでいくわ・・・
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それから雨量測定器もその近くに水平になるように調節しながら固定。
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こうして3月3日の作業を終了。
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そして3月4日。
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温度計などをセッティングして完了♪ 普通はグレイのパネルだけど、これはライトを付けたところ。上の段の左が時刻と曜日(あれ?日付がない・・・?)、右は次の日の日の出と日没の時間、真ん中の段の左は月齢と天気、右はヘクトパスカルとその推移、下の段の左は風向きと風力と風の温度、右は上から外の気温と湿度、うちの中の気温と湿度、降水量。
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バルコニーは13.5℃もある・・・春だわね。そのあと気温は下がって今週に入ってからは最高が8℃前後になっちゃったけど・・・春はもう少し先かしらね。
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バスルームの改装 [うちのドイツ人のDIY]

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4月末から一ヶ月間、うちのドイツ人はまたもやDIYに勤しんでいた。まず、バスルームのシャワーなどを消毒かつカルキ除去。
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カルキが分解してぶくぶく。
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うちではこんな安い酢を使う。スーパーで売っていて食品としても使えるとても安い酢。化学製品を買うよりずっと安く(一瓶1ユーロちょっと=130円くらいかな)、危険もなく、確実。
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一方バスルームでは、まずこんなふうにテープを貼って・・・
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こんなものを使って・・・
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隙間の部分の張り替えをした。
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それから、もともとタイルの壁に部分的になぜか白いペンキのようなものが塗られているのを落としていった。
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この液を使って分解して・・・
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剥がしていく。
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抜本的に剥がすためにトイレの貯水タンクなども外し、ウォシュレットも綺麗に消毒。
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そこまで終えた時点で作業は一時中断。全てを元通りに設置し直し、ハンブルクからの友人夫婦とMOCOMOCOさんを迎えた。

来客が終わったあと、作業再開。まず敷かれていた床を剥がし・・・
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トイレの便器も取り外し・・・
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これまた酢で消毒し・・・
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階段の踊り場へ。
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あ、そうそう、この改装期間中、トイレとシャワーはもう一つのバスルームを使った。めぎ家にはバスルームが2つある。

さらに洗濯機も廊下に移動し・・・(従って、この改装工事前に洗濯をいっぱいした。)
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トイレのあった場所のタイルを・・・
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こんな風に取り払い・・・
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平らになるように整えた。
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続きはまた明日。


♪ おまけ ♪

うちのドイツ人が大好きなDIYのCM。

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