友人のおかげで

今日はめぎ家の近況を。

今となっては考え過ぎの取り越し苦労だが、これからどうなっちゃうんだろう…うちのドイツ人、また歩けるようになるのかな、とかなり不安だった2月1日の撮影。



つかまりながらだけどまた立って歩けるようになって、すっかり元気を取り戻した2月10日の撮影。



写真って、正直だわね。

バルコニーでは植えたまま忘れていた球根が芽を出してきていた。



しかも、花芽もこんなに！



そしてこの日、友人が手伝いに来てくれて、懸案事項だったある作業をした。実は去年の秋に、1830年代製造だというアンティークの戸棚を買ってあったのだが、格安で売ってくれたためついでの際に配送するということで12月中旬にやっと配送された。その日に連絡が来てあっという間に運ばれてきて、設置したい場所を事前に空けておくことができなくて、それでこんな風にすぐ近くにドンと置いて行かれてしまっていた。



設置したいのはこの黒い戸棚のあるこちら側。



新しい戸棚はコーナー型の三角形なのだが、キッチンの通り道をほぼ塞ぐような形で置かれていた。と言ってもめぎもうちのドイツ人も普通に通れる隙間は十分にあったのだが、杖を突いたり歩行器代わりのキャスター付きの椅子を押したりでは通れない。それで、2月6日にやっと立てるようになったうちのドイツ人が、キッチンで食事ができるように、友人に設置を手伝ってくれるように聞いてみてはと言い出したのだった。



そんなオーガナイズ的なことを考えられるほど調子がよくなってきたってことねと思い、早速若い友人夫婦のご主人の方に打診したら快く引き受けてくれて、ボーフムというデュッセルドルフから車で30分ぐらいかかる町からやってきてくれて、無事に場所を交換することができた。



黒い方は売ってしまうか、欲しい人がいたらお譲りする予定。その後、黒い戸棚と細い本棚のあるところに、またいつかアンティークの戸棚を見つけて置ければいいなと思っている。



このコーナー型の戸棚は段が少ないので、黒い戸棚の物全部は入らない。この機会に使っていない物を整理するのにも役立った。



とりあえず入れて、もう一つの戸棚を買ったら配置を考えましょ、ということにしている。



友人が球根の苗を2つお土産に持ってきてくれた。1つは家の中で楽しもうと早速窓辺に置き…



もう1つは↑上のヒヤシンスが咲き終わったら家の中に入れようと、バルコニーに置いてある。



本当はお子さんたち連れで家族そろって会いたいところだったけど、このときうちのドイツ人が小さな子どもたちとおしゃべりを楽しめるほどにはまだ回復していなかったので、友人の奥さんの方はお留守番。せっかくの休みの日に申し訳なかったけど、本当に助かった。おかげでここで食事ができるようになったから。まだそんなに長くは座っていられないが、ここでナイフとフォークを使って食べられるのはものすごく幸せ。本当にありがとう！



みなさまの先日のたくさんのお見舞いと励ましのコメントにも心から感謝。うちのドイツ人はその後も日に日によくなって、17日にはとうとう一人で料理をした。腰椎骨折に加えて肋間筋を傷めたのが非常にしんどかったが、そのおかげで一週間本当に何もせず寝て暮らしたので、まさに絶対安静となり、それが治癒にはかえって良かったのかもしれない。次の医者とのアポイントまであと2週間ほど。その後理学療法士によるリハビリが始まる予定。