SSブログ

カーニバルのデュッセルドルフ [小さな出来事]

今日は現在のデュッセルドルフのお話を。写真は全てスマホ撮影。

2月上旬にこんなに水仙が伸びてくるなんて。ここ数日、最低が5℃前後、最高が12℃前後と生暖かい。
20240206_131910.jpg


ドイツ語で「ガチョウのちっちゃい花」というこのお花も咲き出した。
20240206_132036.jpg


ガチョウさんたちも恋の季節を迎え、クワークワーと騒がしい。
20240207_100645.jpg


サンシュユも咲き出していた。忙しくてまわりに目を向かる暇がなくずっと冬の中にいるような気分だったが、世の中は知らないうちに春を迎えつつあるようだ。
20240208_100036.jpg


現在キリスト教圏ではカーニバルの真っ最中。ドイツではカーニバルに仮装パーティーをする習慣があり、いろんな格好の人とすれ違う。
20240208_100106.jpg


会社にも仮装して行ったりするので、銀行の裏庭でちらほら凄い色合いを見かけた。
20240208_100403.jpg


カーニバルというのはこれからイースターまでの断食に入る前のどんちゃん騒ぎで、今時断食している人はかなり少ないけど、肉断ちをする人とか、パンは食べないという人とか(代わりに日が沈んでからビールを飲むという話なのでへ?と思うけど)はそれなりにいる。たぶんそのため、カーニバルにはベルリーナーという菓子パンをよく食べる。ドーナツパンの中にイチゴジャムが入っているのがスタンダードで、チョコレートコーティングのとか、エッグリキュール入りとか、色々ある。
20240210_110827_001.JPG


そして、そういう菓子パンの総称をKrapfenといい、これにはジャムは入っておらず、レーズン入りの揚げパンである。めぎ家は今回こちらを買った。老舗パン屋さんで買うと、1個2ユーロとそこそこ高い。でもまあ、材料や製法がきちんとしているから。
20240210_110813_001.JPG


パン屋さんも仮装していた。
20240210_110822_001.JPG


月曜日には街を挙げての大パレードがあって、射撃協会などその筋の人たちが一年間練りに練って作り上げたテーマ性の高い大掛かりな山車が練り歩く。社会風刺的なテーマが多いのがドイツの特徴。今年の場合、恐らく戦争とかアメリカの選挙とかが取り上げられていることと思う。そしてその山車からキャンディーなどのお菓子を投げる。デュッセルドルフとケルンはそのパレードで有名で、周辺の町からも観光客がやってくるし、大人も子供も大真面目で仮装して袋を持って見に出かけ、飛んできたお菓子を集める。昔はめぎも仮装して見に行ってみたが(ブロガーとしては行って写真を撮るべきだろうとも思うが)、天気もあまりよくないし、個人的にもうあまり興味がわかず、今年もめぎ家は行かずにうちでのんびりする予定。
nice!(35)  コメント(9)