5月の音楽祭の3つめの演目 [2023年初夏 ザルツブルク]
今日は2023年5月末の聖霊降臨祭のザルツブルク音楽祭のお話を。
5月末の音楽祭も最終日を迎えた。見慣れたこの場所からスマホでパチリ。
この日は午後のコンサートへ(15時から)。プログラムは全てシューベルトの作品。本当はバレンボイムとアルゲリッチが連弾&バルトリとランランが共演&ソプラノのMélissa Petitとコーラスとの共演というようなプログラムを見に来たはずだったのだが、直前にバレンボイムが健康上の理由でキャンセル、それとともにアルゲリッチもキャンセル。代わりにLucas und Arthur Jussenという兄弟が連弾をすることとなった。アルゲリッチを見たかっためぎとしてはものすごく残念だったが、まあ仕方がない。若い男の子たちの連弾はエネルギッシュで好感がもてたので良しとしよう。ソプラノとコーラスはもうあまり覚えがない…初めて生を見たランランは、もちろん素晴らしく上手いが、めぎ的にはそれほど感銘は受けなかった。バルトリの方が歳取ったなあと感じるけど何か惹きつけるもの放っていたのと対照的。下の写真にはランランは写っていない。一番左の男性はGianluca Capuanoという指揮者。スマホで撮った写真は白飛びしてたのでRAWから現像して修正してトリミング。ノイズ処理はしなかったので画像が荒い。
この日の夜に今回の音楽祭の千秋楽としてバレンボイムに捧ぐガラコンサートがあったのだが、ガラの嫌いなうちのドイツ人が拒否したため(サーカスのようで好きではないというのだ)、チケットを購入しなかった。そちらの方にバレンボイムが出演したそうで、もちろんアルゲリッチもそこで弾いたし、むむむむ…まあそれも仕方がないけど。
で、めぎたちはコンサート後、ちょっと早いけど長年行ってみようと言いつつ行けずにいた老舗レストランに夕食を食べに行ったのだった。
そこは聖ペーター教会のレストランで、岩山をくりぬいて作られていて、803年操業だというところ。でも、最近ポップに改装されたようで、なんだか重厚さに欠けた。
もっと奥(岩山の中)があるのかもしれないが、めぎたちが座ったところは明り取りの屋根の下。
めぎたちは飲み物にはビールを頂き…(後でワインにしようかとも思っていたが、ビールが美味しくてお代わりした)
オーソドックスなオーストリア料理を頂いた。めぎはウィーン風仔牛のシュニッツェルで、うちのドイツ人は牛を煮込んだターフェルシュピッツ。
食後はコーヒーを頂きながら…
めぎだけデザートにアプフェルシュトゥルデル。
お味は特別素晴らしいというわけではなく、でも悪くない。ただ、お高めなお値段なので、もうちょっと良ければなあという印象。
レストランの前。右の入り口の奥がレストランで、左の奥が墓地。
オーストリア民族衣装の3人家族。どこに行くのかな。
折角まだ明るいので、少し散歩することにした。
5月末の音楽祭も最終日を迎えた。見慣れたこの場所からスマホでパチリ。
この日は午後のコンサートへ(15時から)。プログラムは全てシューベルトの作品。本当はバレンボイムとアルゲリッチが連弾&バルトリとランランが共演&ソプラノのMélissa Petitとコーラスとの共演というようなプログラムを見に来たはずだったのだが、直前にバレンボイムが健康上の理由でキャンセル、それとともにアルゲリッチもキャンセル。代わりにLucas und Arthur Jussenという兄弟が連弾をすることとなった。アルゲリッチを見たかっためぎとしてはものすごく残念だったが、まあ仕方がない。若い男の子たちの連弾はエネルギッシュで好感がもてたので良しとしよう。ソプラノとコーラスはもうあまり覚えがない…初めて生を見たランランは、もちろん素晴らしく上手いが、めぎ的にはそれほど感銘は受けなかった。バルトリの方が歳取ったなあと感じるけど何か惹きつけるもの放っていたのと対照的。下の写真にはランランは写っていない。一番左の男性はGianluca Capuanoという指揮者。スマホで撮った写真は白飛びしてたのでRAWから現像して修正してトリミング。ノイズ処理はしなかったので画像が荒い。
この日の夜に今回の音楽祭の千秋楽としてバレンボイムに捧ぐガラコンサートがあったのだが、ガラの嫌いなうちのドイツ人が拒否したため(サーカスのようで好きではないというのだ)、チケットを購入しなかった。そちらの方にバレンボイムが出演したそうで、もちろんアルゲリッチもそこで弾いたし、むむむむ…まあそれも仕方がないけど。
で、めぎたちはコンサート後、ちょっと早いけど長年行ってみようと言いつつ行けずにいた老舗レストランに夕食を食べに行ったのだった。
そこは聖ペーター教会のレストランで、岩山をくりぬいて作られていて、803年操業だというところ。でも、最近ポップに改装されたようで、なんだか重厚さに欠けた。
もっと奥(岩山の中)があるのかもしれないが、めぎたちが座ったところは明り取りの屋根の下。
めぎたちは飲み物にはビールを頂き…(後でワインにしようかとも思っていたが、ビールが美味しくてお代わりした)
オーソドックスなオーストリア料理を頂いた。めぎはウィーン風仔牛のシュニッツェルで、うちのドイツ人は牛を煮込んだターフェルシュピッツ。
食後はコーヒーを頂きながら…
めぎだけデザートにアプフェルシュトゥルデル。
お味は特別素晴らしいというわけではなく、でも悪くない。ただ、お高めなお値段なので、もうちょっと良ければなあという印象。
レストランの前。右の入り口の奥がレストランで、左の奥が墓地。
オーストリア民族衣装の3人家族。どこに行くのかな。
折角まだ明るいので、少し散歩することにした。
バレエを見に行った日 [小さな出来事]
今日はめぎの近況を。
どうにもこうにも忙しい11月と12月なのだが、そんな中、うちのドイツ人にどうしても見たいというバレエがあって週末に付き合った。久々のデュッセルドルフのオペラ座。
早く着いたのでまだガラガラ。
外では説明のイベントが開かれていた。
とても見たい演目だというので、取った席は3階席だけど1列目のど真ん中。
ライトがあったのだが、埃が…
見たのは3つの小作品で、トレイラーはこちら。
もう少し詳しく書くと、1つめはバランシン振り付けでストラビンスキー作曲のRubiesという作品。めぎが見たデュッセルドルフバレエ団のではないが、同じ作品がYouTubeにある(こちら)。貼り付けたいけどYouTubeでしか見られないようになっているので、でも、23分ほどの作品全部が見られるので、バレエとバランシンに興味がある方は是非。まさにルビーのような赤い衣装がとても可愛かった。
2つ目はHans van Manen振り付けでプロコフィエフ作曲のVisions Fugitivesという作品。これはほんの数分だけど雰囲気だけでもどうぞ。
うちのドイツ人が見たかったのは3つめの作品。これと同じものを初演の頃(1989年)にフランクフルトで見てものすごく感動したのだが、それがデュッセルドルフで2020年5月に再演されることになって、見に行くのをものすごく楽しみにしていた。しかしコロナですべてキャンセルに。で、2023年11月の今、やっと再演にこぎつけたところをやっと見に行くことができたのである。William Forsythe振り付けでThom Willems作曲のEnemy in the Figureという作品。今回上演されたのはその一部で、下の映像はさらにそのほんの一部。光と影が非常に効果的なので、一部だけど大きな舞台の画像が見たい方はこちらをどうぞ。
踊りも演出も非常に興味深かったが、バレエというより新体操に近いような、ボディビルのような体つきで、スポーツとバレエの境目ってどうなのかな。
ここからは帰りに写した写真。
この日持ち出したカメラはCoolpix AというAPS-Cセンターのコンデジで、単焦点レンズの35㎜換算28㎜。雨だったので、石畳がきれいだな~と撮ったのだが、結構余計なものが写っていたので…
トリミングしてモノクロにしたら結構カッコいいかな…
…と思って、何枚か撮った中の一つをこんな風に仕上げてみた。
いかんいかん、仕事せねば…
どうにもこうにも忙しい11月と12月なのだが、そんな中、うちのドイツ人にどうしても見たいというバレエがあって週末に付き合った。久々のデュッセルドルフのオペラ座。
早く着いたのでまだガラガラ。
外では説明のイベントが開かれていた。
とても見たい演目だというので、取った席は3階席だけど1列目のど真ん中。
ライトがあったのだが、埃が…
見たのは3つの小作品で、トレイラーはこちら。
もう少し詳しく書くと、1つめはバランシン振り付けでストラビンスキー作曲のRubiesという作品。めぎが見たデュッセルドルフバレエ団のではないが、同じ作品がYouTubeにある(こちら)。貼り付けたいけどYouTubeでしか見られないようになっているので、でも、23分ほどの作品全部が見られるので、バレエとバランシンに興味がある方は是非。まさにルビーのような赤い衣装がとても可愛かった。
2つ目はHans van Manen振り付けでプロコフィエフ作曲のVisions Fugitivesという作品。これはほんの数分だけど雰囲気だけでもどうぞ。
うちのドイツ人が見たかったのは3つめの作品。これと同じものを初演の頃(1989年)にフランクフルトで見てものすごく感動したのだが、それがデュッセルドルフで2020年5月に再演されることになって、見に行くのをものすごく楽しみにしていた。しかしコロナですべてキャンセルに。で、2023年11月の今、やっと再演にこぎつけたところをやっと見に行くことができたのである。William Forsythe振り付けでThom Willems作曲のEnemy in the Figureという作品。今回上演されたのはその一部で、下の映像はさらにそのほんの一部。光と影が非常に効果的なので、一部だけど大きな舞台の画像が見たい方はこちらをどうぞ。
踊りも演出も非常に興味深かったが、バレエというより新体操に近いような、ボディビルのような体つきで、スポーツとバレエの境目ってどうなのかな。
ここからは帰りに写した写真。
この日持ち出したカメラはCoolpix AというAPS-Cセンターのコンデジで、単焦点レンズの35㎜換算28㎜。雨だったので、石畳がきれいだな~と撮ったのだが、結構余計なものが写っていたので…
トリミングしてモノクロにしたら結構カッコいいかな…
…と思って、何枚か撮った中の一つをこんな風に仕上げてみた。
いかんいかん、仕事せねば…
ケーテンの町をブラブラ [ドイツ(主に東部) 2017年夏]
今日は2017年夏のドイツ東部のお話を。バッハがライプチヒに移る前に数年宮廷楽長を務めていたケーテンという小さな町を散策中。前回の話はこちら。
前回の話の最初に出てくるこのバッハの像があるところからまっすぐ向こうに、町の中心部の教会が見えている。
場所はこちら。
その近くに、ホメオパシーという一種の医療の創始者ハーネマンの住んでいたところがあった。この町、バッハだけじゃないのね。
ハーネマンをトリミング。
場所はこちら。
場所はあちこち飛ぶが、最初の場所から見えていた教会は、聖ヤコブ教会というようだ。中は見ていない。
場所はこちら。
その影がこちらに。
これは市の役場のようだ。
場所はこちら。
ケーテンの街中。
その他、もうどこだか分からないが、趣あるなあと思って撮った写真。
綺麗なのに全然人気のない過疎化した感じの町の様子が印象的だった。
前回の話の最初に出てくるこのバッハの像があるところからまっすぐ向こうに、町の中心部の教会が見えている。
場所はこちら。
その近くに、ホメオパシーという一種の医療の創始者ハーネマンの住んでいたところがあった。この町、バッハだけじゃないのね。
ハーネマンをトリミング。
場所はこちら。
場所はあちこち飛ぶが、最初の場所から見えていた教会は、聖ヤコブ教会というようだ。中は見ていない。
場所はこちら。
その影がこちらに。
これは市の役場のようだ。
場所はこちら。
ケーテンの街中。
その他、もうどこだか分からないが、趣あるなあと思って撮った写真。
綺麗なのに全然人気のない過疎化した感じの町の様子が印象的だった。