ウィーン3日目 [ウィーンとブルゲンラント 2017年秋]
現在、10月末の秋旅の話を連載中。
今日からウィーン3日目に。まずは宿の近くのパン屋さんで朝食を。
それからグラーベンを通り、有名なペスト記念柱を記念撮影している中国人のグループを見かける。
今やどこもかしこもだけど、本当に中国人観光客が多い。もともと中国の人口はものすごく多いわけで、みなさんお金持ちになって世界中を旅するようになって、もう彼らを見かけない場所はないという感じ。国の勢いというのはまさにこのこと。
このグラーベンとケルントナー通りのぶつかるところの住所はシュトック・イム・アイゼン広場という。そのシュトック・イム・アイゼン(鉄の中の切り株)が角に飾られている。トウヒの切り株に釘が打ち込まれたもので、中世の頃からあったらしい。病の治癒への感謝を込めた奉納だったとか、錠前屋や鍛冶屋が仕事を永遠化するために釘を打ったとか、盗みを働いた人が道に迷って罪を後悔して木に釘を打ったとか、悪魔との契約とか、いろんな謂れや伝説があるようだ。
さて、めぎたちはそこから散歩を続けて、ミノリーテン教会というところへやってきた。ブルク劇場のすぐ裏にある教会だ。ここ、入ったことないね、入ってみようか・・・
めぎはかつて何度もウィーンを訪れて全部で3ヶ月位滞在したことがあって、その頃にウィーンの有名観光地は全て制覇し、その幾つかは何度も足を運んだことがある。うちのドイツ人も若い頃訪れていて、主な観光は終わっている。今回の滞在では、久々にウィーンの空気を吸いに行こう、というスタンスで、オペラとコンサートを予約した以外は特に予定を立てていなかった。この日一応目的地を定め、二人共まだ見たことのないある場所へ向かっていたのだが、そこまではブラブラと散歩しながらふと目についたもののところで止まるという感じ。
中に入ると、特に素晴らしいとか素敵といった印象はない。
ここで有名なのは、ダ・ヴィンチの「最期の晩餐」の複製モザイクがあること。
このモザイクはナポレオンが発注したらしいが、出来上がったのはナポレオンが失脚した後で、オーストリア皇帝フランツ一世に買い取られてパリではなくウィーンにやってきたのだとか。
それにしてもこのキリストの最後の食事って、なんて貧しく不味そうなんでしょ・・・使徒たちもいかにも悪者って感じ。
さて、この教会自体はずっとずっと古い。ミノリーテンというのはフランシスコ修道会から枝分かれした宗派で、アッシジのフランシスコ修道会の発足が1209年なのだが、ミノリーテンは1228年に既にウィーンにやってきている。ここに教会を建て始めたのは1275年とのこと。教会の中には聖フランシスコの古い肖像画が飾られていた。
窓ガラスの映り込みと一緒にパチリ。望遠ズーム、楽しいな♪
この旅行では望遠ズームを1インチカメラで済ましたのだが、あとで見ると望遠の写真が結構楽しくて、フルサイズ用のいい望遠ズームレンズがちょっと欲しくなっているところ。
撮影: D600 + 20mm(F1.8), Nikon 1 V3 + 30-110mm(F3.8-5.6)
今日からウィーン3日目に。まずは宿の近くのパン屋さんで朝食を。
それからグラーベンを通り、有名なペスト記念柱を記念撮影している中国人のグループを見かける。
今やどこもかしこもだけど、本当に中国人観光客が多い。もともと中国の人口はものすごく多いわけで、みなさんお金持ちになって世界中を旅するようになって、もう彼らを見かけない場所はないという感じ。国の勢いというのはまさにこのこと。
このグラーベンとケルントナー通りのぶつかるところの住所はシュトック・イム・アイゼン広場という。そのシュトック・イム・アイゼン(鉄の中の切り株)が角に飾られている。トウヒの切り株に釘が打ち込まれたもので、中世の頃からあったらしい。病の治癒への感謝を込めた奉納だったとか、錠前屋や鍛冶屋が仕事を永遠化するために釘を打ったとか、盗みを働いた人が道に迷って罪を後悔して木に釘を打ったとか、悪魔との契約とか、いろんな謂れや伝説があるようだ。
さて、めぎたちはそこから散歩を続けて、ミノリーテン教会というところへやってきた。ブルク劇場のすぐ裏にある教会だ。ここ、入ったことないね、入ってみようか・・・
めぎはかつて何度もウィーンを訪れて全部で3ヶ月位滞在したことがあって、その頃にウィーンの有名観光地は全て制覇し、その幾つかは何度も足を運んだことがある。うちのドイツ人も若い頃訪れていて、主な観光は終わっている。今回の滞在では、久々にウィーンの空気を吸いに行こう、というスタンスで、オペラとコンサートを予約した以外は特に予定を立てていなかった。この日一応目的地を定め、二人共まだ見たことのないある場所へ向かっていたのだが、そこまではブラブラと散歩しながらふと目についたもののところで止まるという感じ。
中に入ると、特に素晴らしいとか素敵といった印象はない。
ここで有名なのは、ダ・ヴィンチの「最期の晩餐」の複製モザイクがあること。
このモザイクはナポレオンが発注したらしいが、出来上がったのはナポレオンが失脚した後で、オーストリア皇帝フランツ一世に買い取られてパリではなくウィーンにやってきたのだとか。
それにしてもこのキリストの最後の食事って、なんて貧しく不味そうなんでしょ・・・使徒たちもいかにも悪者って感じ。
さて、この教会自体はずっとずっと古い。ミノリーテンというのはフランシスコ修道会から枝分かれした宗派で、アッシジのフランシスコ修道会の発足が1209年なのだが、ミノリーテンは1228年に既にウィーンにやってきている。ここに教会を建て始めたのは1275年とのこと。教会の中には聖フランシスコの古い肖像画が飾られていた。
窓ガラスの映り込みと一緒にパチリ。望遠ズーム、楽しいな♪
この旅行では望遠ズームを1インチカメラで済ましたのだが、あとで見ると望遠の写真が結構楽しくて、フルサイズ用のいい望遠ズームレンズがちょっと欲しくなっているところ。
撮影: D600 + 20mm(F1.8), Nikon 1 V3 + 30-110mm(F3.8-5.6)
2017-11-18 02:00
nice!(30)
コメント(8)
お母さん(?)に手を引かれて歩く双子と、その後から双子用のベビーカーを押して歩くお父さん(?)の様子が微笑ましいです。
宗派が枝分かれしてウィーンへ移ったのですか。1209年から1228年の間に、色々ないきさつがあったのだろうなあ…と想像してしまいます。
by stellaria (2017-11-18 03:47)
僕も普段使いの望遠ズームが欲しいんですけど
画質考えると20万じゃ買えないので
指くわえてます
by (。・_・。)2k (2017-11-18 03:56)
観光客が増えるのはいいですが、マナーを守り犯罪を起こしてほしくないですね。
by Baldhead1010 (2017-11-18 05:31)
フルサイズ用のズームとなると、なかなか値が張りそうですね。
かつては日本人観光客も世界各地を傍若無人な態度で闊歩していたようなので、あの国の人たちもマナーが良くなっていけばいいのですが、国民性からして難しいかな...
by YAP (2017-11-18 06:55)
ダ・ヴィンチの「最期の晩餐」ってこんなだっけ・・・と見比べたら、
複製の方、いろんな意味でかなり濃いな^^;。
でも、もっとズームしてモザイクを詳しく見てみたくなります♪
モザイクで複製・・・気が遠くなりそう。
by Inatimy (2017-11-18 07:32)
朝食のゼンメル美味しそうです♪
モザイクの最後の晩餐、実物よりも使徒が悪人に見えます。
by miffy (2017-11-18 23:31)
朝食が美味しそう^^
ヨーロッパって歩いていると教会が結構ありますね。
by mimimomo (2017-11-19 11:02)
望遠ズーム、いいですね。私は、まず、広角ズームのいいのを、まず買いたいですね。
by テリー (2017-11-19 19:36)