6月上旬のライン川の水量(&カメラ比較) [カメラのこと]
本当は今日は5月の夕食をまとめようと思っていたのだけど、タイムリーな話題を先に。ある日のめぎの一日の通勤風景から。
この日は朝10時半から授業なので、9時45分頃うちを出た。まずは大学へ。バス停はこんなところ。
今日の写真は基本的にV2での撮影。
要所要所で比較のためにP330でも撮影。
色合いが全く異なるが、どちらもホワイトバランスはオートにしている。
大学に到着。6月に入って突然夏になり、みんな真夏の恰好。学生が立ち止まってなにやら撮影している。それは・・・
こちら。
お借りしたV2のレンズは広角なので、これ以上寄ることができない。これはトリミング。うーん、やっぱり望遠側ズームが必要よね。
同じ場所でP330で撮ったもの。こちらは換算120mmまでズームできるので、解像度もよろしくくっきり。
なかなかいいんだけど、色合いがなあ・・・ホワイトバランスをオートにせずにこまめに設定した方がいいかな。でも、コンデジなら、オートで簡単に済ませたいよなあ。
ここには白鳥さんたちも。P330で。
V2で。
あ、向こうに・・・P330で。
雁の親子が♪
やっぱり5倍ズームじゃ足りないなあ。これはトリミング。
V2の広角レンズではこれが寄れる限度。これをトリミングしてもつぶれてしまってどうしようもない。
ちなみに今持っているコンデジで5月8日に写した雁の雛たち。
5月23日。
やっぱり10倍ズームは必需品だなあ。
日にちも天気も違うけど、色合いを比べてみよう。まず、今持っているお手軽コンデジ。
上で既に出した画像だけど、P330。
これまた上で出した画像だけど、V2。
さてさて、そろそろ今日の本題に・・・(前置きが長すぎたわね♪)
大学での仕事を終えたのが2時過ぎ。その後、3時半からの高校での授業のために急いで移動。移動中にライン河をバスで渡る。いつもバスの車窓からラインを見下ろし、写したいなあと思う瞬間があるのだが、これまでのコンデジではAFが遅くて使える写真にならなかった。V2はふれこみ通り、その点見事に素晴らしい。
中欧で、ドイツでも東部で洪水が起こって大変な被害が出ているが、ライン河はどの程度の水量だろうか・・・トリミングすると、河畔まであと少し。下の芝生の部分が水没し、上のプロムナードに達するのにまだずいぶん余裕がある。
反対側は・・・
結構水没している。水の中から白と緑のフラグが立っているところが河岸。その辺りは元々よく水没しているのだが、右の奥の木もかなり水没していることから、その深さが分かる。
散歩道のギリギリのところまで水が来てるわね。
しかし、河畔はまだかなり余裕がある。いつだったか、この緑の部分が全て水没したこともある。ここは急カーブになっていることもあって、デュッセルドルフはずいぶん余裕を持って町作りをしているようだ。
さて、高校での授業を終えて、これは5時過ぎの職員室。誰もいない。
3時過ぎに授業をするのはめぎくらいしかいない。めぎの授業には別の高校からの生徒も受け入れているので、他の学校の授業が終わったあとに授業をしているのだ。クラブ活動も4時には終わっている。たいていの先生方は朝8時から2時くらいまでの間に2~4時間くらい授業をし、授業が終わったら帰宅する。自分の受け持つ授業のない日は学校に来ない。というのは、ドイツの教職員には担当授業と試験と会議と週に一時間の代講(病欠教師の代講)と週に一時間の個人面談時間以外に学校にいる義務がないからである。だから、多くの先生方は採点なども自宅に持ち帰っている。一人一人のコンピューターもないので、ここで作業できることは限られており、誰もが自宅でプリント作成や授業準備をしている。そのコンピューター代や作業スペースなどにかかる費用は、確定申告で必要経費として計上できる。そのような勤務体系なので、めぎの学校の職員室はこのようなテーブルが並んでいて、一人一人の机がない。学校によっては一人一人の机があるそうだが、めぎの学校はその昔改築したときに職員会議でこのような職員室にすることを決めたのだとか。たぶん限られたスペースに全員の机を置くのが難しかったからなのだろう。それでも置くことは可能だと思うのだが、ドイツ人の美的感覚・・・ある程度のスペースの余裕のある部屋作り・・・に合わないのだろうな。毎日来る訳じゃないし、教職員全員80人分もの一人一人のスペースを作るのは勿体ない、それよりはスペースにゆとりを、とのことなのだろう。なにはともあれ、たいていの日は、職員室をあとにするのは、いや、学校をあとにするのはめぎが最後で、点検して鍵を閉めに来る管理人さんとすっかり仲良しだ。校長も普通めぎより3時間は前に学校をあとにしている。もちろん会議や行事で先生方がたくさん残っている日もあるが。
さてさて・・・また帰りのライン河。と言ってもこれは同じ日ではなく、次の日なのだが。上の写真の日はあまりにも疲れたので帰りに写真を撮る元気がなく、その次の日に。ラインの反対側が見える席に座って撮影。こちら側は緑の部分に浸水してるわねえ。
下の白い点々は羊さんたち。この日はここで草刈り中。数日後はまた別のところへ。
木々も水没している。ここに生えている木はしょっちゅう水没する場所柄、そういうところに好んで生える特別な種類の木だそうで、こうして水没した所為で枯れたり腐ったりすることはない。
走っているバスの中からこんなにピントのあった写真が撮れる。V2、いいわあ~~♪
ここは・・・
ヨットハーバーへの入り口。
以上、話があちこち逸れたが、めぎの通勤風景とライン河の水量について。デュッセルドルフのライン河に関してはこのくらいの水量増加はまだまだ想定内。しかし、いつ想定外のことが起こることか・・・まあその場合も、めぎ家は4階だから地下室以外は被害を受けないだろう。こちらの洪水はひたひたひたひた・・・とゆっくりやってくるので、いざというときは地下室の大事なものを屋根裏の納戸へ移す時間も十分に(一日以上!)あるらしい。ドイツ東部の洪水に見舞われた地域も、避難する時間が十分にあって人的被害はないようだが、ただ、水が引くのもものすごくゆっくりなので、避難先で過ごす時間はかなり長い。大変なことだよなあ・・・
2013-06-09 02:00
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コメント(13)
マクラで暫く「めぎちゃん、キャプション違くね・・?(目のつけどころが普通の人と)」と突っ込んでました。5,6年前だったか、めぎちゃんが「こちら側にはめったに来ない」と仰ってた川岸の遊歩道全体が浸水した前後の記事、こちらのブログで読んだ記憶があるんだけど。
by もんとれ (2013-06-09 03:10)
私の疑問に回答いただき、ありがとうございました。
上流の水害の影響は、少なからずあるのですね。
これ以上浸水してくると、羊さんの場所もなくなってしまいますね。
by YAP (2013-06-09 06:34)
エジプトガンさん、子だくさんですね~♪ カナダガンの子供たち、成長早い!
こちらでも毎日、川の水位についての情報が。
ひたひたやって来たら、自転車を上にあげなきゃなぁ・・・。
by Inatimy (2013-06-09 06:43)
やっぱりコンデジ画角の4:3は余分なものが写ってしまいますね。
一番落ち着く画角は16:9かな?
by Baldhead1010 (2013-06-09 06:52)
やはりこの時期の風景は気持ちが良いですね~
by mimimomo (2013-06-09 07:47)
V2に惚れてしまいましたかぁ? フルサイズデジイチを長年使っていると判ることですが、オートフォーカスの速さと正確さは撮影時の快適さに一番影響しますよね。流石ニコンのミラーレスはその一番基本的な部分がしっかりしていそう。。 SONYのミラーレスは、合格点ですが、やはりニコンDシリーズに比べると大きな差がありますね。
by ぽりぽり (2013-06-09 08:06)
ドイツに暮らす皆様には心からお見舞い申し上げます。
これ以上水位が上昇しませんように。
by 駅員3 (2013-06-09 09:08)
高校大学と小学校は全然違うのだろうと思いますが、職員の勤務時間と内容の違いには毎度の事ながら驚くばかりです。
by HIROMI (2013-06-09 09:49)
洪水のニュースが心配で来てみました。
少し浸水しているのですね。
自然は美しいですが怖い面もあります。
日本にいると本当に痛感します。
ドイツで親水の被害に遭われている地方の方たちが
これ以上辛い思いをしないことを祈っています。
by ゆゆ (2013-06-09 12:39)
なんと合理的な職員室。
これでやっていけるのね。
by ちばおハム (2013-06-09 16:55)
こうして並べてみると、色合いの違いが、よく分かりますね。
by たいちさん (2013-06-09 19:00)
洪水のニュースに驚いています。
お気をつけてください。
by のび太 (2013-06-09 22:09)
ドレスデンのエルベ川の水かさがまし、ボートの桟橋が水浸しになっている写真を友人のFacebook で、見ました。ドイツの川は、水量が増えてきているのでしょうね。
by テリー (2013-06-10 09:58)