家の中 [北ドイツの風景]
それでは妹の家に入ってみましょ♪
玄関はここなのだけど・・・
ドアを開けるとびっくり!玄関じゃなくて裏口みたい・・・ここは納戸のようなところ。冷蔵庫と洗濯機がここに。
納戸を抜けて右に入るとそこは台所。このシステムキッチンは去年の秋にうちのドイツ人が取り付けの手伝いに行って設置したんですって。
台所を抜けて右に曲がると・・・
廊下があって、正面のカーテンの向こうは納戸、そして左のカーテンの向こうには・・・
バスルーム♪
解放感溢れるバスルームですね~
窓の向こうはこんな景色。
さて、バスルームを出て反対側へ行くとリビングなんだけど・・・
その前に右側にもう一部屋。
だんだん気付いてきたと思うけど、うちのドイツ人兄妹はアジアオタク。うちのドイツ人は日本からモンゴル・中国にかけての東アジア、妹の方はインドネシアやタイなどの東南アジアが大好きなの。
リビングは小さいけど薪ストーブが♪
ここからあの菜の花の広がる裏庭に出られるようになっている。
リビングの一角には仕事机もあって・・・
その後ろには本棚が。
明日は上に行ってみましょ。
屋根裏部屋 [北ドイツの風景]
では、上へ行ってみましょ♪
階段というか梯子というか、そこから見下ろしたリビング。
なかなか急でしょ。
上り終わるとそこは屋根裏部屋。
窓があって気持ちがいいの。
この窓を外から見るとこんな感じ。屋根の上の窓、こうして見ると小さいなあ。
でもね、夜にはこんな月が見えたの!屋根裏部屋ってロマンですね~
もう一つ窓があって・・・
そこからは林が見える。
一晩めぎたちが休んだ後なのでちょっと散らかってますが・・・寝心地よかったです♪
外にはもう一つこんな小屋が建っていて・・・
中には洗濯物が干してあったりいろんな道具が置いてあったり。
こういう暮らしを全部一人で行っているのって、ホントすごいと思う。カレシもいて時々遊びに来たりしているようだけど、それはあくまで来客のレベル。家の修理はもちろん下のような薪ストーブの焚き付けや掃除などに至るまで、妹は全て自分で行っているのだ。それも、仕事をしながら。
薪置き場が外にあって(それは写すの忘れちゃった!)、枝のような不揃いの薪を使っていた。煙突はこの真後ろにあって、外の真新しい煙突へとつながっていた。
本物の火をつけると、それだけでちょっとキャンプのイメージ♪
5月末で昼間は結構陽射しが強かったのだけど、夜はスーッと冷え込んできてかなり寒かった。やっぱり北ドイツは侮れない。でも、薪ストーブで暖かに。それに、火が明るくて、照明みたいな役目も果たすの・・・緯度が高いから今の季節は11時頃まで明るいのだけど、それ以降もドイツでは夜にほとんど電気照明を使わず暗くって、ストーブの火が目に眩しく感じるほど。
♪ おまけ ♪
冬にはこの他に集中暖房(お湯の循環式・・・ガスでお湯を沸かして家全体を循環する)を使っている。例えば下のは昨日の写真の一つだが、窓の下に写っている白いうねうねとしたパネルみたいなのが循環式の暖房器具。ドイツで暖房と言えば普通これで、デュッセルドルフのうちのもこれ。
ドイツのもてなし [北ドイツの風景]
5月末の週末は、北ドイツでも非常にいい天気だった。朝食が外に準備できるのは今年初めてだったとか。
朝ごはんは・・・
ザ・ドイツ♪
↑お皿を使わずまな板みたいなのを皿代わりにするのは妹の流儀。真ん中のチーズの皿にある白い紙みたいのはヤギのチーズ。
紙ナプキンで包んで冷めないようにしているのはトースト。日本のような食パンじゃなくて、黒パンのトーストだったけど、写真撮るの忘れちゃった。
朝食後、めぎとうちのドイツ人はおつかいに。頼まれたのはこちら。
↑ドイツ語なんだけどふざけて北ドイツの方言で綴ってあるの♪ 一番上のバニラシュガー以外の標準ドイツ語の綴りはSahne(生クリーム)、Butter(バター)、そしてMilch(牛乳)。
戻ってきたら、母娘は日光浴中だった。
明るい太陽と青空・・・それが北ドイツの最も素敵なおもてなしかも。
三時のおやつは・・・
ザクセン土産のケーキと・・・
もう一つお土産のモスカテルというシェリー♪ これはスペインのお酒だけど、うちのドイツ人の母親の今の連れ合いが、めぎがこのお酒が大好きなのを知っててたまに送ってくれる。今回もお土産はやっぱりこれがいいね、と母親に持たせてくれた。
そしてこの日の午後に長時間かけてことこと煮ていたのは・・・
香味野菜で出汁をとったジャガイモとニンジンのスープ。
夜には外が寒くなってきたのでおうちの中で夕食に。
ジャガイモとニンジンはミキサーで細かくし、仕上げに温める程度にウィンナーを入れて出来上がり。
素朴な夕食でしょ。でも、スープの出汁が何度もお代わりしちゃう美味しさ。これ以外はグリーンサラダとデザートのチョコレートプディングのみ。これが、ドイツのおもてなし。すっごくシンプルで、でも温かい。