城の礼拝堂 [ザルツブルク]
現在、昨年夏のザルツブルクの話を連載中。
ここはレオポルツクローン城の中。中を見ることができるのは、宿泊者だけの特権。
この城を建てたのは、レオポルト・フォン・フィルミアンという大司教。ザルツブルクは大司教直轄の町であるため、大司教は町の領主。フィルミアン大司教がザルツブルクを治めたのは1727~44年のことで、この城は1740年に建てられたそうだ。大司教の城ということで、中に礼拝堂がある。まずそこへ行ってみた。
↑上の写真に写っていないが、床にこんなところがある。ここはレオポルト大司教のお墓。
小さいがとても綺麗な礼拝堂。
絵も立派。
光も入るようになっていて、中は明るかった。
この礼拝堂は建てられた当時のままで、電気が全くなく、灯りは蝋燭のみなのだとか。
当時のものと思われるものも展示してあった。
フィルミアン大司教の死後は甥が住み、その後は持ち主がころころ変わり、バイエルン王ルートヴィヒ一世が退位後隠居したことでも知られる。ザルツブルク音楽祭を始めた劇作家マックス・ラインハルトがこの城を購入したのは、1918年のことである。
では、上に行ってみましょ♪
つづく。
撮影: D600 + 24-70mm(F2.8)
2016-07-06 02:00
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コメント(7)
昨夕は、かなり前に訪れたニュージーランドの話をカカとしてましたが、二人とも記憶はかなり曖昧になっています。
そういう時は、画像を見て思い出します。
7年ぐらい前の画像って、ノイズが相当なものですね。
by Baldhead1010 (2016-07-06 04:27)
豪華ではあるのですが、過剰には思えず...
なかなか居心地の良さそうな建物と拝見しました。
ここに住みたいと思った方も多いのだろうなあ。
by ナツパパ (2016-07-06 08:21)
宿泊した人しか見られないということは、近くに行った人がちょっと中を拝見、なんてことはダメなんですね。
こういう雰囲気のところが人でざわついてちゃ嫌ですもんね。
by YAP (2016-07-06 08:22)
立派なお城ですね。
昔、ドイツの白鳥城、近くで、古いお城に泊まりましたが、夜、怖い感じがしました。
by テリー (2016-07-06 13:00)
すばらしいですね、、
外からの光と、室内の落ち着いた灯りが、美しさに反映です
by engrid (2016-07-06 17:11)
ヨーロッパの石造りの建物は堅牢ですね。
ヨーロッパを旅していて、お墓が足元にあるのが気になりましたが、賑やかなのが好きだとか・・・足音高く上を歩いてくださいとガイドさんに言われましたが、なかなか出来なかったです。
by mimimomo (2016-07-06 19:42)
礼拝堂の天井の装飾、細やかでキレイですね〜。廊下のも♪
お城を購入すると、礼拝堂もあって、さらに司教さんのお墓まで
付いてくるというのは、妙な感じ^^;。
by Inatimy (2016-07-07 05:44)