義父の奥さんのもてなしとお墓参り：ドイツ再発見：SSブログ

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義父の奥さんのもてなしとお墓参り　[ハンブルク] [編集]

ポルトガルの話は写真の整理がまだまだつかないので、まずはパパッとまとめられるハンブルクの話から。

イースター休暇の最後の4日間はハンブルクの家族や友人を訪ねることになっていた。まず訪ねたのは、4年半前に亡くなった父親の奥さんのうち。木曜日の午前中は仕事をし、午後1時半頃出発して約450kmすっ飛ばして5時半頃到着。ベリーニのウエルカムドリンクが待っていた。ベリーニはプロセコ（スパークリングワイン）と白桃のカクテル。

奥さんは前菜にスモークサーモンを用意していた。これ、見えないが、スモークサーモンの下にジャガイモのパンケーキのようなものが隠れている。白いのは摺り下ろした西洋山葵。ちなみに奥さんは魚介が全く食べられないので、自分自身にはローストビーフを用意していた。めぎたちにもローストビーフで良いのに、魚介の好きなめぎたちのためにわざわざスモークサーモンを用意してくれるその心遣いもさることながら、そういうことができる元気が嬉しい。

前菜を食べてからゆっくり準備して、メインはもうすっかり日が暮れてから。このときの日没は夜8時頃で、この写真は9時近くの撮影。メインは生ハムの挽肉団子をベーコンで包んで野菜とともにチーズをかけてオーブンで焼いた料理。

美味しかったが、かなり塩味がきつかったな・・・おかげで赤ワインの進むこと。

デザートを食べたのは23時頃。生チーズをバニラシュガーで味付け、チェリーのコンポートやスライスしたアーモンドをかけたもの。

話に花が咲いて、寝たのは夜中1時過ぎ。

次の日はゆっくり起きて、朝9時過ぎに朝食準備。先日のモブログでも書いたが・・・若干間違いがあったので訂正も兼ねてもう一度書くが、奥さんは昨年脚の付け根、骨盤の下の部分の骨の手術をした。前回ブログに載せたときには奥さんは補助歩行器に頼って生きていて、ほとんど歩けないし階段も下りられないので建物の外に出ることもできずにいたのだった。それが、夏に手術をして秋にリハビリをして、クリスマスには義妹と姪と一緒に旅ができるほどになった。今回も、マルクトに買い物に行って、あれこれ準備して、料理もしてめぎたちを迎えてくれ、本当に何より。なにしろ前回は近くのステーキハウスにうちのドイツ人がテイクアウトのステーキを買いに行かなければならなかったのだから、手料理でもてなしてもらえるなんて、嬉しい限り。

遅ればせのクリスマスプレゼントも用意してくれていた。めぎ家の圧力鍋がもう古くなって圧力が無くなったので、新しいのを。ピカピカ～～♪

確か奥さんは72～3歳くらいだと思う。今は旅の計画も立てられるし、観劇に行ったりもできるし、すっかり生き生きとして手術前とは別人のよう。健康って、自分の足で歩けるのって、本当に大事なことね。

またまたおしゃべりに花が咲いて12時頃までかけて朝食を頂き、夏にまた会う約束をして、お暇した。

それからめぎたちはいつものお墓参りに。

あ、どなたか、最近埋葬されたみたい。

この無名墓地の方々、モグラさんとも同居しているみたいね。

木々はまだまだ冬の眠りから覚めていないようだったが・・・

早春の花が美しく咲いていた。

やっぱりハンブルクはデュッセルドルフよりずっと寒いんだなあ。

こちらの墓石付きのお墓の方も、春の装い。

ドイツのお墓はまるで公園のよう。大きな区画を持つお墓も、綺麗に掃除されて春の花が飾られていたり新たに植えられていたりした。

この日は埋葬も何件かあった様子。こんな青空の下で埋葬するのは、めぎたちのように11月のじめじめとしたどんより暗い曇りの日にしたのとは、遺族の心持ちがずいぶん違いそう。

撮影：　D600 + 20mm(F1.8)

2016-04-05 02:00 nice!(39) コメント(8)

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墓参りをするたびに「去る者日々に疎し」の言葉が頭の中を回ります。
by Baldhead1010 (2016-04-05 04:27)

窓辺に花がいっぱいですね＾＾。
ピカピカの圧力鍋の蓋に映る黄色い花も美しい♪
好きな食べ物を覚えててくれたり、手料理でもてなしてくれたり、
プレゼントまで・・・心遣いが嬉しいと同時に、
元気に生き生きと暮らしてる姿を見てると、ほっとしますね。
by Inatimy (2016-04-05 06:11)