浜辺の猫たち [2015-16年年末年始 ペナン島]
現在、年末年始のペナン島の話を連載中。
10泊11日の滞在中、ほぼ毎朝、朝食をゆっくり楽しんだ後、浜辺でマリンスポーツの準備の様子を眺めていた。
こんなので人力で毎朝ジェットスキーやボートなどを次々と海に運んでいく。
めぎたちがいたのはホテルのすぐ前にあるこの海の家のようなところで、朝は座っていても何も言われず、準備する人々の様子を眺めていた・・・同時に、猫ちゃんも。
ここには20匹くらいの猫が飼われていた。夜は後ろに見える檻の中に入っていて、朝になると順次出してもらっているようだった。ちゃんと餌ももらっていた。通りで綺麗な毛並みよね。
ここにはワンちゃんもいて、美味しそうなお肉をもらっていた。
それを見据えている猫ちゃんと・・・
カラスたち。
ワンちゃんの食事が終わると、カラスたちがよってきた。
そして猫ちゃんの目をかすめて奪っていった。
すると猫ちゃんは牙を剥きだして・・・
飛びかかっていった・・・カラスも逃げ足ならぬ逃げ羽早かったけど。
猫ちゃん同士が一触即発の時もあれば・・・
檻に入れられている猫たちを気にしつつ優雅にのんびりお食事の時もあるし・・・
一人(一匹)黄昏れていることも。
どの猫たちも可愛かったなあ・・・
媚びず逃げず。
こうして猫たちを眺めているうちにいつの間にか準備は終わり・・・
一日が始まっているのだった。
そして、日暮れと共に店終い。
ここではこの日常が繰り返されているのよね。めぎが生業として授業をしたり準備したり採点したり成績付けたり生徒たちのあれこれに心を悩ませているのと同じように、彼らはこれを生業として、繰り返し繰り返しこの毎日を繰り返し、猫たちも繰り返し繰り返しこんな毎日を送っているのだ・・・昨日も今日も明日も。
ここにいたときは、自分自身の日常は遙か彼方の非日常に思えたけどね。
撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
2016-02-24 02:00
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コメント(8)
日本でも海辺の集落にはたくさんの猫がいますね。
それだけ餌もあると言うことです^^
by Baldhead1010 (2016-02-24 04:33)
旅行に行ったときにいつも思うのは、そこの土地でもそこの人たちの「普通」の暮らしがあるということ。
当たり前のことなんだけど、なんだか不思議な感覚になります。
by YAP (2016-02-24 08:23)
非日常でありながら、日常を感じる一瞬って旅の醍醐味かも。
そうやって、それぞれの違いを感じるって面白いですね。
ふと里心がつく時って、そういうときなのかなあ。
by ナツパパ (2016-02-24 08:33)
犬の餌を取られないように守る猫、可愛い。
波の音や風の音を聞きつつ、猫や犬、鳥などの動きを見てるだけで、
あっという間に時間が流れていきそう^^。
引っ越すたびに非日常な空間が日常に変わってきたので、
私の場合、自分が料理しないのが一番非日常を感じられる時なのかも^^;。
by Inatimy (2016-02-24 17:16)
この猫たちは飼われているのですよね~ うちの方にある浜辺にも猫はいますが野良です。
皆生きているものは毎日同じことを繰り返しているのよね~
by mimimomo (2016-02-24 18:49)
手動のボートランチャー 味があります
by soujirou-3 (2016-02-24 20:26)
ペナン島に住んでいる人の生活とめぎさんの日常の生活が、あまりに、かけ離れているから、リラックスできるのでしょうね。
by テリー (2016-02-24 22:46)
猫ちゃん達可愛いですね♪
遊んでるだけでなくワンちゃんのご飯を見張るお仕事もちゃんと
してるのですね^^
by miffy (2016-02-24 23:02)