早朝のオリンピア：ドイツ再発見：SSブログ

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オリンピアの宿｜誰もいない古代オリンピアスタジアムブログトップ

早朝のオリンピア　[ギリシャ] [編集]

現在、3月末～4月初めのギリシャ・ペロポネソス旅行記を連載中。

朝7時半頃のオリンピア。夜に雨が降ったようだが・・・

今は真っ青な空。

朝日が綺麗な時間。

オリンピア遺跡の朝8時の開門に合わせて来たのだが、なんと！もうバスが到着してる！！

観光バスがアテネからここまで到着するには朝6時には出てこないと着けないと思うんだけど・・・この辺りに泊まっているツアーのバスかしら。

混む前に遺跡を見たい・・・と早足で向かう。でも、すっごく綺麗な朝の雰囲気を撮りたくて、でもでもゆっくりフレーミングとか露出とか考えている時間もなく。ああ。

遺跡のある辺りに靄がかかってる・・・（トリミング）

8時5分前くらいに到着！入り口は既に開いていたが、係の人にまだダメと言われ、手前で待つ。

他にはまだ誰もいなかった。あそこに見える小屋は入場券売り場だけど、あそこもまだ開いていない。たぶんバスで着いた人たちはあの小屋の向こうへ5分くらい歩いたところにある博物館で券を購入しているのだろう。そこだって8時にならないとドアが開かず、売ってくれないのかも知れない。前日のうちにセット券を用意しておいて良かった。

待っていると、どうぞ、もういいですよ～と言われた！

一番乗り～～～！

入ると、既に発掘の人たちが仕事開始していた。これ、8時1分の撮影。

V3＆望遠レンズでも撮影。
a10.5.jpg

さて、中に進んでいくと、靄がとっても幻想的に消えていくところだった。

だ～れもいないオリンピア遺跡。広々としたこの遺跡をめぎ家二人占め。この小石の道をめぎたちが歩くざくっざくっという音と鳥の鳴き声しか聞こえてこない。うちのドイツ人の嬉しそうな顔をお見せしたいくらい。

そして、光がなんと美しかったことかしら。

朝の清々しさと、光の神々しさと、遺跡のロマンとで、気分はもうもうハイテンション。

もっともっと時間をかけて構図をきちんと考えたりしたかったけど、緯度の低いギリシャでは朝の光もあっという間に変わっていくし、なんと言っても最も見たいものが一番奥にあるのでそこまで急がなくちゃいけないしで、かなりさくさくパシャパシャと撮影。でもそういうときにこのD600と24-70mmレンズは素晴らしい威力を発揮してくれて、いい色合いに写し残すことができた。ここ2年間いつもこのセットばかり使ってきたから露出合わせやピント合わせなどが瞬時にできるというのもよかったと思う。

あ、あそこに人が！もう追いついてきた人がいるのね。

というわけで、めぎたちは最も見たかったところへ急ぎ足。

つづく

撮影：　D600 + 24-70mm(F2.8)、Nikon 1 V3 + 30-110mm(F3.8-5.6)

2015-05-24 02:00 nice!(47) コメント(13)

nice! 47

大事な遺跡を発掘する人、それを壊す人、同じ人でも大違いです。
by Baldhead1010 (2015-05-24 04:59)

一番見たかったところ、は明日なんですね。
朝の光はきれいですね。遺跡にあたってきらきらしているのがよくわかります。
by ちばおハム (2015-05-24 06:12)

少しもやった空気のおかげで、光がきれいに差すのがわかりますね。
この美しい景色よりも見たかった場所は、どんな景色なんでしょう？
明日の記事を楽しみにしています。
by YAP (2015-05-24 06:40)

朝7時半頃のオリンピア」の写真が好きです。
山に登る時夜中に車で出発途中同じような景色にぶつかります
薄暗くそして少しずつ明るくなる時間帯が素敵です
by soujirou-3 (2015-05-24 07:06)

やはり早朝の行動は良いですね～　兎も角人が少なくて、遺跡すべてが手に取るようにわかる＾＾　最高だわ。
by mimimomo (2015-05-24 07:19)

はやくはやく！というはやる気持ちが伝わってきます。
朝もやの中の遺跡は、とても神秘的な雰囲気ですね。
早朝からの行動、きっと空気も気持ちよかったんだろうなあ。
気になるものを見に行くときは、とても写真どころではなくなります。写真に残すよりも、心に焼き付けたくなります。
by Bonheur (2015-05-24 09:49)