タリンの食事の話２ [エストニア]
現在8月後半のエストニア旅行記を連載中。今日はタリンでの食事のお話の2回目。
何日目か忘れたが、旧市街で食事して帰宅途中、こんなところを通った。
あら、こんな古い建物のところで食事ができるみたいね。
その近くの通りも、いい雰囲気♪
そしてこんな城壁の通りに出る。
この通りと建物が気になって、タリン滞在最終日、明るいうちにもう一度。今度は逆の道順。まずはタリンの旧市街の東側の城壁。城壁沿いにあるのは中華レストラン。中華ってエストニアにもあるのね。
この城壁横の小さな通りはこんな古い石畳。
そこから「カタリーナ通り」という小さな道に曲がる。
振り返ってみると、うん、記憶通り。
いろんな建物が重なり合って、いったいもともとはどんなんだったんだろう。
歩いていくと、まだ静かだけどいい感じ。夜になったらこの通りにこのテーブルと椅子を並べるのね。
そして、ここに出る。
ここは修道院の跡を利用したレストラン。1246年に建てられたドミニコ修道院で、1524年に宗教改革で破壊され、1531年に家事で廃墟になったのだとか。ほら、相当古い感じ。これがそのまま使えるってことは、そんなひどい地震がないってことでもあるわねえ・・・
修道院のレストランの場所はこちら。拡大するとカナリーナ通りも見えてくる。修道院の廃墟を見学することもできるらしいが、めぎはその時間がなかった。
この日は午後から曇ってちょっと雨も降って、そろそろ夏が終わりかなという感じ。これまで半袖で、夜になってもせいぜい薄手のカーディガンだけで夏らしさを謳歌していたが、この日の午後はすーっと涼しくなって、ジャンバーを羽織って夕食に出かけた。でも、氷の入っている飲み物が飲める程度には暖かかったのね。今はもう寒くてそんなの見たくもない。
「めぎはいまここ」でも載せた鱒のカルパッチョ。裏側は完全に生で、もっと濃い赤色だった。うちのドイツ人はクリームソース味の魚介のパスタのようなもの。めぎがクリーム味が苦手なので、彼は外食でここぞとクリーム味を連日食べていた。エストニアのレストランで食べたクリーム味はおしなべてかなり美味しかったそうだ。
メインはめぎはラム肉の赤ワインソース（すごい量！）。うちのドイツ人はスズキの白ワインソース。ワインはエストニアでは葡萄が採れないので、フランスのワインを。小さい小鉢に入っているのは追加で頼んだ麦ご飯。これに野菜などが欲しければ小鉢を頼むシステムだが、メインの皿だけで相当な量なので頼まなかった。
美味しく食べて、おなかいっぱいで、大満足いい気分でここを後に。
そして、いつものカフェへ。修道院からすぐそばだった。
いつもの景色を見ながら、生ミントティーといつもの40度のヴァナ・タリンというお酒を楽しむ時間。でも、この日が最後。
さあ、そろそろ帰りましょ、と腰を上げて、最後の最後にカフェの写真をパチリ。毎日素敵な夕暮れの時間をありがとう。
タリンの話はこれでお仕舞い。この他にエストニアの田舎へドライブにいった話や、ヘルシンキにいった話があるのだけど、それはまた数日後に再開する予定。そうそう、お尋ねの件、ホテルは一週間同じところ。めぎ家が普段あまり好まない大型ホテルだったけど、仕事が終わってからもホテルを変えずそのまま延泊。移動がないので荷物を部屋のタンスに全部出して暮らすように滞在でき、非常に楽だった。
♪ おまけ１ ♪
タリンで見かけた日本。
これは、ヘルシンキという名前の店だけど、タリンのお店。
こんなところまで寿司とカラオケが来ているとはね・・・
♪ おまけ２ ♪
現在（日本時間16日朝5時15分頃）、ヨーロッパリーグの初戦でウシダ先発のシャルケがブカレストと対戦中。前半終わってまだ0対0だけど、久々のウシダ先発、嬉しいな♪ （写真はRP-Onlineから。ウシダの写真を探したけどどこにも載っていなかった。結構活躍してたのにな～これはラウルで、彼はこれまでの人生で15年もずっとチャンピオンズリーグに出続けてて、格下のヨーロッパリーグに出るのは初めてだったんだって。）
2011-09-16 02:00
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コメント(21)
電柱電線がないのはいいですね＾＾
by Baldhead1010 (2011-09-16 04:44)
夜と昼間のお写真の場所、ほんとうにいい雰囲気ですね～
こう言うところをそぞろ歩いてみたいわ。
それにしてもレストランなんか外で飲んだり食べたりが結構多くて、つい
日本の虫《蚊などね》など思い出して、わたくしは室内がいいわ～と
思ってしまう＾＾
中華レストランは、世界中ありそうですね。最近はsushiも流行かな。
by mimimomo (2011-09-16 05:27)
寿司は世界食になりましたね。
by manamana (2011-09-16 06:27)
夕暮れ時も素敵ですね。エストニアに、かなり興味を持ってきています ＾＾。
by krause (2011-09-16 06:50)
あちこちに素敵な雰囲気の店があって、良い街ですね。
数日ブラブラ散歩をして、お気に入りのレストランで食事．．．わたしの理想だ。
それにしてもラム肉の料理、すごい量ですね、ビックリ！！
by ナツパパ (2011-09-16 08:18)
夜の雰囲気もすばらしいですね。
ナトリウムランプのオレンジ色が美しい街や路地をより美しく見せてくれています。
by YAP (2011-09-16 09:36)
古い建物と石畳に囲まれて雰囲気の良いお店ですね。
ほのかな明かりの下で食べる食事は格別でしょう。
by luces (2011-09-16 11:41)
夕暮れから徐々に灯りが灯り始める頃の時間ってほんといい雰囲気ですね♪
ラム料理のボリュームが・・・すごい！これは食べきれませんね＾＾；
麦ごはんが丼のような器に入ってるところに親近感がわきました♪
by MOCOMOCO (2011-09-16 12:42)
ほんとに素敵な建物と石畳でした。
タリンっていうまち、覚えたかも。
by ちばおハム (2011-09-16 13:20)
夕暮れのタリンの街並みにすっかりやられました（＋＋*）
素敵すぎますね～
これでお食事とワインが美味しければ言うことなかったのに・・
ですね。あ・・あと、パンも。
by のの (2011-09-16 14:17)
石畳を裸足で歩いたら足つぼマッサージになりそう。(^。^)
それにしてもラムの量にびっくり。日本だとデカ盛りの部類に入りますね。
by あかえび (2011-09-16 14:57)
時間がゆっくり流れてますね。
いいな～
by かずのこ (2011-09-16 15:38)
どこも異国情緒にあふれていますね。
この路地の写真を見るだけで、行ってみたくなります。
海外に行って、どこでも中華料理はあるなと思うのですが、
寿司とカラオケもですか！？
ちゃんとお箸を使ってくれていますね（＾＾）
by くっさん。 (2011-09-16 18:12)
古い石畳が良いですね（*^_^*）
by マリエ (2011-09-16 19:11)
淡い灯りに照らされた街並みが素敵ですね。
昼と夜では同じ景色が全く別の場所のような感じがします。
ラム、美味しそうだけど何人かでシェアして食べないと全部は食べられそうにありませんね＾＾；
by miffy (2011-09-16 20:22)
エストニア・タリン・・・美しい街ですね！
夜の街の雰囲気もよく めぎさんたちが楽しんでおられた様子が
伝わってきました。。。
by ララアント (2011-09-16 21:19)
麦ご飯も、こういう感じでテーブルに載せればおしゃれでおいしそうですね。今度まねしようかしら。十六穀米で。
by ＨＩＲＯＭＩ (2011-09-16 22:15)
ずいぶん暗い所で食事するのですね。ラム肉の赤ワインソースは美味しそうですね。
by たいちさん (2011-09-17 00:01)
ラム肉に比べスズキの量のホント少ないこと。
やっぱりお魚よりお肉文化の国なんですねぇ。
by Inatimy (2011-09-17 17:16)
素敵な夕暮れの時間・・・
これぞ夏のヨーロッパの旅の醍醐味ですね！
by rinochi (2011-09-18 11:27)
蒼い時間と朱色の灯り・・ああ、もうこれだけでなーんもいらないよなぁ。ドイツ人さんの手のサイズからしても、グラスワイン相当たっぷりですよね。日本のワインバーの一煽りで消える量とか「・・試飲か？」と思うもん。こうでなくちゃ。
学食っぽい寿司バー、前にめぎちゃんが、帰国なさるお嬢さんたちとオランダに行かれたときの一枚を思い出すわ。やはり駅のテナントに無表情にあったような記憶がある。
by もんとれ (2011-09-21 03:25)