マルクト市場のクリスマス支度 [小さな出来事]
すっかり冬らしくなったデュッセルドルフ。
これは雪が降る前の金曜日、いつものマルクト。
野菜も冬っぽくなってきた。
ここは花屋兼八百屋さん。
花もクリスマス色。
でも、なんと言っても今一番の売れ筋はこちら。
これはアドヴェント用のリース。もうすぐ第1アドヴェント。クリスマスまで4回ある日曜日ごとに、一本ずつ蝋燭を灯していく。そろそろ用意しなきゃ。
白いのや青いのも素敵ねえ、と思ったら、うちのドイツ人に「クリスマスは赤じゃなきゃダメ」と却下された。光が当たるとシックじゃない?と食い下がったら、「クリスマスにシックさや演出は必要ない、あたたかい居心地の良さだけが必要だ」と。このあたり、クリスマスがイベントだった日本育ちのめぎと、キリスト教徒のうちのドイツ人との大きな違い。はい、了解しました、赤いのにしますわ。
蝋燭や飾りを別に買って、自分で作ることもできる。
すっかり見通しがよくなったなあ・・・
最後の葉っぱが愛おしい。
これは雪が降る前の金曜日、いつものマルクト。
野菜も冬っぽくなってきた。
ここは花屋兼八百屋さん。
花もクリスマス色。
でも、なんと言っても今一番の売れ筋はこちら。
これはアドヴェント用のリース。もうすぐ第1アドヴェント。クリスマスまで4回ある日曜日ごとに、一本ずつ蝋燭を灯していく。そろそろ用意しなきゃ。
白いのや青いのも素敵ねえ、と思ったら、うちのドイツ人に「クリスマスは赤じゃなきゃダメ」と却下された。光が当たるとシックじゃない?と食い下がったら、「クリスマスにシックさや演出は必要ない、あたたかい居心地の良さだけが必要だ」と。このあたり、クリスマスがイベントだった日本育ちのめぎと、キリスト教徒のうちのドイツ人との大きな違い。はい、了解しました、赤いのにしますわ。
蝋燭や飾りを別に買って、自分で作ることもできる。
すっかり見通しがよくなったなあ・・・
最後の葉っぱが愛おしい。
2008-11-26 02:00
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コメント(31)
マルクト、寒そうですね〜。売り子さんも大変ですね。アドヴェントのろうそくは、赤じゃないといけないんですね……。キリスト教徒の方にとって、クリスマスはほんとうにあたたかくて、心にしみいるような、大切な行事なんですね。
by tanpopo (2008-11-26 03:42)
暖炉の暖かみをありがたく感じる季節になりましたね。私が、ドイツやオランダへ出張するのはほとんどこの季節です^^。
by Krause (2008-11-26 05:56)
日本は正月の松飾り、そちらはクリスマスのリースですね^^
by Baldhead1010 (2008-11-26 06:04)
へぇ~~クリスチャンは、赤なのですね。
(*^_^*)
最後の葉っぱも赤くて・・・きらきらしてきれいですね。
by くりっぴ (2008-11-26 06:13)
いえ、クリスチャンは赤、ではなく、クリスチャンはクリスマスを宗教的行事としてあたたかな団欒を第一に求める、という意味ですよ~
by めぎ (2008-11-26 07:12)
そろそろクリスマスマーケットの季節ですね。
by YAP (2008-11-26 08:16)
この辺の頑固なこだわりにドイツ人気質を感じますね。^^
何となくお二人のやり取りが想像できました。
by matsui (2008-11-26 08:24)
暖かい居心地の良さ...たしかに冬はそれが一番のおもてなしですね。
あとは気の置けないお話しでしょうか。
by ナツパパ (2008-11-26 09:02)
Kerzeの赤と白のお話は勉強になりました。知識が1つ増えた思いです。めぎ様が精力的に撮影された写真は毎日楽しみにしています。
by 塩 (2008-11-26 09:30)
キレイな蝋燭たちですねー^^
うん確かに、
赤いのはあったかくて居心地良いかも♪
by hatsu (2008-11-26 09:47)
何が違うんだろう・・・そう思ってましたが、どんな時も花があるんですね~。
by まるまる (2008-11-26 11:08)
本物のクリスマスの準備ですねぇ。確かに日本のそれはイベントですよね。リースを手作りして飾ったらいいだろうなぁ~!?りんごとシナモンとかで香りも楽しめそうです。。 ローソクの炎って、それだけで暖かい雰囲気になりますよね! 確かに赤が一番その効果が高そうです。。
by ぽりぽり (2008-11-26 12:09)
お久しぶりです^^
ドイツのクリスマス前のマルクトの様子、いつ見ても楽しい~♪
今すぐ飛んでいきたくなります。
私も今年のツリーは赤を使わずにちょっとシックな色合いで・・・と思っていたのですが、ドイツ人さんに怒られそうですね^^;
by MOCOMOCO (2008-11-26 12:13)
落ち葉で寂しくなった並木道にクリスマスカラーの品々。コントラストが良いですね~。すっかり冬っぽくなったドイツ、風邪に気をつけてクリスマスの準備をしてくださいね~。
by 母ちゃん (2008-11-26 12:39)
うちの同僚はガチガチのクリスチャン国育ちなんですが、青色発光ダイオードで埋まる日本のクリスマスにキャイキャイはしゃいでます(笑)。「郷に入りては郷に従えって云うじゃろ」だそうで。わはは。
by もんとれ (2008-11-26 12:54)
木々がみ~んな 裸んぼうになってしまいましたね。
いつものマルクト市場ですね!
アドヴェント(?)用リース・・・クリスマスまでの4回の日曜日ごとに
1本ずつ蝋燭を灯していく・・・ムードがありますね。
赤の蝋燭に落ち着いたのですね。
by ララアント (2008-11-26 13:02)
日本にも本来は暦に従って日々多くのイベントが
あるはずなんですけどねー。。。。
そういうの、大事にしてると、家族の結束は
固くなる気がしますね(^^)
蝋燭をともすのは日曜日の夜ゴハンのときですか?
最後の週は4本全部ともすんでしたっけ??
by ゆっきぃ (2008-11-26 13:23)
もう一気に冬!そしてクリスマスシーズン到来ですね~♪
キャンドルの色にもこだわりがあるのですね(._.)φ
アドヴェント用のリースが素敵♪
一週ごとに気持ちも高まりますよね~☆あぁ、今年も終っちゃうなぁ。。。
by ひろころ (2008-11-26 14:28)
真っ赤な落ち葉が綺麗ですね~。
白や青のキャンドルは、どいういった方が買われるんでしょ?
by nao (2008-11-26 17:07)
マルクトの花屋さんは、すっかりクリスマス
ムードですね、
モミジの赤色が素晴らしいですね。
by wakatate (2008-11-26 17:23)
こういうクリスマスの飾りを見るとウキウキしてしまいます。マルクトの様子にホントこころが騒ぎます。リース作るの楽しいですよね。今年もはやかったなぁ~なんて思いつつ、飾りつけちょこっと我が家もやってみようっと(^^♪
by チバップリン&マリエ (2008-11-26 19:48)
もうすぐクリスマスですね。
何故か嬉しい気持ちになります。
by のび太 (2008-11-26 21:09)
欧州では、クリスマスが一大イベントですよね。それにしても、戸外は寒そうですね。
by たいちさん (2008-11-26 22:51)
クリスマスは日本のお正月みたいな感じ
なのでしょうか。。赤い蝋燭の炎のゆらぎが
心をほっとさせたり、気持ちを落ち着かせたり
するのでしょうね。
by ケイクス (2008-11-26 23:49)
マルクトはすっかり冬の装いに変りましたね。
落ち葉もいっぱい・・・・真っ赤な落ち葉はきれいです。
by やよい (2008-11-27 01:09)
クリスマスのロウソクの色にも意味が有るんですね。
リースもこんな感じで売っていると正月の松飾りみたいですね。
by luces (2008-11-27 01:57)
マルクトのクリスマス支度の話にコメントとniceをありがとうございました。
ドイツのクリスマスは、田舎に帰って家族が集うお休みです。恋人と二人っきりで過ごす日ではありませんし、どこかへデートに行こうにもどこも開いていません。24日午後から26日まで祝日で、お店は全て閉まっています。レストランでさえも、かなり閉まってます。
そもそもクリスマスはキリストの誕生日のお祝い。すなわち、非常に宗教的です。普段は全く教会へ行かない人でもクリスマスだけは行くという人もかなり多いです。教会に行かずとも、うちで家族と聖書の一説を読んだり、クリスマスの歌を歌ったりするそうです。そして、クリスマスツリーのまわりに家族みんなへのプレゼントを置き、それをみんなで開けていきます。クリスマスに何をしますか、という作文を書かせると、大学生も高校生も、だいたい上記のような内容のことを書いてきます。なかには、私はユダヤ人だからクリスマスのお祝いはしません、といった作文もありますが。
クリスマスまで、これからたくさんのカウントダウン的な行事が続きます。まずは4週間前の日曜日、第一アドヴェントです。クリスマスまでの一ヶ月はアドヴェント期間と言います。アドヴェントとはもともとラテン語で、ここへ神が来る、という意味です。つまり、キリストの到来を待つ期間ということです。その間、リースの蝋燭に火を灯したり、アドヴェントカレンダーというものを毎日開けたりして過ごしていきます。
リースは、暗くなってから居間のテーブルの上や窓辺に蝋燭を灯しておいておく、という感じです。うちではアドヴェント期間中は、別の蝋燭の飾りを食卓に置いて夕飯を食べてます。第一アドヴェントを過ぎたら、その様子をご紹介しますね。
青や白の蝋燭のリースも売れますが、今までの観察では、赤が最初に売り切れてました。どこの店を見ても赤の蝋燭の飾りが圧倒的です。とは言え、ドイツにもキリスト教徒じゃない人もいますし、シックさを求める人も多少はいると思います。世代にも因るかも知れません。
めぎも、郷に入れば郷に従えで、クリスマスのお祝いにつきあいます。教会には行きませんが、うちで聖書の一節の朗読を聞いたり、バッハのクリスマス・オラトリオのCDを聞いたりします。
by めぎ (2008-11-27 03:44)
クリスマスの意味合いが、
単なるお祭りの日本とは、
全く違いますね。
路面が濡れた冬の風景、
とってもきれいです。
by manamana (2008-11-27 06:50)
>クリスマスにシックさや演出は必要ない、あたたかい居心地の良さだけが必要だ
金言ですね。
日本のクリスマスの乱痴気騒ぎも不況のせいで少しは収まるかも。^_^;
by あかえび (2008-11-27 21:30)
>みなさま
日本のクリスマスはまだ数十年、ヨーロッパのクリスマスは少なくとも1000年以上の歴史がありますからね。積み重ねの違いは大きいと思います。
by めぎ (2008-11-28 06:46)
きゃークリスマスだ クリスマス!
by mompeli (2008-12-01 12:58)