お墓参り [文化の違い]
11月1日は諸聖人の日だったが、これは殉教者を称える日、という意味合いを兼ねている。殉教者とは、キリスト教が神聖ローマ帝国に認知される前に殉教した人たちのことだ。したがって、11月1日は死者を想う日でもある。
その次の日の11月2日はまさしく死者の日で、お墓参りが行われる。そのため、あちこちでお墓参り用の花を見かけた。と言っても、花ではない。以下のような代物だ。
モミの枝に木の実などを飾ったものである。いろいろな形がある。
お墓参りは11月2日からせいぜい一週間程度の間に行われるようだ。10日のマルクトには、次のような一画があった。12月25日のクリスマスケーキみたいに、半額で売られている。
ちなみに飾りは自分で作ることもできる。モミの枝が次のように売られている。
ドイツのお墓は、公園のように美しい。散歩をしている人も見かけるし、ベンチもある。以下の写真は夏に撮ったものである。
寒い時期のお墓を飾るにはどうしたら良いのかという先人を知恵ですね。リースみたいなドライな感じですが、なかなか良いものですね！
by ぽりぽり (2006-11-12 08:28)
どうせ入るならこういうお墓のほうがいいかな。できれば日当たりのいいとこに作ってほしい。墓のまわりで酒盛りとかしてくれたら嬉しいんだけど。
by リス太郎 (2006-11-12 09:39)
お墓に供えるお花、普通にお部屋に飾ってもよい感じですけど。
でも、きっとドイツでお部屋に飾ったら違和感いっぱいなんでしょうね～。
by ゆゆ (2006-11-12 16:04)
ドイツのお墓は綺麗ですね、考えて見ると
日本の家もお墓も狭いのに一戸ずつ囲って塀を
するからなんですね、好みで「どちら」がいいとは
言えませんが全体が広い方が見た目も良いですね。
by wakatate (2006-11-12 17:21)
めぎ様初めまして。リス太郎さんの所からここを知りました。
手前味噌ながら私もドイツには縁があります。ドイツが好きな人間です。
読みながら参考にしています。時々読ませていただきますね。
宜しくお願いいたします。
by のび太 (2006-11-12 19:01)
めぎさま
ドイツもお彼岸のようにいっせいにお墓参りをする風習があるのですね。他のキリスト教の国もそうなのかしら。
お墓参りの花といっても、なんだかサンタさんがあらわれそうな色合いですね。
by ada (2006-11-12 21:32)
＞ぽりぽり様
ドイツ語が読めないとそのままおうちに飾りかねないような気がするくらい、綺麗な飾りになっていますよね。
by めぎ (2006-11-12 22:09)
＞リス太郎様
日当たりがよいと酒盛りじゃなくて日光浴されるかも・・・お弁当食べてる人はいますよ。
by めぎ (2006-11-12 22:11)
＞ゆゆちゃん
おうちに飾る方のは、明日出しますね。似ているけど違うものです。
だけど、ドイツ人は大人も子供も、落ち葉や木の実を拾ってきてお皿にデコレーションして、秋の飾りをうちで楽しんでますよ。
by めぎ (2006-11-12 22:13)
＞wakatateさま
塀がないのは、ちょっとすかすかし過ぎるような気がしますよね。でも、狭いところを塀で区切っているのは息が詰まるような・・・お墓にいる人たちはどう感じているのかしら・・・
by めぎ (2006-11-12 22:17)
＞のび太様
はじめまして。ご訪問ありがとうございます。
このブログではドイツでの体験をそのまま出しております。特に裏を取っておりませんので、ドイツの他の地方では異なることもあろうかと思います。楽しんでいただけると嬉しいです。
by めぎ (2006-11-12 22:22)
＞adaさま
諸聖人の日はカトリック圏では共通してますから、お墓参りもカトリック圏では同時ではないかと思いますが、はっきりとは存じません。同じドイツでもプロテスタント圏は異なるようですから、キリスト教と一くくりにはできないようですよ。
もともとは、秋の取入れなども終え、感謝を込めてお墓参りをしたのかもしれません。そういう昔の土着の信仰とキリスト教とが習合してますので、地方によって少しずつ違う可能性はありますね。
by めぎ (2006-11-12 22:29)
あはは、のび先生が来てる♪
のび先生の奥さんはドイツの方なんですよ。
by リス太郎 (2006-11-13 02:21)
あら！そうでしたか。なんだか嬉しいな♪
by めぎ (2006-11-13 02:32)