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デュッセルドルフの美術館 K21 [小さな出来事]

デュッセルドルフにはいくつか美術館があるのだが、特に有名なものは無いようである。ベルリンやハンブルクやドレスデンやミュンヘンに行ったときには美術館めぐりをしたものだが、5年も住んでいるデュッセルドルフでは、展覧会には行ったことがあっても美術館の常設展示を見に行ったことは無い。

うちの近く、いつも水鳥や池の写真を撮ってここに載せているところは、K21という美術館である。もともとは議会議事堂があったところだそうで、今でも政治家の集まりにたまに使われているようである。モダンなカフェもあって、雰囲気がいいところだ。

池の周りには散歩道ができていて、ベビーカーを押したお母さんやお年寄りのご夫婦などがよくゆっくり歩いている。


K21はKunst des 21sten Jahrhunderts の略で、21世紀の芸術、という意味である。これとペアの形で、K20という美術館もある。K20は旧市街にあり、この二つの美術館の間を簡単に行き来できるようにレンタサイクルがある。美術館のレンタサイクル制度は、ここがドイツで初の試みなのだそうだ。

春から秋にかけてしか貸していないそうだが、美術館の入場料を払えば無料で自転車が借りられるそうだ。自転車には地図がついている。下の方の赤い点がK21、上の方のがK20である。


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コメント 16

y-y-ventuers2

お散歩しながら、美術館にポッとはいって芸術を堪能して・・
なんともまぁ~理想的な生活だこと・・・晩年にはこんな生活を・・・
と思いたいところですが・・・美術館もないし、遠いし・・・エヘヘです。
by y-y-ventuers2 (2006-11-06 11:14) 

yoocomint

レンタルサイクリングいいですなぁ~
最近、運動不足なので私もサイクリングしようかなぁー
by yoocomint (2006-11-06 13:29) 

wakatate

レンタルサイクル、日本では見かけない綺麗な自転車ですね、
昨夜テレビを見ていましたら、「ミュンスター」の動物園?池なのか湖
解りませんでしたが、人が漕いで乗るアヒルの横を
黒鳥が一緒に泳いでいましたょ、黒鳥は大きなアヒル
が母親と勘違いしているようでした、レボーターのコメントより
です。
by wakatate (2006-11-06 19:59) 

ぽりぽり

デュッセルドルフの街をヤマハの電動スクーターEC-02で散策してみたいです。きっと似合うと思うのですが。。そういえば、アナウンサーの内田恭子さん(ウッチー)はここで生まれたそうですね。
by ぽりぽり (2006-11-06 22:20) 

シゲ

ハノーファーのとある美術館に友人が働いていることと、私も恥ずかしながら美術を勉強しているので、美術館やギャラリーにはよく足を運びます。「美術」って言うと、重々しい感じもいたしますが、日本と比較してドイツでは、「美術」が日常にとけ込んでいるような気もいたします。
美術作品を鑑賞することで、何かしらのエネルギーが伝わってくるのは、私だけでしょうか?
by シゲ (2006-11-06 23:53) 

ada

この自転車、いかにもドイツらしいですね、頑丈そうです。
赤い服を着て、乳母車を押している写真、いいですね。上のほうに光がさしていて、木の様子がコローの絵みたいです。
by ada (2006-11-06 23:54) 

めぎ

>夏のひまわり様
デュッセルドルフは町の規模が小さいので、なんでも便利です。自転車で全てが足りてしまう気軽さが気に入っています。
by めぎ (2006-11-07 02:56) 

めぎ

>yoocomint様
ここでは自転車が必需品で、留学生でも買う人が多いですよ。
by めぎ (2006-11-07 02:57) 

めぎ

>wakatateさま
ミュンスターは近いのにまだ行ったことがない町です。アヒルの乗り物は、白鳥のつもりのところが多いような気がするんですが・・・アヒルでした?
by めぎ (2006-11-07 03:00) 

めぎ

>ぽりぽりさま
内田恭子さんは、生まれはデュッセルドルフ、出身大学も私と同じだそうですが、もちろん何のコンタクトもありません。
ヤマハのスクーターで・・・いいなあ。私も免許取ろうかなあ、とちょっとボーっと想像してしまいました。
by めぎ (2006-11-07 03:03) 

めぎ

>シゲ様
美術を勉強していらっしゃるのですね。仰るとおり、ドイツは日本と比べて美術が日常の一部のような感じですね。美術作品は、作家がエネルギーを込めて描いたものですから、それがビシビシ伝わってきますよね。描かれたところに近い環境で見ると、遠い日本で見るのとは違ったものが見えてくるでしょうし、きっと実り多い留学生活なのでしょうね。
by めぎ (2006-11-07 03:09) 

めぎ

>adaさま
この自転車の後輪は、Schlösserというデュッセルドルフの地ビールの会社の広告です。この自転車が無料で貸し出されるのは、そのバックアップがあるからのようですよ。
by めぎ (2006-11-07 03:14) 

シゲ

そうですね、美術作品の鑑賞だけではなく、そのバックにある作家の環境や状態などを知った上で鑑賞すると、また違ったものが見えてくるかもしれません。
まだまだ勉強不足で知識もありませんが。。。。
ドイツでの生活も、まだまだ慣れないながらも楽しんでいます。また、こうして異国で容易にコミュニケーションがとれる環境をうれしくも思っています。
困ったことなどを尋ねたりすることもあるかと思いますが、これからもどうぞよろしくお願いします。
by シゲ (2006-11-07 05:07) 

wakatate

ミュンスターは近くにあったんですか!
アヒルの乗り物と書きましたが、この手の乗り物
日本でも、よく見かけますね、
あまり深く考えずに、前からアヒルとばかり思い込んで
いましたょ、めぎさまから言われて考えましたら
やはり白鳥が正解ですょね、
それにしても、アヒルと白鳥の違いがよく解りません。
by wakatate (2006-11-07 20:19) 

めぎ

>wakatateさま
ミュンスターは、デュッセルドルフからICE(特急または新幹線のようなもの)で一時間半くらいのところです。そんなに近いわけでもないですね・・・でも、ミュンヘンやベルリンなど(4時間から5時間かかる)と比べると近いです。
白鳥の乗り物は、首が長いのではないかと思うのですが。今度から私もよく見てみますね。
by めぎ (2006-11-07 20:48) 

めぎ

>シゲ様
ドイツにいらしてからまだ間もないのでしょうか?ミュンスターは、デュッセルドルフと比べると日本人が少ないでしょうから、きっとドイツ生活にどっぷりつかっていらっしゃるのでしょうね。なにか分からないことがあったらお知らせ下い。私の分かる範囲でお答えしますね。
by めぎ (2006-11-08 06:57) 

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