坂と階段を下る [マドリード]
現在9月初旬のスペインの話を連載中。
カテドラルを見終わったあと、めぎ家会議中。
というのは、めぎは午後には学会で聞きたい発表があってマドリードへ戻るつもりだったのだが、カテドラルを早く切り上げたためちょっと時間が余ったのだ。これからどうする?見所としては他にも教会があるけどもう教会は見たくないし、トレドで有名なエル・グレコもそんなに好きじゃないし、どうしよう。景色がいいというパラドールに行ってお茶でもする?でも、それだと駅から遠くなるわねえ(パラドールはトレドの南、駅は北東に位置する)・・・それじゃもう戻ろうか。
というわけで、めぎたちは早くもトレドをあとにすることにした。
帰りはバスを使わず歩いてみましょ。
アロエみたいな植物がいっぱい生えていた。
ずいぶん降りてきたなあ。
あの橋を渡ってみようかな。
あら、観光電車ね。バスだけじゃなくてああいうのもあったのね。
こうして城壁の間をひたすら降りて・・・
外へ。
橋の上から振り返ると・・・
左にトレドが・・・
右に別の町が見えた。
下にはタホ川。
そして橋の向こうには・・・
ユースホステル。岩の上にサボテンが生えている。
あっちに上るとトレドがよく見えそうね。ちょっと行ってみましょうか・・・あ、またあの観光列車ね~
トレドの話はもう一回つづく。
トレドを去る [マドリード]
現在9月初旬のスペインの話を連載中。
せっかく上ってきたが、ユースホステルは閉まっていた。
少しまわりを歩いてみたが、建物の前に出れそうなところはどこも閉まっていてダメだった。まあ、ちょうどシエスタの時間に入った頃だったから仕方がない。
これがトレドを見下ろす写真で最もよかったもの。
道路からはどうしてもこの岩が邪魔で、上の写真はこの岩の上から撮影した。
川と一緒に撮れた昨日の橋の上からのトレドの方がアングルは良かったわね。
道路から下を見ると、広大な駐車場。トレドに住む人以外、一般車両は立ち入り禁止なのだろうな。
めぎたちは坂を下りて駅に向かうことにした。ユースの裏には住宅街。ここに住んでいる人たちは日々どんな仕事をしてどんな暮らしをしているのだろう。
駅、本当に綺麗ねえ。
これはいつ頃使われていた建物なのかしらね。
そして住宅街を抜けて・・・
駅に到着。
朝顔のような花が綺麗に咲いていた。これはお昼過ぎだから、日本の朝顔とは種類が違うんだろうけど。
めぎたちが乗る電車はもうホームに着いていたが、まだ立ち入り禁止だった。
それで、駅のバルでちょっと一休み。
そしてようやく搭乗、じゃなくて乗車が許されて・・・
乗車。こんなにがら空きで、勿体ないなあ。まあお昼だから移動する人も少ないんだろうけど。
そしてまた何もない景色の中を35分ほど駆け抜けて・・・
マドリードへ。
そしてまた誰もいないアトーチャ駅へ。
めぎに乗っていた車両の後ろにさらに長い長い車両が連結されていたが、それには誰も乗車していなかった。あとで使うために運んできたのだろうけど、なんとなく不気味。
そして、前の車両に乗っていた人もこのくらい。経営、大丈夫なのかなあ。
以上でトレドのお話はお仕舞い。マドリードの話があと数回つづく。
マドリード王宮付近 [マドリード]
今日からまた数日間、9月初旬のマドリードのお話を。
ここはマドリード大学。
そこからバスに乗って南下すると・・・
Moncloaという地下鉄の駅の辺りに出る。あの門はArco de la Victoria、つまり凱旋門。
そのそばには空軍のオフィス。
そんなところから地下鉄一駅分歩いてみたりした。本当はスペイン広場まで歩こうかと思ったけど、暑くて挫折。
ここがスペイン広場の地下鉄の駅を出たところ。左奥に見える大通りがめぎが泊まったホテルのあるグラン・ビア。
スペイン広場にある有名なドン・キホーテとサンチョ・パンサ。ここで記念写真を撮った方も多いはず・・・この日も日本人ツアーを乗せた観光バスが到着して、みんな順番に撮影していた。
後ろにずいぶん立派な建物が並んでいるなあ。
そこから少し南下すると王宮。といっても今はここに王家がお住まいでは無いようだけど。
王宮の前は広い公園のような広場になっていた。
綺麗な光だったな・・・
そこから東へ抜けると・・・
ちょっと振り返りつつ・・・
また広場がある。これは王立劇場。ここにオペラという地下鉄の駅がある。
でも地下鉄には乗らずにそこからほんの少し東へ歩くとデスカルサス・レアレス修道院。
そこからまっすぐ北へちょっと歩くとグラン・ビア。
ホテルの方へ歩くと・・・
レアル・マドリードのショップ。ちょっと入ってみたかったなあ・・・機会を逃しちゃったけど。
泊まっていたホテルはこのピンクというかオレンジというか、とっても綺麗な建物だった。
つづく。