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2010年夏 日本の旅 ブログトップ
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昼の浅草 [2010年夏 日本の旅]

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現在、7月から8月にかけての日本滞在記を連載中。

昨日の吉原から暑さにへとへとになって辿り着いたのがこちら。
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涼しくってまさに天国♪ ホットケーキはドイツにないので、とっても懐かしくいただきましたの。アイスコーヒーも美味しくて、こんなに蒸し暑い日本だからこそアイスコーヒーが美味しいし、必要なんだよな~と実感。何度も書いているけど、ドイツにはコーヒーを冷たく冷やして飲む習慣は無い。だって、寒くて欲しくならないもの。ちなみにホットケーキにもアイスコーヒーにもなんの想いもないドイツ人たちは、ここでホットコーヒーにホットドックを食べてましたわ。

それぞれの食欲を満たして元気の出ためぎたちは、浅草をブラブラ。
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非常に欲しくなったけど、やめておきました・・・
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浅草って、何と言っても仲見世通りだけど・・・
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その裏もステキよ♪
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風鈴、欲しかったな~でも、ドイツは寒くて風鈴っていう気分じゃないのよね。
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案内してくれた下町育ちの友人の話では、このお店では友人が子供の頃陰毛を売っていたとか。
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今や陰毛は剃る人こそあれども付け毛したい人はいないんじゃないかしら。時代によって「恥ずかしさ」を感じるものも「こうあるべき」と思うものもまるっきり正反対になっていくのね~ドイツはどうなの?うーん、陰毛のことは全然分かんないなあ、そういえば東ドイツ時代のカタリーナ・ビットは脇毛を剃らずに踊っていたわねえ、そうだそうだった!今はどうなの?さあ、学生たちに脇の下を見せてもらったことはないからなあ・・・でもそういえば腕の毛は剃らないわねえ、へぇそうなんだ・・・等々、社会学者の友人とめぎはここで大いに盛り上がったのであった。みなさま、陰毛について、どう思います?無かったら恥ずかしい?あったら恥ずかしい?あ、めぎはあるがままよ♪ スペインなどでは男性は胸毛を付け毛しちゃう人もいるそうだけど、うちのドイツ人はあるがまま(=無いがまま)。そうそう、彼の趣味としては、女性には脇毛も陰毛も腕の毛も指の毛もあまり拘らないけど脚の毛は剃って欲しいんだって。

あらら、めぎったら、なんの話してるのかしら・・・♪

それにしても外国人の多いこと・・・
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半分以上、もしかしたら8割くらい外国人なんじゃない?と思うほど。そうよね、日本人からは「浅草行きました」という話は滅多に聞かないけど、東京へ行った外国人はみんな浅草へ行くもんね。
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最近の流行なのかしら、若者たちの浴衣姿、それも男性の浴衣姿が結構目についた。
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かわいいね♪
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こうして浅草の色々な姿を見た後で・・・
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スカイツリーの見える通りを渡って・・・
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こちらへ!
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おお~ここに座って食べたい!
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・・・と思ったのだけど、ドイツ人の友人女性が難色を示し、下のテーブル席へ。まあ、仕方がないわね。どぜうさんがまるのままはちょっと、という彼女のために、開きも注文。いずれにしても、どぜうさんは本当に美味。みなさま、どうぞお試しになって。
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こうしてディープな下町巡りはめでたく終了。学者らしく&生粋の江戸っ子らしく非常に詳しく、でもお楽しみ満載の案内をしてくれた友人に大感謝。


♪ おまけ ♪
あ、西門さん♡
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ええ、もちろん、最新刊持ってますよ~♪ >ゆゆちゃん
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夜の浅草 [2010年夏 日本の旅]

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日本へ行ったらこの人にだけはどんなことがあっても絶対に会いにいく。それは、めぎの恩師。日本へ行くことになったら誰よりも先に予定を聞き、その予定に合わせて他の予定を立てるほど。今回の滞在一ヶ月の中で、2回お目にかかることができた。1回目はめぎだけで、お寿司をご馳走になった・・・写真はないけど、岩牡蠣とか美味しかったな♪ そのときは日本語だけで水入らずのお話を。そして2回目は、うちのドイツ人と一緒にこちらへ。
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そういえば恩師がドイツに研究滞在したときに、うちへすき焼きにお招きしたことがあったわね。そのときは、ドイツで手に入る食材でのすき焼きだったから、すき焼きに普通ほうれん草入れるか?という代物だったわね。でも、ドイツの食事にすっかりうんざりしていた恩師は、とても喜んでそのなんちゃってすき焼きを楽しんでくれたものだった。今回は本物も本物。ほら、お肉はこんなに霜降りだし♪
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恩師はもちろんドイツ語堪能、しかもうちのドイツ人との間にはなにやらめぎの踏み込めないLiebe(リーベ=愛)とやらがあるそうで、あれやこれやと二人は盛り上がり、めぎはその間にせっせとおなかいっぱい食べたのでありました♡

それからめぎたちは夜の浅草をブラブラお散歩。
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浅草って、夜になるとまるで別の街みたいに人気(ひとけ)がないのね。あ、なにやらこの通りの方々が会議中の模様。
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花やしきはお葬式みたいにひっそりとしてるし(夜だから当たり前ね)。
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ひっそりとしている間に働く人たちも。ドイツもこういう風に働いてくれたらあっという間に仕上がるのにな。
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あ、でも、こういうところには人がいっぱい。
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自転車もいっぱいあるし、みんなどこかに収まっているってことかしら。
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ここに収まっている人たちもいるってことね。
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昭和のよき時代って感じですわね~
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でも、歩いていく人たちは超現代ですわね~日本女性の脚がこんなに長くなったとは。
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お、めぎの伯母が寄席に出ていたところ♪ めぎったら、伯母の寄席すら見に行ったことがなくって。なんて勿体ないことをしたんでしょ。
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いろんな芸があるけど、やっぱり中心は落語なのね。
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あ、この先はかつての吉原のあたりね。
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こうして何ということもなくブラブラしながらおしゃべりして、ちょっと座ることに。どこにする?うーん、おなかはいっぱいだから、ちょっと座れるだけでいいんだけど・・・
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・・・と選んだのが、たまたま外の席が空いていたこちら。夜風に当たってマッコリと芋焼酎をちびちびしながら、恩師とうちのドイツ人は日本女性とヨーロッパ女性の違いについての議論(極めて個人的な趣味と価値観による体型やメンタリティについての議論)で盛り上がっていた。彼らの好みのタイプは正反対なので、彼らのLiebeに水を差すものは存在せず、一層Liebeが強固になったとの結論であった。そしてめぎは、野球と人間ウォッチング。
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彼らが注目したのがこの4人連れの女性(左側にいる外国人2人もそっちの方を見ていることからも分かるように、ちょっと目を惹く4人だったの)。そういえばめぎも若かりし頃、男性3人とお酒飲みにいったことがあったな・・・あの頃は、若かったな・・・若さ故の美しさと若さ故の冷たさ。そういうのって、本当に魅惑的&魔力的。男性のみなさん、どうぞ注意なさって。あ、でも、その魔力にかかるのも人生ならではの喜びの一つかな。
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こうして恩師との時間はあっという間に過ぎ去った。こうして肩肘張らずにいろんなたわいない話ができるのも、恩師のお人柄のおかげ。めぎが今、色々辛いことがあってもなんとか踏ん張っていられるのも、ひとえにこの恩師がめぎを鍛えてくれたおかげ。お元気でいてくださることが本当にありがたいと思う今日この頃。一生懸命育ててくださったのに、日本へ帰らなくてごめんなさい。
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恐山へ [2010年夏 日本の旅]

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現在、7月から8月にかけての日本旅行記を連載中。今日からしばらく東北の旅へ。

うちのドイツ人が一度行ってみたいと長年夢見ていたところ・・・それは恐山。何かの本でイタコの話を読んで、是非見てみたいと思ったそうなのだ。特に口寄せをしてもらうつもりはなく、陸奥の果ての地に住む巫女という言葉から非常に神秘的なイメージを膨らませていたらしい。

めぎはかれこれ20年も前に、当時勤めていた会社の同期と4人で「恐山ツアー」と題して東北道を駆け上る弾丸ツアーをしたことがあった。たしか9月の3連休を利用し、地方出身で東京勤務のしんどさに辟易していた同期の男の子たち3人と突っ走ったのである。このときも特に口寄せをしてもらうつもりはなく、単に非日常の雰囲気を求めていただけだった。

そのときのカラスばかりが目につくひっそりとした恐山霊場や、非常に神秘的な色をした湖のことなどを思い出し、そうね、うちのドイツ人はきっとああいうのを見たら喜ぶだろうな、それじゃ今回は青森の旅をしよう!と計画。JR Passという外国人向けのお得なチケットを使って(日本人の場合は外国人と結婚しているか現地の永住権を取得していれば使うことができる)新幹線で東京から八戸まで突っ走り、そこから在来線に乗り換えて下北半島の終点大湊まで。駅前の宿で手配してもらったレンタカーに乗り、念願の恐山に向かったのは3時過ぎだったかな。
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途中、こういうのがあちこちに。
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不老水と呼ばれる恐山の冷水。
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ものすごく冷たくて、東京の蒸し暑さに辟易していたドイツ人たちは大喜び。
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気持ちよかったな~
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そして急に山を下ると、そこにはこんな湖が。
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この荒涼とした、人を寄せ付けないようなちょっとおどろおどろしい神秘的な雰囲気を見ただけで、うちのドイツ人はもう胸一杯。
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この湖には硫黄の臭いのする川が流れ込んでいる。
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硫黄の湧き出ている世界。
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この水、ちょっと温かいわね。
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よく見ると・・・
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熱湯が硫黄を伴って小さい穴から噴き出していた。うまく写せなかったけど。
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時折雲間から光が射し込み、不思議な色合いを見せていた。
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さあ、霊場へ行ってみましょ。
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