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サンタンデル [スペイン北部(バスク・カンタブリア)]

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本日より3月29日~4月5日のスペインのバスク・カンタブリア旅行記のうちのカンタブリア編に突入♪

まずは、場所を確認いたしましょ。スペイン北部の赤いところがカンタブリア州。その前にいたバスクは右隣。西へ西へと進んでいるところ。
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カンタブリア州で最初に訪れたのは、スペイン王室の避暑地だったというサンタンデル。高級避暑地とは無縁の一泊二人で30ユーロ(3500円くらい、つまり一人あたり1750円)の安宿に荷物を置いためぎたちは、まずは美味しい魚を求めて港の方へ。
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サンタンデルの港は街の中心部より西の方。歩いて20~30分くらい。




港近くに美味しい魚のバル(居酒屋)が並ぶとドイツ語のガイドブックに書かれているのだが、ここはスペイン、夕飯のために店が開くのは早くとも7時半、多くは9時からだとかで6時過ぎのこの頃はどこも開いておらず、ちょっと何かつまめるくらいのことを期待していたうちのドイツ人は当てが外れてがっかり。この日はナバラ州のパンプローナからビトリアとビルバオを抜けてサンタンデルまで突っ走ってきたわけで、それから9時まで待つのもしんどくて、結局港の写真を撮っただけでまた街の中心部へと戻ったのだった。
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ここは、街の中心部の海岸。
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こんな人たちも♪
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真っ黒な曇り空の下に、光を浴びた街。なんかおどろおどろしいような、不思議な感じ。
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・・・と見ていたら、ザッブーンと音がして、なんと!
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若いって、素敵ね~♪
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この日はかなり寒かったので、見ている方が凍える気がした。




そして、街の中心部の飲食街で、適当なお店に入った。こういうカウンターにはバスクならピンチョス(串刺しのタパス)が並んでいるのだけど、カンタブリア州にはそれがないようだ。
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仕方がないのでテーブルに座ってタパスを色々頼んでみる。ムール貝にエビに・・・
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タコにホルモンにデザートまで堪能。
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安宿に泊まった分、美味しい物をいっぱい食べました~写真からお分かりいただけるように、非常に簡単な店なのだが、タパスはびっくりの美味しさ。よしよし、カンタブリア州でも生きていけるわ♪

一夜明けて、安宿街を出て・・・
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郵便局やら市庁舎やらの歴史的建造物をフロントガラス越しに撮影し・・・
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サンタンデルの東側、高級リゾート地区へ。浜辺が素敵。
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サンタンデルの町自体はこうして殺伐としているけど、遠くの山が美しいですねえ。
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そして、マグダレナ半島の王家の夏の別荘が建つ地区へと向かった。そのお話はまた明日。
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サンタンデルのマグダレナ半島 [スペイン北部(バスク・カンタブリア)]

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今日はキリスト昇天の日でドイツは祝日。木曜日が祝日って、いいような悪いような。金曜日も休みにできればパラダイスだけど、教育機関はそうもいかないから、学生も嫌そうだしこちらもねえ・・・

さて、今日もスペイン旅行の話の続き。ここはカンタブリア州サンタンデルの東、マグダレナ半島。
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こんな植物が生えているここには・・・
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海に面して動物園がある。
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でも・・・塀の外側はもう海。ザブンザブンと波の音が響く。こうして海の音を聞きながら閉じこめられているのって、拷問だよね。
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可愛そうで、とても見ていられなかった。
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ここには船の展示なども。
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ちょっと荒れ気味の海がとても美しかった。
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ああ海はいいな~~~めぎは本当に海が好き。ザビエル城とかパンプローナとかビトリアとか、どこもとっても興味深かったけど、やっぱり海の近くが一番好き。

ここの近くに有名な高級リゾートの浜辺があって、海の見えるホテルもいっぱい。
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ここには19世紀末にスペイン王室の別荘が建てられ、今は大学の別館となっているとか。
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あ、バスクの旗がないですね~ここはカンタブリア州。バスクじゃないんだなあと改めて感じる。
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綺麗な花壇も。まだスペインでもチューリップが咲き始めたか否かの頃だったんだなあ・・・
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山と海が近い景色は北ドイツにはなく、写真いっぱい撮っちゃった。遠くの綺麗な雪山がなかなかうまく写らなかったけど。
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早朝にここを見た後は、あちこち寄りながらまた西へ移動。明日へ続く。


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サンティリャーナ・デル・マル [スペイン北部(バスク・カンタブリア)]

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現在、3月29日~4月5日のスペイン(バスク・カンタブリア)旅行記を連載中。現在第4日目、カンタブリア州のサンタンデルを出たところ。

サンタンデルを出て少し西へ行くと、こんな緑の風景が広がっている。
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そこに、中世の町がそのまま保存されているとかでスペインの文化遺産に指定されている小さな町がある。
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綺麗にしてますねえ。
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中世の頃からのオリジナルもあれば、そのように見えるように改装したのもあるようだけど。
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ここは12~13世紀に建てられたという教会。
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この頃はイースター休暇で、この町も結構観光客が訪れていた。その大多数、99%はスペイン人という印象だったけど、これからはきっともっともっと外国人が訪れるようになるんじゃないかな。小さな町だけど、ホテルが20軒以上あるんですって。それも、三つ星とか四つ星とかの立派なのが。古い貴族の館などの建物を使っているそうで、古い建物だからきっと中は面白いでしょうねえ。
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ちょっと歩くとすぐに町は終わって、外側に広がる緑が見える。
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あら、ヒツジさん♪
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この旅行の数週間前にはズュルト島で凍える雪の中に摘まれた干し草に群がる羊たちを見たものだった。過酷な環境で育つズュルト島の羊と、こんな美味しそうな新鮮な草を毎日食べられるスペインの羊。同じ羊に生まれても、ずいぶん境遇が違うものですねえ。

外から見ると、町はこんな壁で守られている。
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この町を出る前にちょっと休憩。この町では至る所でシードルのお店を見かけたけれど・・・
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まだまだ移動を控えているめぎたちは、なんてことのない店に入ってコーヒーだけ飲んだのだった。
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可愛いけれどかなり観光地化した町、サンティリャーナ・デル・マル。一歩外に出れば現実の牧草地帯が広がるとはいえ、町自体は見せることに特化した建物ばかりで生活感はなく、アミューズメントパークみたい。めぎたちが散歩したほんの一時間ほどの間に観光客の数が10倍に増えたようだったし、小さな駐車場も溢れんばかりになっていた。行くなら午前中、早い時間がお勧め。
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