塔からの眺め [南西ドイツ 2017年6月]
現在、6月中旬の南西ドイツの話を連載中。
これはテュービンゲンのシュティフト教会。
シュティフトとは修道院という意味だが、ここの場合はまず12世紀に礼拝堂だったのが教会に、そして13世紀に修道院となり、15世紀以降徐々に現在の建物の形になっていったようである。
めぎたちはこの教会の塔に昇ってみることにした。途中で教会の鐘の仕掛けが見えたり・・・
鐘も目の前で見ることができたりする。ここ、実際はとても暗く、ピントをあわせるのに苦労した。でも、合えばF1.4の明るい単焦点は楽々こんなに明るく写せる。
大きな鐘が複数吊り下がっていて、鐘が鳴ると大音響なので注意、というような掲示があった。
降りてくるときにちょうど5時半を過ぎ、15分毎に鳴る鐘の音を間近で体験したのだが、たしかに凄い響きだった。
塔から見下ろすと、真下にネッカー川。町のすぐ裏に緑が広がり、ここがものすごく小さな田舎町であることがよく分かる。
反対側には城が見えた。城の裏側も緑いっぱい。
そして狭い空間にギッシリと並ぶ旧市街の建物。
日本の家はウサギ小屋なんて言う表現があるけれど、たしかに一つ一つの家は日本より大きいが、隙間なく立つという意味ではここは日本に全く負けてない。
ザルツブルクをたっぷり見ていっぱい撮影してきた今のめぎの目には、ドイツの街並みって屋根がザルツブルクよりずっとずっとずっと美しくて、これまた全然負けてないなあと感じる。
塔の柵の隙間からほぼ真下を写してみる。ちょっとジオラマ風に見えて面白い。でもこれ、普通に撮った写真で、効果処理をしたものではない。
テュービンゲン、きれいな街ね。
散歩はまだ続く。
撮影: D600 + 58mm(F1.4)
2017-08-17 02:00
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コメント(7)
どのおうちも屋根裏を上手に利用されていますね。
by Baldhead1010 (2017-08-17 04:53)
こうして高いところから見下ろすのって好きだわ。
屋根もよく見える^^
ちょっと凝った感じの作りがとても綺麗だわ~♪
by mimimomo (2017-08-17 15:11)
エンジニアとしては、鐘の仕掛けが面白いです。
チェーンとか使われているし、鐘はともかく今現在使われている仕掛けの部分は比較的新しいんでしょうね。
鐘が鳴るまで待って、動画に撮りたいです。
by YAP (2017-08-17 17:54)
木骨造に、連なる屋根、出窓、煙突、いい風景だな^^。
塔の柵の隙間から見えてる本屋さん、ここで昔、地図買いました♪
by Inatimy (2017-08-17 20:20)
塔から見下ろした景色、素敵ですね。
レンガ色の屋根と木組みの家、好きです♪
by miffy (2017-08-17 21:01)
歴史的な建物、素敵ですね。
by テリー (2017-08-17 21:33)
鐘の仕組み、面白いです、、映画の場面みたい、、
上からの眺め、綺麗
三角屋根、煙突、屋根の小窓のデザインとか、飽きないですね
by engrid (2017-08-18 00:27)