うちのドイツ人が見つけたもの：ドイツ再発見：SSブログ

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うちのドイツ人が見つけたもの　[ザルツブルク] [編集]

今日からまたザルツブルクのお話を。

2週間くらいのめぎ一人の時間が過ぎ去り、とうとううちのドイツ人がやってきた。早朝にデュッセルドルフを出て、760kmを駆け抜けて、ザルツブルク到着は午後3時半くらいだっただろうか・・・まずは宿に荷物を運び入れ、宿のオーナーに挨拶をし、それから早速街歩き。

街歩きと言っても、うちのドイツ人はザルツブルクに何度か来たことがあって、観光には全く興味が無い。最初に来たのは30年以上前、修士論文を書く際に調べ物でハンブルクからウィーンまで一ヶ月以上かけてあちこちの図書館を訪ね歩く旅をしたときのことなのだとか。その際、一緒に行った友達がいて、その友達の古いポンコツ車で旅をし、キャンプと自炊をしながらの旅だったのだそう。でも、ザルツブルクでは、一度どこかのレストランで食事したのだとか。どこか旧市街のアーケード小路にあったとかで、そのレストランを見つけたくて小路という小路に入ってみたのだが、残念ながら記憶の場所は見つからなかった。次の2枚の写真は既に一度載せたものだが、そのレストランを探していたときに撮ったもの。

2週間もいてすっかり勝手知ったる町になっていたザルツブルクを、今到着したばかりのうちのドイツ人と歩くのは、なんだかちょっと変な感じだった。懐かしい記憶のレストランを探すうちのドイツ人はアーケードの小路という小路に入ってみるのだが、めぎはその小路一つ一つにレストランがあるかないかを知っている。そこにはないよ、と言っても、うちのドイツ人は確かめてみたい。この温度差というか、今日から休暇が始まったばかりのうちのドイツ人と、すっかりこの町に馴染んだめぎとのテンションの差は大きかった。

さて、これはザルツブルクで最も賑わっているゲトライデ通り。めぎはここをこの2週間毎日毎日通っていたのだが、その間全く気がつかなかったお店をうちのドイツ人がめざとく見つけた・・・

そのお店の前では人々がワイングラスを片手に盛り上がっていた。

小さな酒屋さんというか、立ち飲み屋さんというか、そういう感じのお店。

こんな素敵なお店にこの2週間全く気がつかなかったなんて・・・このお店は夜8時くらいには閉まるようだったし、夕方から夜にかけてはめぎは音楽祭に行くために着替えたり腹ごしらえをしたりしてたので、全くこの辺りを気をつけて見てはいなかったのだ。が、それにしても、なんだか悔しい・・・

外の黒板に書いてあったオーストリアのデザートワインを飲んでみることにした。

こうして外にちっちゃなテーブルのような台に置いて、乾杯。いつものうちのドイツ人との時間が戻ってきた・・・

そして、その隣くらいにある有名なホテル、ゴルデナー・ヒルシュの壁に面白いものがあるのを見つけた。かつての呼び鈴らしい。これにも今まで全く気がつかなかったな・・・

一人も楽しかったが、やっぱり二人の方が目が2つ多くて、気がつくものも多いということなのだろう。

撮影：　Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)

2016-06-06 02:00 nice!(38) コメント(9)

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旅は道連れ世は情け、ですね＾＾

一人旅も気楽ではありますが。
by Baldhead1010 (2016-06-06 04:18)

ワクワクするようなワイン樽のあるお店♪
呼び鈴も面白いなぁ。引っ張るのかしら。ちょっと試してみたくなりますね＾＾。
一緒にいても見てるものって違いますよね。
興味の対象にもよるけど、背の高さの違いも。
というのも、私はどちらかというと下にあるものによく気付きます＾＾。
by Inatimy (2016-06-06 05:56)