大聖堂のオルガン [ザルツブルク]
現在、夏のザルツブルクの話を連載中。全18日間のまだ2日目。
聖ペーター教会と墓地とカタコンベを堪能し、3時頃になった。そのあと、岩山の中から見えたすぐ近くの大聖堂へ行ってみることにした。左の白い2つの塔の部分がファサードで、そこからつながる真ん中の灰色のずんぐりした塔のところまでが大聖堂。
中に入ると、これまた聖ペーター教会に負けず劣らずゴージャス。
そういえばここでモーツァルトが洗礼を受けたという話だけど、洗礼盤を写すの忘れちゃったな・・・
もともとは774年に創建され、その後何度か建て直されて、今のは17世紀のバロック様式。華やか~
ここには全部で5つのパイプオルガンがある。このとき、この入り口上のオルガンの音が鳴り響いていた。練習かしら・・・
大聖堂の地下にも入ることができるのだが、入っていくと、幽霊が出た!
可愛い幽霊さんたち♪ この大聖堂、サービス満点だなあ・・・
大聖堂の見学は無料。
その後、ザルツブルクカードを使って大聖堂博物館も見られるドームクオーターを見学することにした。それは大聖堂とレジデンツとギャラリーがつながった建物のコンビチケットで、カードがなければ12ユーロ。大司教の住まいだったレジデンツ、歴代の大司教が集めた絵画のギャラリー、そして大聖堂とその財宝がオーディオガイド付きで見られる。そのオーディオガイドが予想以上に良かった。大司教の玉座とか、モーツァルトが演奏した広間とか、大司教が雨でも濡れずにレジデンツから大聖堂へ移動できたという通路とか、詳しい解説をじっくり聞きながらゆっくり堪能し(レジデンツやギャラリー、博物館の中は撮影していない)、大聖堂へ辿り着くと・・・おお!
そして、そこにはオルガンを弾いている人が!!
練習なのか、レッスンなのか、定かではない。この女性が先生なのか、譜めくりの人なのかも不明。
ドームクオーター見学者はこんな風に目の前で弾く様子を見たり、轟くような音色を聞きながら大聖堂を見下ろしたりしていた。
めぎもしばらく音色を聞きながら人々の様子を眺めたり・・・
天井や窓近くの絵や細工を写したりしていた。
すると突然演奏が止み、二人はささっと片付けて消えていった。曲や練習やレッスンが終わったと言うよりは、時間切れのようだった。
時計をみると、5時。同時にドームクオーターの見学時間も終了。あらら。たぶんどこか一部見られずに終わった気もするが、約2時間解説を聞いてしっかり見学し、6千本ものパイプでできているという大きなオルガンの音も堪能し、充分満足。
2日目の話はまだまだつづく
撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
2015-08-26 02:00
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コメント(11)
台風のない国がうらやましくもあります。
by Baldhead1010 (2015-08-26 04:32)
幽霊さんたちおもしろいです。
演出なんですか?
by ちばおハム (2015-08-26 05:16)
見下ろした大聖堂の中の写真、すごく素敵ですね〜♪ 奥行きがあって。
床の模様、こんなふうになってたんだ。
装飾や壁画も、立派だな〜^^。
5つのパイプオルガン・・・音の違いを聞き比べたくなりますね。
by Inatimy (2015-08-26 05:23)
かわいらしい幽霊ですね。
by luces (2015-08-26 07:55)
パイプオルガンが5つもある大聖堂というのはさすがに知りません。
もしかしたら大きなところにはあったかもしれないですが気づいてないです。
それぞれが使われるときが決まってるんですかね?
上から中を見下ろせるのは、新鮮ですね。
by YAP (2015-08-26 08:07)
6000本のパイプのオルガンって、すごいですね。
by テリー (2015-08-26 08:21)
素晴らしい大聖堂ですね。
自由にオルガン弾いても良いシステムだったのですね。
by ふーみん (2015-08-26 14:49)
教会内の装飾がスゴイですね。
by sheri (2015-08-26 16:10)
バロック様式好きですよぉ。豪華な装飾ですね。音響も良さそうです。
by ぽりぽり (2015-08-27 19:48)
彫刻?が良いですね~♪
by mimimomo (2015-08-28 09:14)
幽霊の演出は、楽しい
鳴り響くパイプオルガン、荘厳な響きで
堪能ですね
by engrid (2015-08-28 17:49)