義父の奥さんの家で：ドイツ再発見：SSブログ

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電車でハンブルクへ｜ドイツの墓地の春ブログトップ

義父の奥さんの家で　[ハンブルク] [編集]

現在、3月中旬のハンブルクの話を連載中。

ようやく到着した義父の奥さんの家。みんなすっかり出来上がった感じのところに到着し、まずは白ワインから。

めぎの到着を待っていたのはチーズの盛り合わせと・・・

グリーンピースのスープ。白い塊はシュマントという濃いサワークリーム。

このときのハンブルクは氷点下になるかならないかの寒さで、温かいスープが有り難かった。

そして翌朝。

改めて見回してみると・・・あら、ソファーセットが変わったわね。前の方がエレガントだったのだけど、来客に備えベッドにもなるタイプに買い換えたのだそう。それが今回早速役に立った・・・寝室で奥さんが眠り、もともとあった別の部屋のソファーベッドでめぎ夫婦が、この居間の新しいソファーベッドで義妹が休んだのだ。

奥さんは相変わらず向こうに見える補助歩行器を使用。

座れることもできるこの補助歩行器、便利だが段差があるとお手上げ。そんな状況で一年以上過ごしてきたが、さすがに不便に感じ、ようやく歩けるようになるための手術をするつもりになったらしい。

この奥さんはめぎの母と同い年。年を取っていつどうなるかは本当に個人差があるわねえ。めぎの母は元気で足腰も丈夫。それって有り難いことだわね。

さて、そんなわけで義妹と姪（ハンブルクにカレシと住んでいて、朝食にカレシと共にやってきた）がテーブルを用意。

買い物も全て姪がやってくれているようだ。もちろん見返りあってのことだが。

姪にとっての本当の祖母（つまりめぎの義母）はザクセンにいるのだが、姪にとって「おばあちゃん」は義父の3人目の奥さんなのだ。ハンブルクに住んで、このすぐ近くで仕事をして、毎日仕事のあとここに寄って「おばあちゃん」とおしゃべりして面倒を見ているらしい。本当の祖母とはほとんど会ったこともなく、会ったときにも心のつながりが築けず、もはや全く無関心。義父の奥さんは、つい先日本当の自分の息子を癌で亡くしたのだが（だから黒い服装をしているのだ）、それでも血のつながりがない家族に囲まれてとっても楽しく幸せそうで、かたやザクセンでは義母が独りぼっちで過ごしているんだよなあ・・・と思うとめぎはちょっと複雑な気分。まあそれは多分に義母自身の責任でもあり、義父の奥さんの人柄にも因るのだが。ちなみに右に写っている若い男の子は姪のカレシで、彼もすっかり家族のよう。

奥さんがこうして義父の死後も血のつながりのない姪やら義妹やらうちのドイツ人のサポートを受けて平和に暮らしていけるのは、義父がしっかり準備しておいてくれたからでもあるのよね。

もうこの世のどこにもいないのだということが、時々本当に不思議。

さて、義父の奥さんの家と言えば、鳥さんたち！短い滞在だったが、これだけ写せた。

可愛かったな～♡

撮影：　Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)、D600 + 24-70mm(F2.8)

2015-04-16 02:00 nice!(38) コメント(8)

nice! 38

身体が元気なのが一番です＾＾

かわいい小鳥たちですね。

こちらには、冬鳥のツグミがまだ居ます。
by Baldhead1010 (2015-04-16 04:22)

お部屋がとてもきれい。あー掃除しなくちゃとおもいました・・・
by ちばおハム (2015-04-16 05:36)

私たち夫婦も子供がいないので、将来の老後はどうなるんだろうと、ときどき不安に思うことがあります。
子供がいたからといって、それに頼るようなことはしたくはないんだけど、下の世代とのつながりというか、そういうのがない暮らしってどうなんだろうか、とか。
とにかく、健康でいることが大切ですね。
by YAP (2015-04-16 08:10)

めぎさんのブログでドイツ人の親戚関係やそのつながりなど、いろいろ勉強になるわ。もちろんこれが平均と言うようなものではないでしょうが、日本人の親戚感だっていろいろですものね・・・
by mimimomo (2015-04-16 08:42)