SSブログ

アイデルの山 [トルコ北東部]

ddx.jpg

現在、4月中旬のイースター休暇中のトルコ北東部旅行記を連載中。

アイデルを去る前に、ちょっと奥まで行ってみることにした。村を突っ切る道路をずっと上っていくと、舗装道路ではなくなって、こんな表示板がある。これを見ても全然分からないのだが。分かるのは、この道が1397メートル以上で、一番高いところが2923メートルあるということだけ。
dd2.jpg


あそこが2923メートルなのかな。
dd3.jpg


あちこちに雪山の頂上が見える。夏には湯治客がトレッキングをするのかも。
dd4.jpg


ここに生えていた植物。
dd5.jpg


振り返っても山ばかり。
dd6.jpg


ここは眺めがいいからかベンチやらゴミ箱やらが設置されていたのだが、ゴミ箱がこんな状況になっていた。これ、雪の重みで?どうしてこうなったのか、ナゾ。ゴミ箱は新しそうだし、ゴミもそんなに古くないようだし、いったいいつどうしてこんな風になったのやら。
dd8.jpg


うちのドイツ人がもう少し先まで行ってみたいと言うので、行けるところまで行ってみることに。
dd7.jpg


すると、まだ雪の残るこんな川のような急流のような滝のようなのが見えたり・・・
dd9.jpg


落石の残るところがあったり・・・
dd10.jpg


滝から流れる水が川のように道をまたいでいるところがあったり。
dd11.jpg


そして道を横切った水はまた滝となって下へ流れ落ちていた。
dd12.jpg


ちょっとその辺りで車を駐めて撮影。水がとても綺麗で、その辺りの植物も興味深く、どちらにピントを合わせてよいものやら。
dd13.jpg
dd14.jpg


そこからもうちょっとだけ車を進めてみたが、対向も無理な山道となり、ずっと下っていくようでもあり、いったいどこまでつながっているかも分からないし、諦めた。こんな山奥でも電線はしっかりあるのよねえ。
dd15.jpg


戻ってくると、村の入り口付近に集団が。
dd16.jpg


修学旅行生のような、遠足のような。とっても楽しそうで賑やかな女子高生?女子大生?たちだった。
dd17.jpg


こうして、もうここに来ることは一生無いだろうね、と話しながらアイデルを後にした。トルコにはまた来たいけど、アイデルにはもう別に用はないわねえ、と。綺麗なところだけど、とにかくなにもかも高すぎる。

舗装道路の山道をひたすら下る。
dd18.jpg


山は春の色。あの家ではどんな暮らしをしてるのかしらね。
dd19.jpg


古い橋が見えたところでちょっと撮影に降りてみた。
dd20.jpg


雪解け水なのかな。なかなか激しい急流。
dd21.jpg


それを利用してか、下っていくとラフティングの人たちを何度か見かけた。
dd23.jpg


夏にはこういう古い橋を見学したりラフティングなどを楽しんだり温泉に寄ったりするツアー客がここにたくさん訪れるのだろう。
dd22.jpg


1時間ほど下ると、山はずいぶんやわらかい表情になった。
dd24.jpg


そしてまた黒海沿岸に戻ってきた。朝11時半頃のことである。ここから右(東)へまがり、まずはアルトヴィンを目指す。
dd25.jpg


つづく。

撮影: D600 + 24-70mm(F2.8)
nice!(33)  コメント(10) 

nice! 33

コメント 10

もんとれ

こういうところは全部パックされているツアーか、ラフティングやトラッキングのようにこの地形ならではのアクティヴを楽しむプランがいいのかもしれませんね。でも行ってみないと分からないものね…。アンカラ界隈のハイキング・ガイドも、50リラ出した海外観光客たちがいるから絶対下がらなくなったと聞いたのが15年前のことです。今はもっと高いんじゃないかな。地元民で混む食堂は1~3リラで主菜とパンはたっぷりいただけたから、世界どこでも同じだなと思いました。
by もんとれ (2014-05-21 04:22) 

Baldhead1010

>もうここには一生来ることはないだろう・・・。

そんな思いで万事事に当たらなければなりませんね。
by Baldhead1010 (2014-05-21 04:38) 

ちばおハム

夏の観光シーズンはたくさんの人が訪れるんでしょうね。
これだけの急流だとラフティングが楽しそうです。
by ちばおハム (2014-05-21 07:33) 

mimimomo

緑が豊富なところはほっとします。
人がいるところにはたくさん居るのね~ここは避暑地のようなところなのかしら。
by mimimomo (2014-05-21 09:57) 

テリー

女子高生or 女子大生は、あまりスマホを持っていないようですね。
ごみ箱がひっくり返されているのは、おそらく、熊の仕業ではないでしょうか?
日本でも、人が沢山いるところにも、出てくるようになりました。

by テリー (2014-05-21 10:56) 

engrid

険しい雪山を遠目に眺め
急流は、冷たい水、、素晴らしいけれども
避暑地には、最適なのかしら、、だから物価もたかいのかしら

by engrid (2014-05-21 17:13) 

ふーみん

ゴミ箱倒したの野生のクマかイノシシですかね?

by ふーみん (2014-05-21 18:16) 

ぽりぽり

旅なれているというか、普通の日本人は足を踏み込まない場所ではないでしょうか?アーチ状の石橋が印象的です。ゴミ箱は、どうみても施工が甘いですよね。
by ぽりぽり (2014-05-21 18:59) 

miffy

まだトルコにも外国人価格あるのかな・・・
私が訪れたころは、地元の人のメニューと観光客のメニューが違ってることもありました。
隣の人が食べてるものが欲しいと言ってももう売り切れだと言われたことも何度かありました。
by miffy (2014-05-21 23:12) 

Inatimy

車では行けないけど歩いてなら行ける、って言ってた道かしら。
だとしても歩いて行くのも怖いな・・・。 崖崩れもあるなんて。
橋と川のそばにある柵付きのテラス席、ここで飲んだり食べたりするのかしら。
いろんな緑の色に浮かぶような山の上の写真、キレイ〜♪
by Inatimy (2014-05-21 23:49)