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2022年春 ウィーン~シュプロン ブログトップ
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国境の居酒屋 [2022年春 ウィーン~シュプロン]

現在、一日おきで2022年の春旅の話を連載中。

崖を降りると、Marienstegという吊り橋がかかっていた。車の通れない橋である。
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イン河を見ながら渡ってみる。
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崖の上にはめぎたちの宿であるノイブルク城。
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その昔は渡し舟があったようだが、今は廃止されている。この橋が架かる前は、国境に架かる橋は8キロ先のパッサウか、反対側に8キロ先のシェアディンクという街かで、その間には無かったらしい。
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こうしてオーストリアに上陸。
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ここ、コロナで国境閉鎖していた間ってどうなっていたのかしらね。

さて、めぎたちはなぜここに来たかと言えば、橋を渡ればレストランがあったから。ここが宿から最も近いのだ。崖を降りて川を渡ってオーストリアに食べに行くのって面白いな~と。渡ったところに2軒ホテルと食事処が並んでいるのだが、めぎたちはちゃんとしたレストランのほうではなく、居酒屋の方へ。
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ここもコロナチェック無く入れたし、マスクもなし。
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早速地ビールを。
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賑やかですわ~みなさん地元の人たち。しかし、方言のリズムやメロディからこの辺の地元と分かるだけで、オーストリア人なのかバイエルン人なのかはめぎには聞き取れないけど。
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お昼に結構いいレストランでしっかり食べたので、夜は軽くにしよう、ということで…
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スープを注文。めぎはクレープみたいな薄いパンケーキを細かく切ったのが入っているフリタッテンズッペで…
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うちのドイツ人はこのオーナーさんお勧めのパンとチーズを丸めたものを揚げたのが入っているスープ。スープはどちらもとても美味しかった。
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スープだけにしようかと思っていたがもう少し食べられそうだったので、茹でたソーセージを追加。クレンという西洋ワサビを摺り下ろしたものがついている。パンもあったが、食べきれなかった。
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素朴だけど「らしい」食事を堪能し、大満足。ここではこうして日常が過ぎて言っているのだな、と感じながら、賑やかな人たちの方言のメロディを楽しんだ。
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食べたところはこちら。
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地図。

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まわり道で階段道を迂回する [2022年春 ウィーン~シュプロン]

現在、一日おきで2022年の春旅の話を連載中。

ここは、イン河沿いのオーストリア側のWernstein am Inn(イン河沿いのヴェルンシュタイン)と言う村の、めぎたちが晩御飯を食べたところ。
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この日の宿はこの川の向こうの…
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あの山の上の古城。あそこはドイツで、Neuburg am Inn(イン河沿いのノイブルク)というところ。
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再び吊り橋でイン河を渡る。
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渡り終えて、振り返る。おやすみなさい、オーストリア。また明日ね。
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さて、来る時に下った傾斜の激しい階段を昇るのは結構きつそうだなと思い…
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めぎたちはちょっと遠回りだけど回り道することにした。地図で言うと、左下のMarienstegと書かれている橋を渡り、そのまままっすぐ左へ森の中を伸びているギザギザの道が階段で、ぐるりと上の方へ行くLeithenからAm Burgbergへ回ってくる道を帰ったということである。泊まっているのはDie Neuburgというところ。



Leithenを歩き始めると…
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咲き始めのモクレンがあった。
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途中に置き忘れて放置されたかのような木があった。
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ぐるっと回るところに到達。
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可愛いお花。
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あっちはオーストリアなのよね~
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そしてここはドイツなのよね~ここに座って向こうを眺めながらみんな何を思うのかな。
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こんなお花も咲いていた。
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アルパカさんたちがうちのドイツ人に興味津々だった。
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このとき4月9日20時15分頃で、位置はドイツ南東の端。西側のデュッセルドルフならこの時刻にようやく日が沈むところだったが、ここは30分ほど日暮れが早い。
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この迂回道路、車が通れるのはここの住民のみ。川まで行くには途中までしか舗装されてなかったしね。
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夜景と朝食 [2022年春 ウィーン~シュプロン]

現在、一日おきで2022年春旅の話を連載中。

旅行一日目の夜、宿泊先の古城Neuburg am Innに戻ってきた。
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Neuburg am Innというのは「イン河沿いの新しい城」と言う意味なのだけど、古城。
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古城の敷地内をちょっと散歩。なかなか趣がある。
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イン河沿いは灯りがあるけど…
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反対側は真っ暗。ライトアップしてもこっち側は誰も見ないものね。
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イン河を見下ろす。あ、橋がライトアップされてる!
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さっきまであそこにいたのよね~
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下から見たら、お城が綺麗にライトアップされて見えてるってことね。
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そろそろ部屋に引き上げることにした。他に何もないし。
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ホテルになっている棟の中に、猫ちゃんが入り込んでめぎたちを待っていた。
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めぎたちが中に入ると、部屋の前までついてきてしまう。可愛いけど、部屋の中に入れたくはないので、ほら、こっちおいで、と何度も出口の方へ誘導し、やっと外へ追い出した。猫ちゃん、寒いかもしれないけど、ごめんね。

で、一夜明け、サクッと支度して出発。素泊まりなので、朝食は外へ。Dorfbäckerei Donaubauerという名前のパン屋さんの中。
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場所はここ。上の方に泊まっていたNeuburgがある。



このパン屋さん、この辺にまともなパン屋さんがここにしかないというのもあるが、かなり賑わっていた。めぎたちが来たときはパン屋さんに行列ができていて、中で食べるこの空間に入ったときはめぎたちだけだったのが、あっという間に満席に。
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そして、かなりのボリュームで非常に美味しかった。多すぎるので、めぎたちは半分ぐらい食べ、あとはサンドイッチにしてお弁当に持って行くことにした。
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外に出たら、警察の車が。あれれ、国境の見回り?駐車違反?と思ったら、警察官たちもパンを買いに来ていたのだった…ホント、ここしかないし、美味しいものね。
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めぎたちはこの後一路ウィーンに向かった。
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